絶版文庫書誌集成

現代教養文庫 【か】

かいきよみち (甲斐清通)
「やさしい情報整理学」
(やさしいじょうほうせいりがく)


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*270頁
*発行 1971年

*目録文
身辺にさまざまにあふれている情報を、個人が集めそれを自分の知識として役立てられるように、やさしく具体的に説いた。情報整理技術の実践の書。


甲斐 静馬 (かいしずま)
「中近東入門」
(ちゅうきんとうにゅうもん)


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*259頁
*発行 1963年

*目次
1 過去の栄光よ、もう一度! / 2 自然的背景 ― 砂漠とステップ / 3 古代オリエントの諸民族 / 4 古代オリエントの再発見 / 5 アラブ帝国の勃興と没落 / 6 アラブ没落後の中近東 / 7 オスマン・トルコの興亡 / 8 オスマン帝国時代の中近東 / 9 中近東の民族主義運動の発展 / 10 第二次大戦後の中近東 / 11 中近東のガン ― パレスチナ問題 / 12 今日の中近東の国々 / 13 中近東の遺跡めぐり / 14 イスラム教と遊牧民 / 15 ベトウィンの典型、イブン・サウド / 16 中近東諸国の近代化 / 17 中近東の石油産業 / 18 中近東の文化 / 19 世界の中の中近東 / 20 結び ― 中近東はどこへ / 中近東関係の本 / 年表 / あとがき


ガイ・ド・トーリーヌ著 植田祐次・大久保敏彦共訳 (うえだゆうじ・おおくぼとしひこ)
「物語ローマ誕生神話」
(ものがたりろーまたんじょうしんわ)


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*203頁
*発行 1980年

*目録文
母狼と双子の兄弟の神話をはじめ、ローマの起源にまつわる物語 ―― これらはヨーロッパに語りつがれ、西欧精神の故郷となっている。


賀川 豊彦 (かがわとよひこ)
「一粒の麦」
(ひとつぶのむぎ)


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*305頁 / 発行 1953年 / 社会思想研究会出版部名義
*新版 発行 1983年

*目次
木遣音頭 / ?昏時の誘惑 / 運命の架橋 / 師走の荒波 / 夜明け前 / めぐる火車 / 小屋の朝 / 新しき心の七五三繩 / 愛の鏡餅 / 天女の途しるべ / 仙人と山の秘密 / 山の黙示 / 森と太皷の交響楽 / 洞窟の午後 / 浮世百態 / 精霊の冬籠 / 細眼の内裏雛 / 春は帰つて来た / 杜鵑の雄叫 / 干潮満潮 / 魂の狭き門 / 夕闇の花時雨 / 潮高鳴る篠島 / 渥美湾の浜千鳥 / 天井の節穴、障子の棧 / 鶺鴒の水汲み / 甘露の一滴 / 白い繃帯と茶褐色の顔 / 碧い豊川と暗い山家 / 青春の呼吸 / 瞳を調節するもの / 誰の罪か? / 蛇目傘と鉄槌 / 白粉の惰力 / 長髮と黒ネクタイ / 「窮乏」の相続 / 暴風と狂濤 / 搾取と怠惰の競争 / 蚕の繭を作る頃 / 桑畑の畔道 / 山村の朝ぼらけ / 人生の蟻地獄 / 呪ひの泉の封鎖 / 焔の前に居睡る男 / 銀色の吹拔燈籠 / 真紅色の財布 / 入江の打P船 / 魂と魂と / 鬼と人魚 / 追ひ風と逆さ風 / 機を織る天使 / 郷土愛と誤解 / 最後に進む若者 / 夜明の桝星 / 枝にからむ蔦蔓 / 湖面に起る風波 / 兵隊靴の享楽 / 一円五十銭の出所 / 霜と秋風 / しゃぼん玉と世界歴史 / 午前三時 / 人間十八人一噸 / 筬に殘る指紋 / 一粒の麥 / 田植歌 / 山村の運命 / 犬の仙人 / 散髮屋の噂 / 筬の思出 / 解説・木村毅


賀川 豊彦 (かがわとよひこ)
「死線を越えて(正・続・続々)」
(しせんをこえて)


「死線を越えて(正)」

「太陽を射るもの 続・死線を越えて」

「壁の声きく時 続々・死線を越えて」
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*「死線を越えて(正)」 498頁 / 発行 昭1983年
*「太陽を射るもの 続・死線を越えて」 398頁 / 発行 昭1983年
*「壁の声きく時 続々・死線を越えて」 466頁 / 発行 昭1983年

