
*カバーデザイン・加藤賢策(東京ピストル)
カバー写真・田中雄一郎
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*342頁 / 発行 2009年
*カバー文
暴力と、苦難と、生命の安さが当たり前のギリギリの場所で、心身の痛みが“生”そのものであるような、どこかこわれた人間たち。絶望の淵、一歩手前で彼らが垣間見る澄明な「救い」とは ── 。〈カーヴァ―以来最も力強く衝撃的!〉と評され、アップダイクも絶賛した鮮烈なデビュー短編集。ベトナム戦争が舞台の表題作、進行性のガンに蝕まれた女性の切実な語りによる「わたしは生きたい!」ほか、十編を収録。
*目次
PartT
拳闘士の休息 / ブレーク・オン・スルー / 黒い光
PartU
ワイプアウト / 蚊 / アンチェイン・マイ・ハート
PartV
“七月六日以降、当方自らの債務以外、一切責任負いません” / シルエット
/ わたしは生きたい!
PartW
白い馬 / ロケット・マン
訳者あとがき / 文庫版へのあとがき
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