絶版文庫書誌集成

角川文庫 【の】

野坂 昭如 (のさかあきゆき)
「ゲリラの群れ」 
(げりらのむれ)


(画像はクリックで拡大します)

*386頁
*発行 昭和45年
*カバー装幀・黒田征太郎K2

*カバー文
「ゲリラの群れ」は、野坂さんの小説の中では珍しく、ぼやきだけにとどまらずに、攻撃的な痛快な小説である。カンパイはじめ、機智横溢、鬼才縦横のゲリラたちが舌一枚をたよりに、片っ端から巨大権力に挑戦してまわる。われわれ非力な庶民は、胸のつかえが下りて快哉を叫ばずにはいられない。(田辺聖子・解説より)

*解説頁・田辺聖子