*装幀・大久保明子
Jacket Photograph;Snap Photo/Orion Press
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*上472頁 / 下378頁
*発行 1998年
*カバー文
上
進歩的な両親のもとでのびのびと育ち、飛込みや木登りが得意な女の子が、やがて演技にめざめ、舞台女優としてデビュー。そしてハリウッドへ。アメリカ映画がいちばんしあわせな時代だった。生涯一度の結婚、キューカー監督との出会い、ハワード・ヒューズとの恋、主演映画の裏話など、女優キャサリン・ヘプバーンは回想する。
下
スペンサー・トレイシーとの27年間がついに語られる。出会い、愛しあい、そして訪れる永遠の別れ。それまで「私」中心だった彼女が、彼のすべてを受け入れ、愛した。自在につづられる人生のスケッチからは、幸福の香りがあざやかにたちのぼってくる。美しく歳を重ねることの充実感がある。訳者渾身の労作である年譜、訳注つき。
*目次
上
プロローグ
T 両親のこと / ハートフォード / フェンウィック / ブリン・マー
U ラディ / 駆出し時代 / 『戦士の夫』 / 初めてのハリウッド / 初期の出演映画
/ ニューヨークへもどる / 『湖』
V ジョージ・キューカー / リーランド / ハワード・ヒューズ / ハリケーン
/ L・B・メイヤー / 私の出た映画 / シェイクスピア / スペンサー
下
W メモリアル・デイ / ウィリー・ローズと彼のマセラッティ / 『小麦は緑』
X フィリス / ふれあい / 声 / 目 / よいお年を
Y 愛 / さよなら、カリフォルニアの家 / ディア・スペンス
おかげさまでここまで
キャサリン・ヘプバーンとその時代 ―― あとがきに代えて
おもな登場人物と映画作品に関する訳注
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