絶版文庫書誌集成

角川文庫 【ち】

チェ ゲバラ著・高橋 正訳 (Che Guevara・たかはしただし)
「ゲバラ日記」
(げばらにっき)


*旧版カバー
(画像はクリックで拡大します)


*平成2年刊「リバイバル・コレクション(PARTV)」版カバー
 カバーデザイン・鈴木一誌

*248頁
*発行 1969年

*目録文
文学を愛し医学を志しながら生涯をゲリラ戦に捧げた革命家の真実の声。


チェーホフ著米川 正夫訳
「イワーノフ」


(画像はクリックで拡大します)

*118頁 / 旧仮名旧字体
*発行 昭和39年
*カバー画像・平成2年発行「リバイバル・コレクション」版カバー

*カバー文
ロシア文学最高の劇作家が描く、限りを知らぬロシア的情熱。潔白な魂を持ちながらも皆に馬 鹿よばわりされるイワーノフと、彼を愛する二人の女性をめぐる著者最初の長編戯曲。


千野 帽子編 (ちのぼうし)
「富士山」
(ふじさん)


*カバーイラスト・伊藤絵里子
 カバーデザイン・大武尚貴
(画像はクリックで拡大します)

*332頁 / 発行 2013年

*カバー文
日本一の山、富士。古今東西の作家がこの秀峰を愛で、小説、紀行、エッセイに著し、俳句短歌に詠み込んできた。国の象徴、火山、霊峰、信仰の場、登山、新幹線からの眺め。さまざまな顔と文化的側面を持つ富士山。草野心平、太宰治、夏目漱石、永井荷風、丸谷才一、森見登美彦、星新一、岡本かの子、山下清、若山牧水、尾崎一雄、井伏鱒二、川端康成、赤瀬川原平、沢野ひとし、新田次郎の名文で、鮮やかに描かれる!

*目次
富嶽百景 太宰治
三四郎(抄) 夏目漱石
日和下駄 第十一 夕陽 附 富士眺望 永井荷風
三四郎と東京と富士山(抄) 丸谷才一
この文章を読んでも富士山に登りたくなりません 森見登美彦
竹取物語(口語訳)(抄) 星新一
宝永噴火(抄) 岡本かの子
富士山 山下清
四辺の山より富士を仰ぐ記 若山牧水
美しい墓地からの眺め 尾崎一雄
大空の鷲 井伏鱒二
富士の初雪 川端康成
天と富士山 ── 【東京】 赤瀬川原平
懐かしの山 沢野ひとし
春富士遭難 新田次郎
 空耳畑ときどき凄い富士が出る 千野帽子