絶版文庫書誌集成

講談社文庫 【れ】

レヴィ=ストロース著 室 淳介訳 (むらじゅんすけ)
「悲しき南回帰線」(上)
 (かなしきみなみかいきせん)


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*上巻・286頁
*発行 昭和46年
*カバー装画・ボジアーユ / カバーデザイン・高松次郎
*上下巻全二冊

*カバー文
クロード・レヴィ・ストロースはフランスの文化人類学者。実存主義につづく構造主義の代表。ブラジルのサン・パウロ大学教授となり、滞在中、四つの部族を調査「悲しき南回帰線」に結実。本巻は1939年、ナチスの圧迫をさけてアメリカへむかう頃の記録などの自伝的前文をふくむ。本邦最初の完訳ここに成る。