絶版文庫書誌集成

河出文庫 【ち】

近松 門左衛門 (ちかまつもんざえもん)
「現代語訳 曾根崎心中」
(そねざきしんじゅう)


*カバーデザイン・渡辺和雄
(画像はクリックで拡大します)

*467頁 / 発行 2008年

*カバー文
愛し合いながらも金や他人に翻弄され一緒になれず、死を選んだお初と徳兵衛。元禄・大坂で起きた実話を元に描かれ、心中を社会現象までにした歴史的作品「曾根崎心中」。他「冥途の飛脚」など、優れた洞察力と美しい日本語で、当時から「作者の氏神」との呼び声高い近松門左衛門の傑作六篇を収録。舞台を知る役者たちが近松の詞を現代に甦らせる。

*目次
冥途の飛脚 高野正巳訳(たかのまさみ)
 一 / 二 / 三 道行 相合駕籠
曾根崎心中 宇野信夫訳(うののぶお)
  観音回り / 一 / 二 / 三 道行
堀川波鼓 田中澄江訳(たなかすみえ)
 一 / 二 / 三
心中天の網島 田中澄江訳
 一 / 二 / 三
女殺油地獄 宇野信夫訳
 一 / 二 / 三
国姓爺合戦 飯沢匡訳(いいざわただす)
 一 / 二 はまづたい / もころしぶね / 千里が竹 / 三 / 四 栴檀女道行 / 碁立軍法(九仙山) / 五
注釈 池田弥三郎


チュリ―・ガラード著 加納 一郎訳 (Cherry-Garrard かのういちろう)
「世界最悪の旅」
(せかいさいあくのたび)


(画像はクリックで拡大します)

*320頁
*発行 1984年

*目録文
南極点をきわめながら、帰らなかった悲劇のスコット隊の隊員が綴る凄絶・迫真のノンフィクション


長 璋吉 (ちょうしょうきち)
「私の朝鮮語小辞典 ソウル遊学記」
(わたしのちょうせんごしょうじてん)


(画像はクリックで拡大します)

*254頁
*発行 1985年

*目録文
ソウルでの留学生生活を語りながら、生活のなかの朝鮮語の生きた使い方を教えてくれる便利な案内記