絶版文庫書誌集成

現代教養文庫

「世界の歴史(全12巻)」 (せかいのれきし)


*チラシ画像 (画像はクリックで拡大します)

*チラシ文
驚異の「馬王地漢募」、壮大なる実験「文化大革命」
あなたは渦まく時の重なりを生きる

〈特色〉
@各巻のどの章も完結した物語であり、読者は、どこからでも読み始めることができます
A文章は小説的で読みやすく、時には、推理小説的な興奮をさそいます
B楽しみながら読みすすめることにより、おのずから世界史の大勢をつかむことができます
C携帯に便利なポケット版です


*全巻の構成とチラシ文 タイトル(青文字)をクリックするとカバー画像が見られます。

1 「文明のあけぼの」 江上波夫 ・三浦一郎・山口修著 313頁 / 発行1974年
   “原人”発見の物語から始まって、ノアの洪水や、ピラミッドの墓泥棒など、興味つきぬ叙述で綴る

2 「古代ヨーロッパ」 秀村欣二・三浦一郎著 300頁 / 発行1974年
   ホメロスによって語られ、シェイクスピアが好んで描いた古典ヨーロッパの一大ドラマを展開

3 「東洋の古典文明」 松本雅明・山口修・山崎利男著 323頁 / 発行1974年
   昔から言い伝えられた故事を解明しながら、大陸草創期における覇者交代劇を興味深く描く。

4 「六朝と隋唐帝国」 布目潮風・山口修・山崎利男著 293頁 / 発行1974年
   三国分立の時代から、大唐帝国の滅亡まで、めまぐるしい王朝の興亡、英雄、豪傑の活躍を綴る。

5 「中世ヨーロッパ」 堀越孝一・三浦一郎著 288頁 / 発行1974年
   西ローマ帝国の滅亡からジャンヌ・ダルクの処刑まで、破乱に富んだヨーロッパ千年の歴史を綴る。

6 「宋朝とモンゴル」 栗原益男・山口修・護雅夫著 285頁 / 発行1974年
   宋朝とモンゴル五代十国の時代から、宋の繁栄、チンギス汗の登場、元の崩壊までを、豊富なエピソードで綴る。

7 「文芸復興の時代」 赤井彰・山上正太郎・相田重夫著 313頁 / 発行1974年
   探検、発見の時代から筆を起し、中世世界が曲折を経て宗教改革、ルネサンスを迎える過程を描く。

8 「アジア専制帝国」 山本達郎・山口修・石橋秀雄・荒松雄・護雅夫著 307頁 / 発行1974年
   大明帝国の出現から、李氏朝鮮の建国、大清帝国の完成、オスマン・トルコ帝国の成立を活写。

9 「絶対主義の盛衰」 大野真弓,山上正太郎・相田重夫・吉田輝夫著 300頁 / 発行1974年
   イギリス、フランス、ロシア、オーストリアに栄えた宮廷文化華やかなりし時代を描く。

10 「市民革命の時代」 清水博,山上正太郎、赤井彰・相田重夫著 311頁 / 発行1974年
   合衆国の成立、産業革命の進展、ナポレオンの登場等が象徴する市民革命の時代を辿る。

11 「帝国主義への道」 石橋秀雄・山上正太郎・相田重夫・清水博他著 328頁 / 発行1975年
   革命の気運とその後の反動の嵐、帝国主義国家のアジア、アフリカへの侵略を描く。

12 「二十世紀の世界」 宍戸寛,山上正太郎・野村浩一・吉田輝夫著 317頁 / 発行1975年
   第一次大戦、ロシア革命、第二次大戦、中国革命等、現代史の骨格を活写する。