
*カバーイラスト・伊藤絵里子
カバーデザイン・大武尚貴
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*332頁 / 発行 2013年
*カバー文
日本一の山、富士。古今東西の作家がこの秀峰を愛で、小説、紀行、エッセイに著し、俳句短歌に詠み込んできた。国の象徴、火山、霊峰、信仰の場、登山、新幹線からの眺め。さまざまな顔と文化的側面を持つ富士山。草野心平、太宰治、夏目漱石、永井荷風、丸谷才一、森見登美彦、星新一、岡本かの子、山下清、若山牧水、尾崎一雄、井伏鱒二、川端康成、赤瀬川原平、沢野ひとし、新田次郎の名文で、鮮やかに描かれる!
*目次
富嶽百景 太宰治
三四郎(抄) 夏目漱石
日和下駄 第十一 夕陽 附 富士眺望 永井荷風
三四郎と東京と富士山(抄) 丸谷才一
この文章を読んでも富士山に登りたくなりません 森見登美彦
竹取物語(口語訳)(抄) 星新一
宝永噴火(抄) 岡本かの子
富士山 山下清
四辺の山より富士を仰ぐ記 若山牧水
美しい墓地からの眺め 尾崎一雄
大空の鷲 井伏鱒二
富士の初雪 川端康成
天と富士山 ── 【東京】 赤瀬川原平
懐かしの山 沢野ひとし
春富士遭難 新田次郎
空耳畑ときどき凄い富士が出る 千野帽子
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