絶版文庫書誌集成
現代教養文庫 【は】
ハイネ著 万足卓訳編 (Heine・まんぞくたく)
｢愛と情熱と真実 ハイネの言葉｣ (あいとじょうねつとしんじつ)
＊306頁 / 発行 1964年
＊カバー画像はありません。
＊目次
Ⅰ 情熱と偉大
情熱 / 夢 / 偉大
Ⅱ 社会と民族
社会 / 民族 / 金
Ⅲ 恋愛と女性
恋愛 / 女性 / 結婚
Ⅳ 文学と芸術
文学と作家 / 言葉 / 芸術
Ⅴ 神と悪魔
宗教 / 聖書 / 神 / 悪魔
Ⅵ 思想と政治
思想と思想家 / 政治 / 革命
Ⅶ 放浪と宿命
ふるさとと母 / 放浪 / 宿命
ハイネ小伝 / あとがき
ハイネ著 番匠谷 英一訳 (Heine・ばんしょうやえいいち)
｢ハイネ恋愛詩集｣ (はいねれんあいししゅう)
＊216頁 / 発行 1953年 / 社会思想研究会出版部名義
＊カバー画像はありません。
＊目次
歌の本 / 若き日の悩み / 抒情?曲 / 帰鄕 / ハルツ紀行より / 新詩集 / 新しき春 / さまざまの姿 / 浪曼詩 / 解説
ハインリヒ・デュモリン著 戸川 敬一訳 (Heinrich・Dumoulin とがわけいいち)
｢生きるよろこび｣
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＊178頁 / 発行 1955年 / 社会思想研究会出版部名義
＊目次
大いなるよろこび / 天の聖父 / 万物には始めもあり終りもある / 生ける神 / 美しき世 / みはからい / 神の子として歩む / 救い / 仏陀とキリスト / 光よりの光 / イエズスの生涯 / 十字架 / 復活 / キリストの母 / 救われたるもの / 愛のきずな / 愛はよろこび / われらはみな兄弟 / 真理と愛 / 母なる教会 / 愛は死よりも強し / 永遠の生命 / 地上の人々に平安あれ
ハインリッヒ・デュモリン (Heinrich,Dumoulin)
｢近代思想とキリスト教｣ (きんだいしそうときりすときょう)
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＊248頁 / 発行 1953年 / 社会思想研究会出版部名義
＊カバー文
近代思想への眞實の対決は現代人の何人も避け得ぬ義務である。マルクス主義、資本主義、自然科学的世界觀、実存主義、等近代の思想を検討する。本書は、現代社会についての廣い視野と、若い世代への行動の指針とを興えるものである。
＊目次
近代思想を形成する批判精神
一 近代的精神と信仰
二 科学的批判と唯物論
(一) 批判的精神・近代自然科学・唯物論 / (二) 西洋思想史にあらわれた唯物論 / (三) 唯物論を反駁する実在
三 哲学的批判の三つの形相
(一) デカルトの方法論的懐疑 / (二) カントの批判哲学 / (三) 批判的精神の最終段階 / (四) 自律的人間の?落
四 個人主義の社会批判
(一) マキャヴェリズム / (二) ホップスの｢レヴィアサン｣ / (三) 自由を告知するルソー
経済における自由主義と資本主義
一 経済的自由主義の理論 / 二 資本主義と資本主義精神 / 三 資本主義とキリスト教
マルキシズムの思想
一 マルクスとマルキシズム
(一) マルキシズムの魅惑 / (二) マルキシズムの根本理論 / (三) マルキシズムへの批判 / (四) マルキシズムの社会論 / (五) 群集と人格 / (六) マルキシズムのメシアニズム
二 マルキシズムの人間像
(一) 新しい人間型 / (二) マルキシズム的人間 / (三) マルキシズム的人間像の批判 / (四) 社会改革をめざして ─ カトリック社会論
実存主義とその克服
一 実存主義の系譜
二 不安とは
(一) ｢不安の?念｣ / (二) 不安に憑かれたもの / (三) 楽園への概愁
三 不安に抗して
(一) 『ひと』への?落 / (二) 活動への没頭 / (三) 自然への逃避 / (四) 英雄性の態度
四 不安の克服
(一) 物質的・肉体的領域において / (二) 形而上的領域において / (三) 倫理的・宗教的領域において
課題としての近代の終末 ─ 結語にかえて
(一) 技術とその結果 / (二) 大衆と人格 / (三) ニヒリズムから救うもの
ハインリヒ デュモリン著・戸川 敬一訳 (Heinrich Dumoulin・とがわけいいち)
｢全き人間｣ (まったきにんげん)
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＊241頁 / 発行 1952年 / 社会思想研究会出版部名義
＊新訂版 228頁 / 発行 1970年
＊目次
人格陶冶の基礎
一、偉大なるもの―人間 / 自然と恩寵
二、自然的能力の陶冶
(一) 肉体について
(二) 知性の発展
(三) 意志の鍛錬 / 男らしさ
(四) 心情の優雅 / 女性の魂
(五) 精神力の調和
三、性格について
肉的生活
一、孤独 / 二、読書 / 三、反省 / 四、祈り / 五、信仰と生活
徳の追求
一、徳と善
二、四つの枢要徳
(一) 賢明
(二) 正義
(三) 剛毅
イ、勇気 / ロ、忍耐 / ハ、殉教の理念について
(四) 節制
イ、愼しみ
ロ、貞潔
エロスと結婚 / 童貞の理念について
ハ、柔和
ニ、謙遜 / 三、愛 ─ ｢完徳の結び｣
現代ヒューマニズムと全き人間 ─ 結語にかえて
萩原 朔太郎著 伊藤 信吉編著 (はぎわらさくたろう・いとうしんきち)
｢朔太郎のうた｣ (さくたろうのうた)
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＊238頁 / 発行 1964年
＊目次
旅上 ── 愛憐詩篇
黒い風琴 ── 音楽詩篇
地面の底の病気の顔 ── 『月に吠える』(上)
恋を恋する人 ── 『月に吠える』(下)
群集の中を求めて歩く ── 都会詩篇
公園の椅子 ── 郷土望景詩
薄暮の部屋 ── 『青猫』(上)
蝶を夢む ── 『青猫』(下)
漂泊者の歌 ── 『氷島』より
郵便局 ── 散文詩
萩原朔太郎の業績
萩原朔太郎年譜
萩原 龍夫 (はぎわらたつお)
｢祭り風土記(上下)｣ (まつりふどき)
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＊上272頁 / 下297頁 / 発行 1965年
＊目次
上
まえがき
祭りの見かた・理解のしかた
1 祭りへの理解
2 生活のリズム
3 祭りの季節
4 祭りの場
5 集団の息吹
ア 競技 / イ 神人交流 / ウ 神人饗宴 / エ 演技
6 祭りと民俗
東北
概観
青森県 弘前のねぶた
岩手県 早池峯山麓の山伏神楽 / 毛越寺の延年舞
宮城県 木下白山社の神楽・舞楽
秋田県 小豆沢大日堂の｢ざいどう｣
山形県 羽黒の松例祭 / 黒川能
福島県 羽山ごもり / 大倉の熊祭り
関東
概観
茨城県 鹿島の祭頭祭
栃木県 日光の強飯式
群馬県 貫前神社の年中神事
埼玉県 渡瀬の座祭り / 奥富の白酒祭
千葉県 どろんこ祭り
東京都 浅草寺の三社祭り / 徳丸赤塚の田遊び
神奈川県 国府祭り
中部
概観
新潟県 王神まつり / 新穂の山王祭り / 岩船まつり
富山県 八尾の｢風の盆｣
石川県 気多の鵜まつり / お熊甲の祭り
福井県 栗田部のおらい祀 / 宇渡西まつり
山梨県 天津司舞
長野県 諏訪の｢おんばしら｣ / 武水別の頭人祭り
岐阜県 長滝の六日まつり / 高山祭り
静岡県 藤守の田遊び / 西浦の田楽
愛知県 三河の花まつり / 国府宮の裸祭り / 津島祭り
写真提供者一覧 / 祭りの暦
下
近畿
概観
