絶版文庫書誌集成
文春文庫 【な】
永井 龍男 (ながいたつお)
「回想の芥川・直木賞」 (かいそうのあくたがわなおきしょう)
中島 岳志 (なかじまたけし)
「血盟団事件」 (けつめいだんじけん)
*写真・三輪和美
デザイン・矢萩多聞
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*473頁 / 発行 2016年
*カバー文
昭和七年、前大蔵大臣・井上準之助、三井財閥総帥・団琢磨が襲撃された連続殺人事件。実行犯は茨城の大洗に拠点を構える「血盟団」だった。二十代の若者たちは、なぜ日蓮宗のカリスマ僧侶・井上日召に心酔し、凶行に走ったのか。最後の団員や元首相の証言、裁判記録などから“昭和史最大のテロ”の謎に迫る!
*目次
序章
第一章 若き井上日召
第二章 煩悶青年と護国堂
第三章 革命へ
第四章 一人一殺
終章
あとがき / 文庫版あとがき / 引用参考文献 / 解説 平野啓一郎
*関連書(サイト内リンク)
寺内大吉, 「化城の昭和史 二・二六事件への道と日蓮主義者」〈上下〉 中公文庫
中野 不二男 (なかのふじお)
「マレーの虎 ハリマオ伝説」 (まれーのとら)
永畑 道子 (ながはたみちこ)
「恋の華・白蓮事件」 (こいのはな・びゃくれんじけん)
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*270頁
*発行 1990年
*カバー・菊地信義
*カバー文
有夫の身でありながら年下の青年弁護士・宮崎竜介の子を身ごもった伊藤Y子、歌人の柳原白蓮。類まれな美貌に恵まれた彼女は、大正十年十月のある日、二回り年上の夫、九州の炭鉱王と呼ばれた伊藤伝右衛門のもとから奔り、前代未聞の“女からの絶縁状”を公開する。夫の出方しだいでは白蓮も竜介も姦通罪に問われる……。
夏堀 正元 (なつぼりまさもと)
「風来の人 ― 小説・高田保」 (ふうらいのひと・しょうせつたかだたもつ)
南條 範夫 (なんじょうのりお)
「英雄色を好む ― 小説 伊藤博文」 (えいゆういろをこのむ)
南條 範夫 (なんじょうのりお)
「幻の観音寺城」 (まぼろしのかんのんじじょう)
親本
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文藝春秋
*295頁
*発行 1981年
*装幀・竹内和重
*単行本
*帯文
無惨なり! 戦国乱世の美女たち
近江の名門六角氏の観音寺城に夜ごと徘徊する幽鬼。抗争渦巻く乱世。残虐な武将の飽くなき野望に曝させたのは狂女の恨みの刃だった