絶版文庫書誌集成・富士見書房・時代小説文庫【に】

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＊286頁 / 発行 1986年

＊目録文
天正九年夏、三人の男が阿武隈川を舟で下ってゆく。十五歳の少年伊達政宗と傅役片倉小十郎、そして忍者笹間弥三だった。政宗の型破りな好奇心が川下りによる敵地の偵察を思いつかせたのだった ―― 。奥州の一隅から海の彼方の世界にまで目をそそぎ、時代の先々を読む風雲児伊達政宗。乱世を生きぬいた波乱の人生を描く異色時代小説。