三重県 神崎のゲーター祭り / 伊賀地方のかぎ引き / 二木島の当屋祭り
滋賀県 馬淵の宮座 / 中山の芋競べ祭り / 下笠の｢おこない｣と｢お馬のかみ｣
京都府 鞍馬の竹切りと火祭り / 賀茂の｢みあれ｣と｢みかげ｣ / 祇園祭り / 宇治の大幣神事
大阪府 住吉のお田植 / 野里の一夜官女
兵庫県 上鴨川宮座神事 / 曾根天満宮の｢ひとつもの｣
奈良県 春日若宮おん祭り / 東大寺二月堂のお水取り / ちゃんちゃん祭り / 西九条の秋祭り
和歌山県 那智の火祭り・扇祭り / 古座の船まつり
中国・四国
概観
鳥取県 八束水の百手神事 / うわなり打ち神事
島根県 美保の青柴垣神事 / 佐太神能
岡山県 吉川八幡頭祭り / 備中荒神神楽
広島県 芸北のはやし田 / 厳島神社の年中神事
山口県 小俣の笑い講 / 忌宮のスッポーディ
徳島県 椿泊のあばれ祭り
香川県 金刀比羅宮のこども頭人
愛媛県 大山祇神社のひとり相撲 / 新居浜の太鼓台
高知県 吉良川のおんだ祭り / 本川神楽
九州
概観
福岡県 等覚寺の松会 / 筥崎宮の玉せせり / 博多の祇園山笠
佐賀県 浮立さまざま
長崎県 三井楽のオーモンデー踊り
熊本県 阿蘇の御田植
大分県 岩戸寺の鬼会 / 櫛来のケベス祭り
宮崎県 高千穂神楽
鹿児島県 細山田の正月祭り / 佐多のミサキ祭り / 奄美大島のノロの祭り
祭り用語解説 / 祭り暦 / 写真提供者一覧 / あとがき
間 羊太郎 (はざまようたろう)
｢ミステリ百科事典｣ (みすてりひゃっかじてん)
＊装幀・渡辺東
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＊462頁 / 発行 1981年
＊カバー文
かつて江戸川乱歩はカーの『三つの棺』の中で探偵役が密室講義をする件に触発され、全トリックについて｢こういうものが書けたら面白いだろうという野望のようなものを持｣ったという。その野望は一般向けの読みものとしては一部しか実現されなかったが、実際にはこの『ミステリ百科事典』のようなものを考えていたのかも知れない。
SF・怪奇小説から純文学にまで及び、身近な素材からトリックの千変万化を説き起こしてゆく本書は、さながらミステリーの博物誌という趣があり、ミステリ・マニアはもとより一般の読者にも、興味をそそる一大パノラマを望見させること間違いない。
＊目次
第一巻 ― 人体
眼 眼球 網膜 視力 色盲 瞼 光る眼 盲 義眼 涙
手 手 指 爪 腕
血 血液 血液型 出血 凝血作用 血友病 血痕
首1 生首 首の切断 生首の運搬 生きている生首 首の再生 乾首 首の復元
首2 首のすげ替え ばらばら屍体 ギロチン 首実検
第二巻 ― 生物
猫 猫 猫の習性 猫の眼 猫の殺人
犬 犬 犬の習性 犬の嗅覚 犬の殺人 犬と主人 犬の替玉トリック
虫 甲虫 蟻 蜂 蝿 蝶
花 花の女王・バラ バラのトゲ 花のトリック 花壇のトリック 花の種子 人間花
第三巻 ― 風物
雪 雪のトリック雪と足跡雪だるまスキー雪女
氷 氷のトリック 氷 冷凍 冷凍人間 冷蔵庫
クリスマス XmasとX`mas 12月25日 サンタクロース クリスマス・プレゼント クリスマス・カード クリスマス・ツリー ベツレハムの星 七面鳥(ターキー) クリスマス・キャロル
第四巻 ― 事物
電話 電話トリック 電話番号 盗聴 いたずら電話 間違い電話 長距離電話
時計 時計 腕時計 懐中時計 目覚し時計 夜光時計 砂時計 日時計 文字盤(ダイアル) 針
人形 人形 蝋人形 生人形 藁人形 雛人形 菊人形 おもちゃの人形
蝋燭 ローソクとトリック ローソクとムード―百物語 ローソクと幻想 ローソクと落語 ローソクと拷問 ローソクと漫画 ベル=ブック=アンド=キャンドル 燭台 シャンデリア 屍蝋 あぶり出し(隠しインキ)
手紙 手紙 書簡体のミステリー 宛名のない手紙 差出人不明の手紙 死人からの手紙 白紙の手紙 手紙が発端になるミステリー 偽手紙 幸運の手紙 恋文 盗まれた手紙
郵便 封筒 切手 ポスト 配達 郵便配達夫 ペン・フレンド
遺書 遺書 遺書のトリック
別巻 ― あらかると
宝石 犯罪者に弄ばれた“美女たち” ますます磨きのかかる化粧術 愛は惜しみなく奪う ウンと運を共にした宝石 宝石をめぐる鬼ごっこ 宝石にうつつを抜かした巨匠たち
たばこ 命のつぎにタバコを愛した男 ゲルベ・ゾルテは安物タバコ？ マーク・トウェーンと禁煙の秘伝
ギャンブル トランプの意味 五枚のキング モンテカルロ物語 放射能とサイコロ 八百長競馬のトリック 最も危険な賭
著者について一言(大坪直行)
｢ミステリ博物館｣と私(大谷羊太郎)
『ミステリ百科事典』解説(新保博久)
索引
イラスト・渡辺東
八宗会 編著・小川光三撮影 (はっしゅうかい・おがわこうぞう)
｢奈良の名宝｣ (ならのめいほう)
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＊228頁
＊発行 1965年
＊目録文
日本文化発祥の地・奈良にある名宝の百余点を厳選し、豊富な写真・解説・交通を付し作品鑑賞に役立てる。編者は奈良在住の若い僧
＊目次
奈良の名宝
名宝所在地略図
あとがき
服部 伸六 (はっとりしんろく)
｢アフリカ歴史人物風土記｣ (あふりかれきしじんぶつふどき)
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＊192頁 / 発行 1993年
＊紹介文
歴史に名をとどめる人物の生涯をたどり｢知られざるアフリカ｣の真実を読む。
＊目次
マダガスカル / ダホメの女戦士アマゾン / モロッコ独立の志士たち / デダン・キマチマウマウ団の“将軍” / 消えたパンアフリカニズム / 〈赤髭〉地中海の水軍の王 / ディヤロ・テリの殉難 / パトリス・ルムンバの殉教 / イブン・ハルドゥーンの生涯と学問 / コンゴの女王ベアトリスの闘い / ガマル・アブデル・ナセルの大きな夢 / サモリ、最後の抵抗者 / イブン・バトゥータの世界旅行 / ウーフェ・ボアニの静かな闘い / フランシスコ・フェリックス・ダ・スーザ
服部 伸六 (はっとりしんろく)
｢カルタゴ ― 消えた商人の帝国｣ (Carthago)
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＊265頁 / 発行 1987年
＊カバー文
もろもろの文明を作ったわれわれ、今や、このわれわれは知っている。われわれもまた死すべきものであることを。
亡んでしまった世界があったこと、その人民のすべて、その所持していた器具のすべてと共に海底ふかく沈んでしまった幾多の帝国があったということを聞いたことがある……地表の土すべては灰から出来ており、その灰は何ものかを意味していることもわれわれはよく知っている。われわれは歴史の厚みを通して財物と精神とを満載していた巨大な船の亡霊を見たことがある。 ポール・ヴァレリイ『ヴァリエテ(Ⅰ)』｢精神の危機｣より
＊目次
Ⅰ カルタゴへの道
Ⅱ 海洋帝国の誕生
Ⅲ カルタゴの大航海時代
Ⅳ ローマとの攻防
Ⅴ カルタゴの六六〇年
Ⅵ フェニコ=カルタゴの世界
Ⅶ カルタゴの教訓
｢あとがき｣に代えて
服部 辨之助 (はっとりべんのすけ)
｢二宮尊徳の哲学｣ (にのみやそんとくのてつがく)
＊現代教養文庫リバイバル・セレクション版カバー
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＊218頁 / 発行 1952年 / 社会思想研究会出版部名義
＊目次
『二宮尊德の哲学』と服部君 杉森孝次郎
序 / 文庫版序
第一篇 序?