*正編目録文
スラム街に移り住んで、他人のために自己を捧げ尽くすというキリスト教的隣人愛を実践した著者の自伝的小説。賀川豊彦を世界的人物にまで押し上げた古典的名著。


賀川 豊彦 (かがわとよひこ)
「聖書の話」
(せいしょのはなし)


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*220頁 / 発行 1957年 / 社会思想研究会出版部名義

*目次
文庫版への序
第一部 聖書とはどういうものか
 第一章 聖書と文明
  1 生命の書 / 2 聖書は私の一切である
 第二章 聖書の読み方
  1 旧約聖書の読み方 / 2 新約聖書の読み方
 第三章 聖書の成立
  1 旧約聖書の成立 / 2 新約聖書の成立
 第四章 聖書の翻訳
  1 旧約聖書の翻訳 / 2 新約聖書の翻訳
第二部 旧約聖書の話
 第一章 モーセの五書
  1 天地創造 / 2 アブラハムの信仰 / 3 ヨセフの遺言 / 4 モーセの解放運動 / 5 十誡 / 6 ヨベルの年
 第二章 歴史書(一)
  1 ヨシュアの勇気 / 2 やもめ女ルツ / 3 最初の預言者サムエル / 4 ダビデの詩 / 5 ソロモンの智慧 / 6 エリヤの昇天 / 7 エリシャの骨
 第三章 歴史書(二)
  1 エズラとネヘミヤ / 2 皇后エステル
 第四章 詩歌と智慧文学
  1 ヨブの苦難 / 2 詩篇と雅歌 / 3 箴篇と伝道の書
 第五章 預言書(一)
  1 イザヤの幻 / 2 エレミヤの哀歌 / 3 エゼキエルの神秘
 第六章 預言書(二)
  1 理想の青年ダニエル / 2 ホセアの愛 / 3 ヨエルの理想 / 4 アモスとオバデヤ / 5 ヨナとミカとナホム / 6 ハバクク、ゼパニヤ、ハガイ / 7 ゼカリヤとマラキ
第三部 新約聖書の話
 第一章 四つの福音書
  1 原始的なマタイ伝 / 2 マルコ伝の平凡 / 3 ルカ伝の博愛 / 4 ヨハネ伝の向日性
 第二章 使徒行伝の価値
  1 信仰の勝利史 / 2 クリスチャンの激増
 第三章 使徒パウロの手紙(一)
  1 神の恩寵(ロマ書) / 2 愛の絶対性(コリント前書) / 3 変通自在(コリント後書) / 4 真の自由(ガラテヤ書)
 第四章 使徒パウロの手紙(二)
  1 「一」の福音(エペソ書) / 2 祭(ピリピ書) / 3 永遠の現在(コロサイ書)
 第五章 使徒パウロの手紙(三)
  1 再臨の問題(テサロニケ前書) / 2 労働の道徳的価値(テサロニケ後書) / 3 信仰上の父子(テモテ後書) / 4 殉教を前にして(テモテ後書) / 5 沈黙と実行(テトス書) / 6 奴隷の解放(ピレモン書)
 第六章 ヘブル書その他
  1 聖浄の道(ヘブル書) / 2 貧しい人々の福音(ヤコブ書) / 3 試練の使徒(ペテロ前書) / 4 再臨が遅れる理由(ペテロ後書)
 第七章 ヨハネとユダの手紙
  1 完全な愛(ヨハネ第一書) / 2 キリストの肉体(ヨハネ第二書) / 3 神を見た人(ヨハネ第三書) / 4 異端者との戦い(ユダ書)
 第八章 ヨハネ黙示録
  1 黙示文学の最高峰 / 2 泣きつつ読むべき書 / 3 理想国
パウロ伝道表


笠原 一浩 (かさはらかずひろ)
「食虫植物の驚異」
(しょくちゅうしょくぶつのきょうい)


