*カバー装画・風間完
(画像はクリックで拡大します)
|
* 326頁 / 発行 1987年
*カバー文
羽子板のモデルにまでなった江戸三小町――音羽小町のお蝶、神田お玉が池の娘お組、時は文化十二年春、深川小町のお蓮が水死体で発見された。初七日の晩、押し絵の首を切り裂いたお蓮の羽子板が彼女の実家に投げこまれる。ついで音羽小町のお蝶が乳の下をえぐられて殺され、しかも死体のうえには首を切られた羽子板が…。そして、人形佐七の初登場―。
女にモテすぎるのが玉に傷、美男目明かし人形佐七の初手柄話をはじめ著者自らが選んだ傑作捕物八篇。
*目次
羽子板娘
恩愛の凧
浮世絵師
石見銀山
吉様まいる
水芸三姉妹
色八卦
うかれ坊主
解説 武蔵野次郎
|