第一章 尊徳の生涯
一 生たち / 二 青年時代 / 三 三十而立 / 四 櫻町復興 / 五 天保饑饉 / 六 忠真の死 / 七 幕臣時代 / 八 晩年
第二章 社会事業家としての尊徳
一 尊徳の時代 / 二 尊徳の経済思想 / 三 尊徳の政治思想 / 四 社会事業家としての尊徳
第二篇 哲学
第三章 真正なる哲学者としての尊徳
一 尊徳は所謂学者に非ず / 二 哲学及び哲学者 / 三 哲学の対象 / 四 独立思考 / 五 哲学と実行
第四章 真理
一 『二宮翁夜話』第二話 / 二 真理 / 三 科学的真理 / 四 哲学的真理の分析 / 五 哲学的真理は存在するか / 六 哲学的真理の創造 ── 人間主義 / 七 哲学的真理と新しき神 / 八 哲学と芸術 / 九 哲学と科学、哲学の出発点
第五章 天道人道
一 尊徳の真理論 / 二 天道 / 三 人道の必要、文明 / 四 尊徳の欲望観 / 五 尊徳の人間主義 / 六 尊徳の善悪論 / 七 尊徳の老子批判 / 八 尊徳の悟道論 / 九 人道を立てる者 / 十 尊徳の真理論の不徹底 / 十一 人間独立の宣言者
第六章 正しき個人主義
一 尊徳の哲学的真理 / 二 自己の成長 / 三 自己の社会化―生涯主義 上 社会的権利としての生産 / 四 自己の社会化―報徳 下 社会的義務としての生産 / 五 機能主義―両全の道 / 六 正しき個人主義
第七章 偉大なる凡人
一 真理の体現者 / 二 中庸 / 三 至誠 / 四 偉大なる凡人
附録 / 尊徳と荀子 / 文献
服部 竜太郎 (はっとりりゅうたろう)
｢世界名演奏家事典｣ (せかいめいえんそうかじてん)
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＊294頁 / 発行 1960年 / 社会思想研究会出版部名義
＊目次
はしがき
指揮者
〈指揮者を知るために〉
ピアニスト
〈ピアニストを知るために〉
ヴァイオリニスト
〈ヴァイオリニストを知るために〉
チェロ・オルガンその他の楽器奏者
〈チェリスト・オルガニストを知るために〉
女声歌手
〈女声歌手を知るために〉
男声歌手
〈男声歌手を知るために〉
交響楽団
〈交響楽団を知るために〉
室内楽団
〈室内楽を知るために〉
合唱・合奏団
作曲家と楽曲の索引
服部 龍太郎 (はっとりりゅうたろう)
｢世界民謡集 歌の風土記｣ (せかいみんようしゅう)
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＊171頁 / 発行 1959年 / 社会思想研究会出版部名義
＊目次
はしがき / イタリアの民謡 / サンタ ルチア / 帰れ ソレントへ / フニクリ フニクラ / わが太陽よ / カプリ島 / ゴンドラの船頭の唄 / スペインの民謡 / ラ パロマ / フランスの民謡 / ラ マルセイエーズ / アヴィニョンの橋で / わがノルマンディ / 王さまの行進 / スイス民謡 チロールの山の歌 / ドイツの民謡 / ローレライ / ＜ライン河にそって＞ / ぼだい樹 / 野ばら / もみの樹 / きよき夜 / 眠りの精 / ロシアの民謡 / ヴォルガの舟曳き唄 / ステンカ ラージン / 赤いサラファン / 黒い瞳 / 安楽椅子で / フィンランド民謡 フィンランドの森 / イギリスの民謡 / ゴット セーヴ ザ キング / 埴生の宿 / スコットランドの民謡 / ほたるの光 / ロック ロモンド / 故郷の空 / アンニー ローリー / アイルランドの民謡 / ロンドンデリーの歌 / 庭の千草 / アメリカの民謡 / 星をちりばめた旗 / ヘール コロンビア / ディキシー ランド / ヤンキー ドゥードル / ジングル ベル / なつかしのヴァージニア / シェナンドー / 峠のわが家 / 黒人霊歌 / 深い河 / 楽しくゆれて / いかでか人ぞ知る / フォスター / 郷里の年寄りたち / わがケンタッキーの家 / 年寄り黒人ジョー / ハワイ民謡 アロハ オエ / メキシコ民謡 ラ クカラチャ / アルゼンチン民謡 ラ ビダリータ / チリ民謡 アイ アイ アイ
服部 龍太郎 (はっとりりゅうたろう)
｢日本民謡集 ふるさとの詩と心｣ (にほんみんようしゅう)
＊旧版カバー
＊新版カバー
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＊259頁 / 発行 1959年 / 社会思想研究会出版部名義
＊新版 553頁 / 発行 1969年
＊カメラ 土門拳 川島浩 藤本四八 田村茂 林忠彦 渡辺雄吉
＊目次
はしがき
関東・甲信越地方
お江戸日本橋 東京都 / 大島節 東京都 / 箱根馬子唄(箱根八里)神奈川県・静岡県 / 麦打唄(棒うち唄)埼玉県 / 秩父音頭 埼玉県 / 大漁節 千葉県 / 木更津甚句 千葉県 / 八木節 栃木県・群馬県 / 日光和楽踊 栃木県 / 磯節 茨城県 / 常磐炭坑節 茨城県 / 草津節 群馬県 / 草津湯もみ唄 群馬県 / 佐渡おけさ 新潟県 / 相川音頭 新潟県 / 岩室甚句 新潟県 / 三界節 新潟県 / 米山甚句 新潟県 / 伊那節 長野県 / 木曽節 長野県 / 縁故節 山梨県 / 下田節 静岡県
東北・北海道地方
江差追分 北海道 / そうらん節 北海道 / 津軽山唄 青森県 / 弥三郎節 青森県 / 十三の砂山 青森県 / 南部牛方節 岩手県 / 秋田おばこ 秋田県 / ひでこ節 秋田県 / 長者の山 秋田県 / 荘内おばこ 山形県 / 最上川舟唄 山形県 / 新庄節 山形県 / もみすり唄 山形県 / さんさ時雨 宮城県 / 斉太郎節 宮城県 / 会津磐梯山 福島県 / 相馬流山 福島県 / 相馬盆踊唄 福島県 / 新相馬節 福島県 / かんちょろりん節 福島県
北陸地方
越中おわら節 富山県 / 麦や節 富山県 / コキリコの唄 富山県 / 能登麦や節 石川県 / チョンガリ節 石川県 / 山中節 石川県 / 三国節 福井県 / 郡上節 岐阜県
近畿地方
岡崎五万石 愛知県 / 四季音頭 愛知県 / おわせ節 三重県 / 志摩盆踊唄 三重県 / 福知山音頭 京都府 / デカンショ節 兵庫県 / 串本節 和歌山県
中国・四国地方
下津井節 岡山県 / 貝殼節 鳥取県 / 安来節 島根県 / 関の五本松 島根県 / 阿波よしこの 徳島県 / 祖谷の粉ひき唄 徳島県 / よさこい節 高知県 / こんぴら船ふね 香川県 / 伊予節 愛媛県
九州地方
黒田節 福岡県 / 九州炭坑節 福岡県 / ぶらぶら節 長崎県 / 岳の新太郎さん 佐賀県 / 新地節 佐賀県・長崎県 / 五木の子守唄 熊本県 / 田原坂 熊本県 / 宇目の唄げんか 大分県 / 稗つき節 宮崎県 / 刈干切唄 宮崎県 / 鹿児島おはら節 鹿児島県
うたいだし索引
服部 龍太郎 (はっとりりゅうたろう)
｢定本日本民謡集 ふるさとの詩と心｣ (ていほんにほんみんようしゅう)
(画像はクリックで拡大します)
＊412頁
＊発行 1963年
＊カメラ 土門拳 川島浩 藤本四八 田村茂 林忠彦 渡辺雄吉
＊目次
関東・甲信越地方 / 東北・北海道地方 / 北陸地方 / 近畿地方 / 中国・四国地方 / 九州地方 / 琉球列島 / あとがき
橋本 勝 (はしもとまさる)
｢イラスト 戦争ってナンダ!?｣ (せんそうってなんだ)