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*242頁 / 発行 1964年

*目録文
二〇〇葉の写真によって捕虫様式をつぶさに描いた食虫植物の観察。怪奇な生態を紹介すると共に栽培法、入手法を解説し実用に便利

*目次
序 虫をたべる驚異
T 三つの捕虫様式
 とりもち型・腺毛可動式 / 腺毛不動式 / おとし穴型・逆毛式 / 滑縁式 / わな型・閉込め式 / 吸込み式
U 食虫植物の不思議な生態
 悪魔の長靴・ヘイシソウ(サラセニア) / 高山の珍瓶子・ダーリングトニアとヘリアンフォラ / 植物の有袋類・セファロタス(フクロユキノシタ) / 猿のコップ・ネペンテス(ウツボカズラ) / 居候の天国・ビプリス(ムラサキモウセンゴケ) / イベリアのハエトリマツ・ドロソフィルム(イシモチソウモドキ) / ヴィナスのまぶた・ディオネア(ハエジゴク) / ムジナモの花咲く日本・ムジナモ(ウォーター・ディオネア) / 太陽の露滴・ドロセラ(モウセンゴケ、コモワセンゴケの仲間) / イモをつくるドロセラ・イシモチソウとシスティフロラ / 食虫植物除名第一号・ロリデュラ(ムシトリノキ) / 氷雪をフトンにするムシトリスミレ・ムシトリスミレとコウシンソウ / 長い尻尾のムシトリスミレ・アシナガムシトリスミレとジプシコラ / 南国のムシトリスミレ・ヒメムシトリスミレの仲間 / 地獄のラセン迷路・ゲンリセア / 次の間つきの捕虫嚢・コスミザ(ポリポムホリックス) / 小人国の花園・ストモイズィア(ミミカキグサの仲間) / 耳掻状にならないミミカキグサ・ニグレスセンテス(ホザキノミミカキグサ) / 最大の花と最小の花・ヒメミミカキグサとオルキディオイデス / 虫を吸込む皮袋・タヌキモ(ウトリキュラリアの仲間) / 食虫植物除名第二号・食虫苔と食虫菌
V 付録
 食虫植物の入手法 / 世界の食虫植物分類表・分布図 / 日本に自生する食虫植物 / 繁殖・栽培メモ / 日本の食虫植物分布図 / 日本の食虫植物採集地
あとがき


加地 悦子 (かじえつこ)
「世界の衣裳 ― 家庭着からニュー・モードまで」
(せかいのいしょう)


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*210頁 / 発行 1964年

*目録文
きものは生きている ―― という観点から、その感じ方と考え方を、第一章(アメリカの衣裳生活)ではその合理性を追求、第二章(ヨーロッパの民族衣裳)では民族的特徴の鑑賞、第三章(デザインの解放)では便利な型紙の普及、第四章(アクセサリーについて)では衣裳の附属品の選び方と組合せ、などを通して平明に著述。第五章(私のアドバイス)ではこれらの考え方をふまえて日本人の衣裳生活のあり方を具体的に例をあげて助言する。

*目次
序 きものは生きている <その考え方と感じ方>
T アメリカの衣裳生活
 (一) ニュー・モードは噂だけ / (二) 清潔さは世界一 / (三) 地下室の秘密 / (四) アメリカのクリーニング屋 / (五) アメリカ人はプレスがうまい / (六) 古着を生かして使うアメリカ人 / (七) 和服はゆったりと、洋服はピッタリと / (八) アメリカの婦人服サイズ / (九) 一世、二世の婦人達 / (十) アイデアを生かす能力 / (十一) 洗濯機 / (十二) メイド・イン・ジャパンの衣類
U ヨーロッパの民族衣裳
 (一) アメリカ調とヨーロッパ調 / (二) 「キモノ」と「サリー」 / (三) 子供達の制服 / (四) マダム・タッソー博物館―ロウ人形の衣裳 / (五) 民族衣裳の博物館 / (六) タータン・チェック / (七) オランダの民族衣裳 / (八) 民族衣裳と今日の服裳
V デザインの解放(型紙について)
 (一) 欧米と日本の洋裁学校 / (二) 「欧米の型紙」と「欧米の家庭裁縫」 / (三) 日本で育ちにくかった「型紙」 / (四) やっと日本にもできた「型紙」 / (五) 型紙教育の実際
W アクセサリーについて / 137 (0074.jp2)
 (一) パリのコレクション / (二) ファースト・レディの衣裳 / (三) 毛皮 / (四) 宝石 / (五) 帽子 / (六) 靴 / (七) ハンドバッグ / (八) 国旗 / (九) 日光浴
X 私のアドバイス
あとがき


柏原 祐泉・薗田 香融編 (かしわばらゆうせん・そのだこうゆう)
「日本名僧列伝」 
(にほんめいそうれつでん)


*カバー写真・東大寺大仏殿回廊扉
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*368頁 / 発行 1968年

*カバー文
 仏教が渡来してから千四百年余り、この間日本人におよぼした影響ははかり知れず、仏教をぬきにして日本文化や日本人を語ることは不可能といえよう。
 本書は、その千四百年にわたる日本仏教の足跡を、各時代に重要な役割を果した名僧智識二〇人の生涯をかえりみることによって、明らかにしようとつとめた。

