絶版文庫書誌集成
富士見書房・時代小説文庫 【お】
長部 日出雄 (おさべひでお)
「津軽風雲録」 (つがるふううんろく)
長部 日出雄 (おさべひでお)
「源義経」 (みなもとのよしつね)
*289頁 / 発行 1990年
*カバー画像はありません。
*目録文
―― そうか、われは源氏の子か。いくさの神の八幡太郎義家の血がわが体の中に……。母・常盤の口から思わずもれた本当の父の名を知り、義経は源氏再興の決意を固めた。意表をつく奇襲、大胆な決断、稲妻のような速攻で中世のヒーローとなり兄・頼朝に追われた義経の波乱にみちた悲運の生涯を奥州と謎の義経伝説に迫る! (武蔵野次郎)
大佛 次郎 (おさらぎじろう)
「赤穂浪士 (上下)」 (あこうろうし)
*上537頁・下544頁 / 発行 1981年
*目録文
「覚えたか!」大喝一声、浅野内匠頭は吉良上野介めがけて斬りつけた。元禄十四年江戸城内のことである。即日切腹・領地没収、将軍綱吉の過酷な措置い主君の怨みをすすぐべく起った家老大石内蔵助ら赤穂四十七士。仇討阻止を図る米沢藩家老千坂兵部、虚無の剣士堀田隼人などを配し、独自の史観で描く「忠臣蔵」。
*解説頁・河盛好蔵