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＊245頁 / 発行 1988年
＊カバー文
戦争というのはつくづく古くて新しいテーマだと思います。今朝の新聞を見ても｢パレスチナ問題｣｢大韓機事件｣｢三宅島｣と戦争に関する記事がつまっています。イラン・イラク戦争ははげしくなるばかり、昨年には“核戦争”といってよいかもしれないチェルノブィリ原発の大事故がありました。でも、こんな地球はキライですと逃げだすわけにもいきません。
＊目次
はじめに
1 戦争はカッコイイ
2 戦争はナゼおこるか
3 いま戦争は
4 戦争はなくせるか
つけたしの説明 / あとがき / 解説 林郁
橋本 勝 (はしもとまさる)
｢映画の名画座 259本だてイラスト・ロードショウ｣ (えいがのめいがざ)
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＊590頁
＊発行 1990年
＊目録文
チャップリンの｢犬の生活｣から｢フィールド・オブ・ドリーム｣まで、内外のおすすめ作品をイラストと、五〇〇字の文字で紹介。
長谷川 竜生・粕 三平編 (はせがわたつお・かすさんぺい)
｢現場の映像入門｣ (げんだいのえいぞうにゅうもん)
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＊304頁
＊発行 1984年
＊目録文
現場でのキャリアをもつ人々が、企画力、出力、撮影力、美術等について、具体的な作品を通じて論理的に説き明かす実作映像入門。
波多野 鼎 (はたのかなえ)
｢初歩の経済学｣ (しょほのけいざいがく)
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＊246頁 / 発行 1960年 / 社会思想研究会出版部名義
＊目次
文庫版への序
第一章 経済のしくみ
一 経済とは何か / 二 経済の相互関係 / 三 国民経済を構成するもの
第二章 貨幣の働きと種類
一 貨幣の働き / 二 貨幣の種類 / 三 預金通貨 / 四 約束手形と為替手形 / 五 インフレーションとデフレーション
第三章 価格はどうしてきまるか
一 物の価格と働きの価格 / 二 市場価格と中心価格 / 三 卸売価格と小売価格 / 四 生産費の内容 / 五 平均利潤 / 六 市場価格と需要供給 / 七 特殊商品の価格 / 八 賃金の諸形態 / 九 賃金変動の法則 / 一〇 土地の価格 ― 地代法則 / 一一 物価指数
第四章 企業のかたち
一 企業 / 二 個人企業 / 三 合名会社 / 四 合資会社 / 五 株式会社 / 六 有限会社 / 七 株式会社の設立 / 八 株主総会 / 九 取締役と監査役 / 一〇 資本金と配当 / 一一 社債 / 一二 増資と減資 / 一三 公共企業
第五章 金融のしくみ
一 貨幣の取引 / 二 銀行の資本 / 三 預金の形式 / 四 預金の累積 / 五 預金の創造 / 六 貸付 / 七 手形の割引 / 八 証券投資 / 九 社債投資 / 一〇 株式投資 / 一一 公債投資 / 一二 銀行業務 / 一三 金融政策
第六章 財政の役割
一 財政とは / 二 財政の特徴 / 三 予算の意味 / 四 予算の成立 / 五 予算の発達 / 六 予算のいろいろ / 七 歳出の分類 / 八 歳入の源泉 / 九 租税の根拠 / 一〇 租税の原則 / 一一 公債 / 一二 地方財政の特徴 / 一三 財政の役割と意義
第七章 貿易による国と国の結合
一 国民経済の結合関係 / 二 商品による結合関係 / 三 貸付資本による結合関係 / 四 産業資本による結合関係 / 五 労働の移動による結合関係 / 六 国際収支とその決済 / 七 為替手形による決済 / 八 為替相場とその変動 / 九 外国為替手形の種類 / 一〇 為替管理 / 一一 貿易統制
第八章 景気の動き
一 全体の均衡的発展と循環 / 二 循環と発展の条件 / 三 景気変動の型 / 四 景気上昇の諸原因 / 五 過剰生産と恐慌 / 六 景気の下降と整理の進行 / 七 独占と景気変動 / 八 景気政策
パディ・チャエフスキー / 江上 照彦訳 (えがみてるひこ)
｢独身送別会 ― テレビドラマ集｣ (どくしんそうべつかい)
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＊409頁 / 発行 1988年
＊カバー文
パディ・チャエフスキー
1923年1月29日生れのニューヨーカー子。ユダヤ系である。第二次世界大戦に従軍、ドイツの戦場で地雷にふれ負傷入院いたが、療養中に、軍慰問用のミュージカルなどを書いた。終戦後、しばらく印刷工として働き、次いで映画・ラジオ、それからテレビの台本を書くようになった。
本書がそうであるように、彼の描くものは、きまったようにニューヨークのダウンタウンに住むしがない人びとの生活模様である。そこはかとない寂寥を感じながらも生甲斐らしいものを見つけて、けなげに立ち上がろうとする姿である。
＊目次
まえがき
祭日の歌
―― 『祭日の歌』〈脚色〉
印刷工の思惑
―― 『印刷工の思惑』〈構成〉
大取引
―― 『大取引』〈テレビの手法〉
マーティ
―― 『マーティ』『母』〈題材の選択〉
母
独身送別会
―― 『独身送別会』〈演出家と俳優〉
訳者あとがき
文庫版刊行化に当って
バートランド・ラッセル著 中村 秀吉訳 (Bertrand・Russell なかむらひできち)
｢哲学入門｣ (てつがくにゅうもん)
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＊178頁 / 発行 1964年
＊新版214頁 / 発行 1996年
＊新版目録文
考える力、よりよく生きるための知が求められ、哲学ブームを支えている。日常的な事実経験から思索の宇宙へ ―― 短い例を使って哲学の価値と本質を説く名作。
＊目次
まえがき / 第十七版へのノート / 凡例 / 第一章 外見と実在 / 第二章 物質の存在 / 第三章 物質の本性 / 第四章 観念論 / 第五章 見知りによる知識と記述による知識 / 第六章 帰納について / 第七章 一般原理に関するわたしたちの知識について / 第八章 いかにして先天的知識は可能か / 第九章 普遍の世界 / 第十章 普遍に関するわたしたちの知識について / 第十一章 直観的知識について / 第十二章 真理と虚偽 / 第十三章 知識、誤謬、および蓋然的意見 / 第十四章 哲学的知識の限界 / 第十五章 哲学の価値 / 文献ノート / 訳者あとがき
バーナード・エヴスリン著 / 小林稔訳
｢ギリシア神話小事典｣ (ぎりしあしんわしょうじてん)
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＊296頁
＊発行 1979年
＊カバー・アプロディテの誕生(ルドヴィシの玉座レリーフより) / カバーデザイン・平昌司
＊カバー文
文学や美術はもとより、星座名、地名、さらには日常の言葉のなかにも、古代の遺産、ギリシア神話は、今なお脈々と生き続けている。
本書では、人間よりも人間的な ―― 好色で嫉妬深く、邪悪で狡猾で、賢く美しい ―― さまざまな神々の織りなすエピソードを、泰西名画を思わせる鮮かな描写で、物語性豊かに紹介している。各項を読み進めるにしたがって、絢爛たる神々の世界が、読者の目の前に出現するであろう。