*目次
 はじめに / 行基 / 鑑真 / 最澄 / 空海 / 空也 / 法然 / 栄西 / 親鸞 / 道元 / 日蓮 / 一遍 / 一休 / 蓮如 / 沢庵 / 良寛 / 月照 / 島地黙雷 / 釈宗演 / 清沢満之 / 鈴木大拙 / 名僧小伝 / 日本仏教史略 / 年表日本仏教宗派・人物系譜表


加太 こうじ (かたこうじ)
「落語 大衆芸術への招待」
(らくご)


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*283頁 / 発行 1962年 / 社会思想研究会出版部名義

*目録文
日本庶民の生活と密着した〈落語〉に現れた種々の人間を浮き彫りにする。日本人が何に笑い、そして怒り、共感するのかを解く

*目次
まえがき
T 日本人の涙と笑い
 落語のなかの人間像
  恋愛について / 逃避する人間解放 / 心中を否定する / 「おせつ徳三郎」の恋 / 落語ヒューマニズム / 親と子について / 酒を飲み合う親と子 / 死して「片棒」かつぐ親 / 「火事息子」藤三郎 / 自由主義的な親子観 / 貧乏について / 貧乏をえがきえた文学 / 借金謝絶法 / 貧乏長屋の住人 / 貧乏人の千両箱 / 道徳について / 「一眼国」の見せ物 / 体制と反体制 / 詐欺の効用 / 女性について / かみさんの地位 / 「宮戸川」のお花 / アンチ『女大学』 / 「品川心中」の遊女 / 美男にてある宮戸川かな / 女房について / かしこい女房 / 女房の分類 / 八五郎の女房 / 「お神酒徳利」の女房 / 「芝浜」の女房 / かわいい女 / うれしき女房 / 職業婦人について / 下女という職業 / 女かみゆい・おさき / 誇りたかき女性 / やくざについて / しがない稼業の浪曲やくざ / やくざ・やくざというけれど / 「今戸の狐」の三次 / 丁の目の半次 / 「品川心中」の金蔵 / 泥棒について / 極楽へ行く石川五右衛門 / 講談と歌舞伎の泥棒 / 民衆の人気者「穴どろ」 / 幽霊について / 夜をこわがる幽霊 / 怪談の社会性 / 博打うちの「へっついの幽霊」 / 殿上人について / 弱きもの・殿上人 / 「たらちね」の一席 / 武士について / 武士の衰徴と町人の抬頭 / 勇み肌の男 / 「たが屋」の強さ / 町人衆の知恵 / 「仇討屋」と「岸柳島」 / 殿さまと家来について / 赤井御門守 / 家老・田中三太夫 / サラリーマン大名 / 官員と大尽について / 官員ヒゲをはやす / 愛される浪人 / いやな奴・お大尽 / 墓を見立てる成金 / 堕落する落語 / 田舎者と使用人について / 下男・権助と下女・おなべ / 江戸ッ子敗る / 権助の男意気 / 江戸のストライキ / 無意味な笑いについて / 放心≠ニとりちがえ / 三人のあわて者 / 八五郎の機知 / 「錦名竹」の笑い
U 庶民はなにを求めているか
 落語芸術の背景
  落語の歴史 / 「さげ」と「落語通」 / 明日への考察
古典落語一覧表 / あとがき


片方 善治 (かたがたぜんじ)
「電化生活案内 ヒューズからクーラーまで」
(でんかせいかつあんない)

*244頁 / 発行 1962年
*カバー画像はありません。

*目次
まえがき
T あなたの電化生活は健全か
U 快適な暮らしのために
 一 電気による煖房 / 二 電気による冷房 / 三 電気による防犯
V 家事を便利にするために
 一 飲みものを作るための電化用品 / 二 煮・焼きするための電化用品 / 三 電気冷蔵庫 / 四 真空掃除器 / 五 電気洗濯器 / 六 アイロンとミシン / 七 電気ポンプ
W 家庭の照明を明るく
 一 白熱電球 / 二 螢光灯
X ゆたかなレジャー・リビング
 一 ラジオ / 二 ステレオ / 三 テープ・レコーダー
Y テレビといっしょの暮らし
 一 テレビジョン
Z 日曜電気エンジニア
あとがき


片方 善治 (かたがたぜんじ)
「洋酒入門」
(ようしゅにゅうもん)


(画像拡大不可)