浜口 隆一 他著 (はまぐちりゅういち)
｢國立西洋美術館 松方コレクション｣ (こくりつせいようびじゅつかん)
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＊131頁 / 発行 1959年 / 社会思想研究会出版部名義
＊目録文
松方コレクションの返還によって日本の洋画財宝はたちまち豊かとなった。その名宝を収録し巻末には収蔵作品総目録を付した
＊目次
原色版 モネ ｢睡蓮｣
コレクターとしての松方幸次郎 松方三郎
西洋美術館誕生まで 船戸洪吉
印象派とその周辺 瀬木慎一
―― モネ、ピサロ、ゴーガン、セザンヌなど
ドラクロアとクールベ 針生一郎
ロダンの彫刻 浜村順
西洋美術館の建築 浜口隆一
西洋美術館を見る人へ 河北倫明
西洋美術館収蔵作品総目録
濱田 義一郎 監修・校注 (はまだぎいちろう)
｢誹風 柳多留 初篇｣ (はいふうやなぎだる)
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＊291頁 / 発行 1985年
＊カバー写真 / 鳥居清長画｢誹風柳多留｣(東京国立博物館所蔵)
＊目録文
各冊に原典｢誹風柳多留｣の各篇全句を収録し、一般の読者にもわかり易いように解釈をほどこし、難語には語釈を付した。
＊カバー文
『誹風 柳多留』は、江戸時代中期に興った庶民文藝、川柳の句集である。
かみなりをまねて腹がけやつとさせ
子が出来て川の字なりに寝る夫婦
役人の子はにぎにぎをよく覚え
現代でもよく知られている句であり、風俗習慣の違いや時間を超えて、庶民の生活感や素直な真情が、現代人にもスッキリと伝わってくる。
濱田 義一郎・監修 鈴木 倉之助・校注 (はまだぎいちろう / すずきくらのすけ)
｢誹風 柳多留 ニ篇｣ (はいふうやなぎだる)
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＊302頁
＊発行 1985年
＊カバー写真 / 鳥居清長画｢夜雨神詣美人｣(東京国立博物館所蔵)
＊カバー文
『誹風 柳多留』は、江戸時代中期に興った庶民文藝、川柳の句集である。
あいさつに女はむだな笑いあり
役人のほねつぽいは猪牙に乗せ
しうとめのひなたぼつこは内を向き
現代にもそのまま通用する句であり、風俗習慣の違いや時間を超えて、庶民の生活感や素直な真情が、現代人にもスッキリと伝わってくる。
濱田 義一郎・監修 岩田 秀行・校注 (はまだぎいちろう/いわたひでゆき)
｢誹風 柳多留 三篇｣ (はいふうやなぎだる)
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＊324頁
＊発行 1985年
＊カバー写真 / 鳥居清長画｢仲の町牡丹畑｣(東京国立博物館所蔵)
＊カバー文
『誹風 柳多留』は、江戸時代中期に興った庶民文藝、川柳の句集である。
借金をいさぎよくする祭まへ
あいにくといひいひ飯をかりに来る
わんとはし持って来やれと壁をぶち
現代人からみると、なにやらうらやましい感じもする、江戸庶民の生活句である。
濱田 義一郎・監修 佐藤 要人・校注 (はまだぎいちろう/さとうようじん)
｢誹風 柳多留 五篇｣ (はいふうやなぎだる)
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＊310頁
＊発行 1986年
＊カバー写真 鈴木晴信画｢笠森お仙｣ / カバーデザイン スタジオ・ダバ
＊カバー文
『誹風 柳多留』は、江戸時代中期に興った庶民文藝、川柳の句集である。
かみゆいに一くし望むかゆい所
あごのひげもつとぬらそとのどでいひ
のし餅もよくよく見れば裏表
遊里句や風刺句ばかりでなく、日常生活のちょっとした細やかな点にまで目が届いているのが分る。
濱田 義一郎・佐藤 要人―監修 / 佐藤 要人校注 (はまだぎいちろう/さとうようじん)
｢誹風 柳多留 十篇｣ (はいふうやなぎだる)
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＊303頁
＊発行 1988年
＊カバー写真・喜多川歌麿画｢難波屋おきた｣ / カバーデザイン＝スタジオ・ダバダ
＊カバー文
古川柳で興味深いのは遊所の扱われ方であろう。
なびけやいぐらいは高尾しりんせん
もゝ引の泊まりもとるでげびるなり
けころ見世地犬のやうなちんをだき
吉原の太夫は大名さえ振る張りがあり、品川は吉原より客筋が劣り、岡場所ともなると狆(ちん)さえ軽蔑語で詠まれる。吉原が一番なのである。
浜村 順 (はまむらじゅん)
｢ヴィナス ギリシャ彫刻の歩み｣ (Venus)
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＊219頁 / 発行 1964年
＊目次
I ギリシャ彫刻の歩み
一 クレタ・ミケーネの文化
二 ギリシャの夜明け
三 アルカイックの時代
四 厳格主義の時代
五 クラシックの時代
六 ヘレニスティックの時代
II ヴィナスの世界
一 ヴィナスの神話
二 ｢ミロのヴィナス｣の発見
三 謎につつまれた｢ミロのヴィナス｣
四 ヴィナスの姿
III ギリシャ彫刻の旅
一 アテネとデルフィ
二 世界のギリシャ彫刻
ロンドン / パリ / イタリア / コペンハーゲン / ウィーン / ドイツ / アメリカ
林 信雄 (はやしのぶお)
｢法律学入門｣ (ほうりつがくにゅうもん)
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＊235頁 / 発行 1957年 / 社会思想研究会出版部名義
＊目次
はじめに ── 教養としての法律学のもとに
第一章 法の基盤
第一節 法的関係としての社会的生活関係 /
第二節 法的関係の構造 ── 公法関係と私法関係 /
第三節 法的関係の媒介体としての国家
第一款 序 / 第二款 国家の性格 / 第三款 国家の構成 / 第四款 国家の形態 ── 国体と政体 / 第五款 国家の機能
第二章 法の概念
第一節 法の規範性
第二節 法の目的
第三節 法と他の規範との関係
第一款 序 / 第二款 法と宗教 / 第三款 法と道徳 / 第四款 法と慣習
第四節 法の根本要請たる諸概念
第一款 序 / 第二款 権利と義務 / 第三款 人、法人および機関 / 第四款 法律行為
第三章 法の淵源(法源)
第一節 実定法の存在形式
第二節 成文法
第一款 憲法 / 第二款 法律 / 第三款 命令 / 第四款 条約 / 第五款 自治法規
第三節 慣習法
第四節 判例
第五節 条理と信義則
第四章 法の種別
第一節 実定法の表現形式
第二節 公法と私法と社会法の種別
第三節 公法と私法と社会法の体系
第一款 公法の体系 / 第二款 私法の体系 / 第三款 社会法の体系
第四節 法の各種の類別
第五章 法の効力
第一節 規範力としての法
第二節 時に関する法の効力
第三節 人に関する法の効力
第四節 所に関する法の効力
第六章 法の解釈
第一節 法の解釈の必要性
第二節 法の解釈の指導原理
第七章 法の理念
第一節 法の理念の展開過程
第二節 法の理念としの信義則の発展性
第三節 法の理念としての信義則の妥当性
林 信雄 (はやしのぶお)
｢民法講話 全3冊｣ (みんぽうこうわ)
＊1・262頁 / 2・330頁 / 3・268頁 / 発行 1959年 / 社会思想研究会出版部名義
＊カバー画像はありません。
＊目次
1 社会生活と法律
はじめに / 第一講 社会生活と民法の構造 / 第二講 民法関係としての権利と義務 / 第三講 権利の主体としての人 ─ 自然人の権利能力 / 第四講 自然人の行為能力 / 第五講 住所と不在と失踪 / 第六講 法人という人 ─ 法人の本質・種類・設立 / 第七講 法人の能力・活動・消滅 / 第八講 権利変動の原因としての法律行為 / 第九講 法律行為の要素としての意思表示 / 第十講 法律行為の効力要件としての意思表示 / 第十一講 法律行為の目的と解釈 / 第十一講補遺 法律行為の後発不能 ─ その債権法上の諸問題 / 第十二講 法律行為の無効と取消 / 第十三講 法律行為の代理 / 第十四講 代理権にもとづかない代理 ─ いわゆる無権代理 / 第十五講 法律行為の附款 / 第十六講 権利変動の原因としての時効 / 第十七講 時効の効力と時効の中断・停止 / 第十八講 権利の客体としての物
2 経済生活と法律
はじめに / 第一講 財産権としての物権 / 第二講 物権の一般的変動 / 第三講 基本物権としての所有権 / 第四講 基本物権としての占有権 / 第五講 他人の土地の利用の法律関係 ─ 制限物権としての用益物権 / 第六講 宅地・建物・農地の法律関係 ─ 賃借権の物権化 / 第七講 法定担保物権としての留置権と先取特権 / 第八講 債権担保制度としての約定担保 / 第九講 約定担保物権としての質権 / 第十講 約定担保物権としての担当権 / 第十一講 財産権としての債権 / 第十二講 債権の発生原因としての契約 / 第十三講 民法上の各種の契約(一) ─ 財産権移転契約 / 第十四講 民法上の各種の契約(二) ─ 貸借契約・労務契約・寄託契約・組合契約 / 第十五講 債権の発生原因としての事務管理と不当利得 / 第十六講 債権の発生原因としての不法行為 / 第十七講 債務の履行と債権の効力 / 第十八講 債務の不履行と債権の効力 ─ 損害賠償請求権 / 第十九講 双務契約と債権の効力 / 第二十講 契約の解除 /
第二十一講 連帯債務と保証債務 / 第二十二講 債権譲渡と債務引受 / 第二十三講 債権の消滅
3 家庭生活と法律
はじめに / 第一講 社会文化の基礎としての家庭生活 / 第二講 旧い家庭生活と新しい家庭生活 ─ 家の制度の反省 / 第三講 新しい家庭生活における個人と男女関係 / 第四講 親族関係としての家庭生活 ─ 家庭を構成する人々 / 第五講 親族関係にある人々の相互関係 / 第六講 家庭生活の源としての婚姻 / 第七講 家庭生活における夫婦関係(一) ─ 婚姻の効果― / 第八講 家庭生活における夫婦関係(二) ─ 婚姻の解消― / 第九講 家庭生活における親子関係(一) ─ 実親子関係 / 第十講 家庭生活における親子関係(二) ─ 養親子関係 / 第十一講 家庭生活における親権関係 / 第十二講 家庭生活における後見関係 / 第十三講 身分関係の公示制度 ─ 戸籍制度の概観 / 第十四講 家庭生活における相続制度 ─ 相続制度の変遷と新しい相続制度 / 第十五講 財産を相続する人々 ─ 相続人と相続分 / 第十六講 相続財産をめぐる法律関係(一) ─ 相続の承認と放棄 / 第十七講 相続財産をめぐる法律関係(二) ─ 遺産の分割・遺産の分離・相続人の不存在― / 第十八講 被相続人の財産処分 ─ 財産の自由処分と遺留分 / 第十九講 財産の自由処分制度としての遺言と遺贈 / 第二十講 遺言の方式と遺言の執行
林 富士馬・富士 正晴 (はやしふじま・ふじまさはる)
｢苛烈な夢 ― 伊東静雄の詩の世界と生涯｣ (かれつなゆめ)
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＊250頁 / 発行 1972年
＊目録文
日本近代詩史上の孤峰・伊東静雄の純粋透明な詩の世界と生涯に、生前親交の深かった二著者が再照明。
＊目次
Ⅰ 林富士馬
詩集出版の周囲
初めての詩集
第二詩集｢夏花｣
第三詩集｢春のいそぎ｣
第四詩集｢反響｣
伊東静雄詩集
詩人の苛烈な夢
同人誌｢天性｣ ―― 詩人から教えられたこと
詩人の散文
｢小人｣と｢俗人｣ ―― 伊東静雄と三島由紀夫
詩人の故郷
Ⅱ 富士正晴
出会い
第一詩集『わがひとに与ふる哀歌』
『夏花』の時代
『詩集夏花』
『春のいそぎ』の時代
『詩集春のいそぎ』
伊東静雄の鎧が重くなった時 重い鎧が消えた時
『反響』の時代
『詩集反響』
『反響』以後、死まで
『反響』以後の詩｣
伊東静雄年表(小川和佑編)
あとがき
林屋 晴三 (はやしやせいぞう)
｢日本の陶磁器 国宝シリーズ3｣ (にほんのとうじき)
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＊158頁 / 発行 1959年 / 社会思想研究会出版部名義
＊目次
日本の陶磁器について / 一 自然釉長頸壺 奈良時代 東京 東京国立博物館 / 二 三彩釉蓋付壼 重要文化財 奈良時代 東京 東京国立博物館 / 三 自然釉蓋付壺 平安時代 / 四 緑釉壺 重要文化財 平安時代 / 五 自然釉四足壼 平安時代 / 六 自然釉秋草文壺 国宝 平安時代 東京 慶応義塾 / 七 自然釉壺 平安時代 東京 東京国立博物館 / 八 黄釉蓮花唐草文壼(古瀬戸) 重要文化財 鎌倉時代 東京 東京国立博物館 / 九 黄釉巴文壺(古瀬戸) 重要文化財 鎌倉時代 / 一〇 黄釉牡丹唐草文壺(古瀬戸)鎌倉時代 東京 東京国立博物館 / 一一 飴釉瓶(古瀬戸) 重要文化財 鎌倉時代 岐阜 白山神社 / 一二 黄釉輪花口瓶(古瀬戸) 重要文化財 鎌倉時代 / 一三 飴釉巴文瓶(古瀬戸) 重要文化財 鎌倉時代 / 一四 黄釉狛犬(古瀬戸) 重要文化財 鎌倉時代 千葉 香取神宮 / 一五 飴釉狛犬(古瀬戸) 重要文化財 鎌倉時代 愛知 深川神社 / 一六 白天目茶碗 重要文化財 室町時代 / 一七 古備前花生 重要文化財 室町時代 / 一八 古備前水指 銘 破れ桶 桃山時代 / 一九 古備前火襷文水指 桃山時代 / 二〇 古伊賀花生 銘 からたち 重要文化財 桃山時代 / 二一 古伊賀花生 重要文化財 桃山時代 / 二二 古伊賀花生 銘 芙蓉 桃山時代 / 二三 絵志野茶碗 銘 卯之花墻 国宝 桃山時代 / 二四 鼠志野茶碗 銘 峯紅葉 桃山時代 / 二五 絵志野水指 銘 古岸 重要文化財 桃山時代 / 二六 黄瀬戸大根文鉢 重要文化財 桃山時代 / 二七 黄瀬戸立鼓花生 銘 旅枕 重要文化財 桃山時代 / 二八 織部茶碗 桃山時代 / 二九 楽焼黒茶碗 銘 大黒 長次郎作 重要文化財 桃山時代 / 三〇 楽焼黒茶碗 銘 俊寛 長次郎作 桃山時代 / 三一 楽焼赤茶碗 銘 早船 長次郎作 桃山時代 / 三二 楽焼赤茶碗 銘 二郎坊 長次郎作 桃山時代 / 三三 楽焼白茶碗 銘 不二山 光悦作 国宝 桃山時代 / 三四 楽焼黒茶碗 銘 雨雲 光悦作 重要文化財 桃山時代 / 三五 楽焼黒茶碗 銘 時雨 光悦作 桃山時代 / 三六 楽焼赤茶碗 銘 毘沙門堂 桃山時代 / 三七 唐津鉄斑文壺 重要文化財 桃山時代 / 三八 唐津茶碗 銘 三宝 重要文化財 桃山時代 / 三九 絵唐津茶碗 桃山時代 / 四〇 唐津水指 ── 朝鮮唐津という 桃山時代 / 四一 色絵花鳥文壺(柿右衛門) 重要文化財 江戸時代 / 四二 色絵花鳥文大深鉢(柿右衛門) 重要文化財 江戸時代 / 四三 色絵鳳凰文瓶(柿右衛門) 重要文化財 江戸時代 東京 静嘉堂 / 四四 色絵寿老鹿図皿(柿右衛門) 江戸時代 / 四五 色絵唐草文皿(渋右衛門) 江戸時代 / 四六 色絵叭々鳥文大皿(古九谷) 重要文化財 江戸時代 / 四七 色絵栗人物図大皿(古九谷) 江戸時代 / 四八 色絵椿図大皿(古九谷) 江戸時代 / 四九 色絵牡丹図八角皿(古九谷) 重要文化財 江戸時代 / 五〇 色絵亀甲牡丹蝶図大皿(古九谷) 重要文化財 江戸時代 / 五一 色絵松竹梅橘文皿(鍋島) 重要文化財 江戸時代 / 五二 色絵芙蓉図皿(鍋島) 重要文化財 江戸時代 / 五三 色絵雉香炉 野々村仁清作 国宝 江戸時代 石川 石川県庁 / 五四 色絵藤花図茶壼 野々村仁清作 国宝 江戸時代 神奈川 熱海美術館 / 五五 色絵梅月図茶壼 野々村仁清作 重要文化財 江戸時代 東京 東京国立博物館 / 五六 色絵吉野山図茶壺 野々村仁清作 重要文化財 江戸時代 東京 静嘉堂 / 五七 色絵若松図茶壼 野々村仁清作 重要文化財 江戸時代 / 五八 色絵山寺図茶壺 野々村仁清作 重要文化財 江戸時代 東京 根津美術館 / 五九 色絵法螺貝香炉 野々村仁清作 重要文化財 江戸時代 東京 静嘉堂 / 六〇 色絵輪法羯磨文香炉 野々村仁清作 重要文化財 江戸時代 大阪 前田美術館 / 六一 色絵釘隠 野々村仁清作 重要文化財 江戸時代 / 六二 銹絵寿老図六角 尾形光琳 乾山合作 重要文化財 江戸時代 / 六三 楽焼夕顔文茶碗 尾形乾山作 江戸時代 大阪 大和文化館 / 六四 井戸茶碗 銘 喜左衛門 国宝 李朝時代 京都 孤蓬庵 / 六五 井戸茶碗 銘 筒井筒 重要文化財 李朝時代 / 六六 井戸茶碗 銘 柴田 重要化財 李朝時代 東京 根津美術館 / 六七 堅手茶碗 銘 長崎 重要文化財 李朝時代 東京 根津美術館 / 六八 雨漏茶碗 重要文化財 李朝時代 東京 根津美術館 / 六九 柿蔕茶碗 銘 毘沙門堂 重要文化財 李朝時代 / 七〇 御所丸黒刷毛茶碗 銘 夕陽 重要文化財 李朝時代 大阪 前田美術館 / あとがき
原 一男・疾走プロダクション編著 (はらかずお)
｢ドキュメント ゆきゆきて、神軍｣ (ゆきゆきてしんぐん)
パール・バック著 刈田 元司訳 (Pearl Buck かりたもとし)
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＊ 254頁 / 発行 1994年
＊カバー文
主人公奥崎謙三(現在服役中)の行動は狂気によるものか、それとも神意か。｢殺人の場面｣の撮影を強要するなど、普通人のものさしでは計りがたいスケールで、自らを演出する奥崎と、ドキュメンタリー映画作家の壮絶な戦いが読者のキモをつぶす ――
これは、最新作｢全身小説家｣で注目をあびる原一男監督の出世作｢ゆきゆきて、神軍｣の製作秘話である。
採録シナリオ一挙収載！
＊目次
『ゆきゆきて、神軍』製作ノート 原一男
PART1 ― 国内篇
PART1 ― ニューギニア篇
採録シナリオ『ゆきゆきて、神軍』 シナリオ採録・小林佐智子
対談・なぜ戦争にこだわり続けるのか ― 井出孫六・原一男
神戸の女神・奥崎謙三の妻シズミ 小林佐智子
文庫版のための〈あとがき〉 原一男
原田 種夫 (はらだたねお)
｢新版 九州の旅｣ (しんぱん きゅうしゅうのたび)
＊旧版カバー
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＊287頁 / 発行 1964年
＊旧版 306頁 / 発行 1961年 / 社会思想研究会出版部名義
＊目録文
古い歴史と南国的な風土とが生き続ける九州郷土作家原田先生が、切なる愛情をもって、その美しさ、面白さ、豊かさの総てを描く。
＊目次
南国的な風土・九州 / 北九州の旅 / 関門海峡 / 九州の玄関・門司区 / 商都・小倉区 / 工業と水産の戸畑区 / 若松区 / 鉄の都・八幡区 / 黒い川・遠賀川 / 三つの神社 / 情緒の町・博多・福岡 / 万葉の太宰府 / 水郷・柳川 / ゴムの久留米 / 原鶴温泉 / 秋月盆地 / 陶郷・小石原 / 炭坑節と田川市 / 英彦山 / 東九州の旅 / 東九州の旅 / 中津 / 耶馬渓 / 泉都・別府と周辺 / 高崎山 / 公園の町・大分 / 石仏の臼杵 / 杵築市 / 城下町・佐伯 / 久大線に沿って / 水郷・日田 / 九重山 / トンネルの町・竹田 / 延岡 / 干切唄のふるさと / ひえつき節のふる里 / 美々津 / 西都 / フェニックスの町・宮崎市 / 青島 / 鵜戸神宮 / 都井岬 / 小林市 / えびの高原 / 西九州の旅 / 西九州の旅 / 唐津 / 呼子の町 / 古い港町・伊万里 / 赤絵の町・有田 / 鹿島市 / 湯の街・武雄・嬉野 / 濠の都・佐賀市 / 川上峡 / 壱岐 / 対馬 / 五島 / 史都・平戸 / 佐世保 / 諌早 / 水都・島原 / 原城址 / 雲仙 / 異国情緒の町・長崎 / 南九州の旅 / 南九州の旅 / 夢の島・天草 / 不知火海に沿って / 人吉 / 五つ木の村 / 火を噴く山・阿蘇山 / 山鹿温泉 / 城下町・熊本 / 阿久根・出水 / 水都・川内市 / 鹿児島 / 火の島・桜島 / 火の山・霧島 / 日本最南端の佐田 / 南国の泉郷・指宿 / 屋久島 / 九州の歴史 / 九州の味 / 九州の行事 / 九州の民謡 / 周遊券 / あとがき
原田 三夫 (はらだみつお)
｢宇宙の開発 21世紀はどうなる｣ (うちゅうのかいはつ)
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＊220頁 / 発行 1961年 / 社会思想研究会出版部名義
＊目次
一 空想より現実へ
1 いにしえの宇宙観 / 2 星を占なう人びと / 3 宇宙旅行への目ざめ / 4 空想から実現へ / 5 宇宙の地図帖 / 6 現代ロケットの開祖 / 7 宇宙旅行協会の設立 / 8 V2号の誕生 / 9 ロケットの常識
二 今日までの宇宙開発
1 ソ連科学陣の抬頭 / 2 アメリカの前口上 / 3 はじまる宇宙開発競争 / 4 月への軌道と人工惑星 / 5 月にヒット・裏面撮影 / 6 数ではりあうアメリカ / 7 人間衛星への礎石 / 8 火星と金星を目ざす / 9 実用衛星の成功 / 10 燃料の進歩とロケットの巨大化 / 11 原子ロケットとイオン・ロヶット
三 人工衛星から空間都市
1 気象衛星と通信衛星 / 2 空間天文台 / 3 理想的低温研究所 / 4 空間ステーション / 5 まれな流星の危険 / 6 人体におよぼす障害 / 7 空間都市と宇宙島 / 8 オーベルトの着想 / 9 宇宙遊覧バスから地球見物
四 人類・月世界に立つ
1 月の世界 / 2 いわゆる噴火口と海 / 3 アメリカのノバ計画 / 4 目ざす自由自在の制御操縦 / 5 レーン・ジャー計画 / 6 最初に立つかソ連国章
五 月という名の植民地
1 仮設基地 / 2 宇宙食クロレラ / 3 原子パルス・ロケット船 / 4 経済的宇宙船 / 5 月世界旅行の原価 / 6 月世界遊覧航行 / 7 月の地下都市 / 8 地球とはどう違うか
六 火星開発と惑星探険
1 火星を解剖する / 2 火星の運河と生物 / 3 火星への航路 / 4 空間ステーションから出発 / 5 非ホーマン軌道 / 6 火星都市の設計 / 7 金星探険 / 8 他の惑星めざす
七 宇宙旅行と人類の将来
1 今日までの展望 / 2 なぜ宇宙旅行をするか / 3 宇宙旅行のもたらすもの / 4 悲しいかな影響なし / 5 地球の荒廃は進む？ / 6 宇宙居住族 / 7 永遠に逃避をくり返す人類 / 8 忘れられた精神の世界
あとがき
原田 三夫 (はらだみつお)
｢宇宙旅行の話｣ (うちゅうりょこうのはなし)
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＊185頁 / 発行 1956年 / 社会思想研究会出版部名義
＊目次
はしがき
Ⅰ 実現近き人類の夢
1 宇宙旅行計画のあゆみ / 2 ロケットと宇宙旅行
Ⅱ 宇宙旅行の目的地
1 月世界旅行 / 2 火星人との握手 / 3 ブラウン博士の火星計画 / 4 金星旅行
Ⅲ 天体旅行に残された諸問題
1 旅行中におこる障害 / 2 選ばれる適格者
Ⅳ 人工衛星の将来
1 人工衛星計画 / 2 いよいよ生れる人工衛星 / 3 世界の学者がまちかまえる人工衛星 / 4 シンガー博士のマウス計画 / 5 アメリカが造る月 / 6 空間ベビーステーション
附・空飛ぶ円盤
1 空飛ぶ円盤の正体 / 2 科学者の見た空飛ぶ円盤
宇宙旅行の会について
ハルミ・ベフ=著 栗田 靖之=訳 (くりたやすゆき)
｢日本 ― 文化人類学的入門｣ (にほんぶんかじんるいがくてきにゅうもん)
＊カバー・デザイン / 平昌司
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＊317頁 / 発行 1977年
＊カバー文
本書は、日本文化の中で育った著者が、英文で日本文化を外国人に紹介しているという点、すなわち内側からみて、外側から書いたということにおいて、従来のベネディクトの『菊と刀』をはじめとする日本文化紹介の本とは、かなり違った様相をもっている。
読者は、本書を手にすることによって、われわれが言語化以前の世界で共通化している日本文化に対して、新たなる認識をもつにいたるであろう。
＊目次
凡例
緒言
序文
一 文化の起源と歴史的背景
先土器時代 / 縄文時代 / 弥生時代 / 古墳時代 / 有史時代 推薦文献
ニ 親族関係・擬制的親族関係・温情主義
家の概念 / 家族の構造と規模 / 結婚・居住・離婚 / 家族の役割関係 / 拡大親族関係 / 家族主義・擬制的親族集団・温情主義 推薦文献
三 農村の生活
日本の農民社会 / 経済的基盤 / 親族と家族 / 社団 / 政治生活 推薦文献
四 宗教
一般的考察 / 民族的概念としての神 / けがれときよめ / 先祖の霊 / つきものとたたり / 民間信仰の社会的意義 / 新興宗教 推薦文献
五 階級・労働・教育
近世の成層体系 / 近代初期の変化 / 戦後の変化 / 職業移動と順位づけ / 新・旧中産階級 / 工業関係と雇用のパターン / 貧困 / 教育 推薦文献
六 精神文化
情緒的パターン / 規範的価値－恩・義理・人情 / 価値志向 / 文化の様式 推薦文献
七 日本の近代化
理論的背景 / 日本の初期の近代化 / 現代的問題と未来への展望 推薦文献
文献目録
解説(栗田靖之)
｢パール・バック 聖書物語 旧約篇・新約篇｣ (せいしょものがたり)
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＊旧約篇 478頁 / 発行 1999年
＊新約篇 294頁 / 発行 1999年
＊カバーデザイン・道吉剛
＊帯文
世紀末に読む！
ノーベル文学賞作家
パール・バックが描く
愛と創世の物語
＊カバー文
｢ここに収められたいろいろな物語は、宗教として示されているのではない。わたしはかつて『聖書物語』を読んで大きな喜びと利益を得たことをおぼえている。いまそれと同じようなものがないことを知っているので、この一冊が今日の読者にとってその代用となってくれるかもしれないと思う……｣ ── パール・バック
＊挿図 ギュスターヴ・ドレ
春山 行夫 (はるやまゆきお)
｢読書家の散歩 本の文化史｣ (どくしょかのさんぽ)
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＊208頁 / 発行 1957年 / 社会思想研究会出版部名義
＊目次
Ⅰ
百科全書の歴史 / エヴリマン百科全書 / 読書便覧(リーダーズ・エンサイクロペディア) / ラルース小辞典 / 贈物にする本 / レクラム文庫・他 / ブック・ジャケット
Ⅱ
洋書古昔談 / 読書家らしく / 読書と季節 / 好きな装幀 / 外からみた日本(戦後の百科全書から) / フランスの散文詩 / シートンの動物物語 / 外国旅行案内
Ⅲ
『タイムズ文芸附録』の書評 / 丸善の『学鐙』
あとがき
ハロルド・J.ラスキ著 関 嘉彦・吉田 忠雄訳 (Harold Joseph,Laski せきよしひこ・よしだただお)
｢共産主義論｣ (きょうさんしゅぎろん)
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＊227頁
＊発行 1957年
＊社会思想研究会出版部名義
＊目次
訳者序 /まえがき / 凡例
第一章 序章 / 第二章 唯物史観 / 第三章 共産主義の経済学 / 第四章 共産主義の国家論 / 第五章 共産主義の戦略 / 結論
参考文献 / ハロルド・ラスキの生涯とその思想 ― 解説にかえて / 索引
伴 俊彦 (ばんとしひこ)
｢贈りもの相談｣ (おくりものそうだん)
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＊360頁 / 発行 1964年
＊目次
ものを贈る心 / 贈りものをする前に / デパートにて / ギフトチェックと商品券 / 外国への贈りもの / 舶来品と国産品 / 禁じられた贈りもの / 贈りものと税金 / 美しい包みかた / 進め方と受け方 / あなたがものを贈る時 / 子どもに贈る / 男女の間のプレゼント / お年寄へ / 目上から目下から / 贈りものごよみ / 正月 / 成人の日 / バレンタイン・デー / ひな祭 / イースター / 子供の日 / 母の日 / 父の日 / お中元 / 七五三 / お歳暮 / クリスマス / 贈りものと儀礼と / 結納 / 結婚祝 / 帯祝と出産祝 / 誕生日 / 新築・開店・引越 / 入学・進学・卒業・就職 / 結婚記念日 / 長寿 / 弔事 / お見舞 / 訪問 / 贈りもののセンス / 美しいセンスで / 花 / 宝石 / 銀器 / しゃれたセンスで / 香水 / しゃれた贈りもの / あなたのセンスを / 風変りな贈りもの / 贈りものの周辺 / 贈りもの・むかしむかし / 聖書に出てくる贈りもの / お返しというもの / チップというもの / 贈収賄 / “寄付集め”という名の贈りもの / 勲章 / 先生へのプレゼント / 社会奉仕という名の贈りもの / ファンと贈りもの / 贈りものとデパート(値段別一覧) / あとがき