*269頁 / 発行 1960年 / 社会思想研究会出版部名義

*目次
はしがき / 感謝のことば
T 洋酒の文化史
 1 酒と箴言 / 2 三つの洋酒 / 3 カクテルの誕生 / 4 ウイスキー誕生 / 5 スコッチの秘密 / 6 アメリカンとカナディアン / 7 ウイスキー物語 / 8 英雄の酒 / 9 コニヤック談義 / 10 星の数(ブランデーの話) / 11 ネルソンの血(ラムの話) / 12 二つのジン / 13 伝説の酒(ウォッカの話) / 14 リキュールの女王 / 15 ドム / 16 ぶどう酒は赤く / 17 あわのたつぶどう酒 / 18 水の話 / 19 洋酒とガラス / 20 蒸溜酒小史 / 21 アメリカ禁酒裏面史 / 22 ラベルの見かた / 23 洋酒を飲むオーソドックス・マナー
U 洋酒のスラング・隠語
 1 カクテル / 2 ブランデー / 3 ジン / 4 ウイスキー / 5 ワイン / 6 シャンパン / 7 酒量の隠語
V 百万人のカクテル教室 ─ ホーム・バー開店のために
 1 やさしいカクテル用語小辞典 / 2 どれがどれだけ / 3 仕事の基本 / 4 ドリンクさまざま / 5 グラスという器 / 6 チェリー、オリーブ、オニオン / 7 ビターズという酒 / 8 カクテルつくりのこつ / 9 ホーム・バー開店
W こんなときに、こんなカクテル
 1 百万人のカクテル十傑 ─ ベストテンの一つをといわれたとき / 2 こんなときにこんなカクテルを、こんな酒を / 3 五十円以下でできるカクテル ─ 安い予算で飲みたいときに / 4 焼酎をベースにしたカクテル ─ さらに安い予算で飲みたいときに / 5 カクテルさまざま ─ 春に、夏に、秋に、冬に……
X パーティのためのページ さそうために、さそわれるために
 その一 さそうために
  1 パーティ故事来歴
  2 世界で最も古い酒飲み会の記録
  3 パーティの勧誘
  4 ホーム・パーティさまざま
  5 パーティの準備
  6 楽しいパーティの処方箋
   (A) 五、六人から七、八人のためのパーティ / (B) 十五、六人から二十人までのためのパーティ / (C) 三十人以上のパーティ / (D) 百人以上のパーティ / (E) ディナー・パーティ / (F) ガーデン・パーティ / (G) キャンプ・パーティ / (H) 予算二百円のパーティ / (0091.jp2)
  7 バースディー・パーティのカクテル
 その二 さそわれたときに.
  1 外人のパーティでのあれこれ / 2 酒場の効用など / 3 ナプキンのエチケット / 4 パーティでの英語 / 5 パーティでのエチケット / 6 パーティのドレス
Y オードブルさまざま
 1 カナッペ十一種 / 2 アンチョビ、カニ、カキ、サーデンの料理 / 3 カクテル五種 / 4 ?、カキ(串焼)、アワビ、蛤の料理 / 5 牛肉、ソーセージ、ハムの料理 / 6 ベーコン巻き三種 / 7 サラダと野菜料理
Z 洋酒百科
[ 洋酒便覧
 1 国産洋酒 / 2 輸入洋酒
カクテル処方索引


片山 哲 (かたやまてつ)
「白楽天 東洋の詩とこころ」
(はくらくてん)


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*258頁 / 発行 1960年 / 社会思想研究会出版部名義

*目次
まえがき / 第一、時代を諷したる詩 / 第二、大自然を愛するの詩 / 第三、達哉、悟りの詩 / 第四、流麗名文の二篇 / 第五、名詩二十篇 / 附記 / 白樂天略傳 / あとがき


片山 正年 (かたやままさとし)
「八万キロの戦争 ― 語り部が伝える真実」
 (はちまんきろのせんそう)


*装幀=ローテ・リニエ
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*245頁 / 発行 1995年

*カバー文
著者は、陸軍船舶砲兵―輸送船を高射砲などで武装したいわば“船に乗った陸軍”として、広東攻略のバイヤス湾上陸、ノモンハン、マレー半島上陸、ガダルカナル強行輸送、千島各地の転戦など、作戦掩護に参加、辿った総距離は八万キロに達する。その間、乗船三隻の沈没に遭遇、生還した広島で被爆という、まさに“オデッセウスのような戦歴”を経た。本書は、その戦争体験を語り口そのままに再現した。“耳で読む本”。

*目次
第一章 召集令状 / 第二章 入隊生活 / 第三章 バイヤス湾出動 / 第四章 ノモンハン派遣 / 第五章 ノモンハン後記 / 第六章 太平洋戦争突入の日 / 第七章 熱田山丸の最期 / 第八章 綾戸山丸も、波の上丸も / 第九章 激戦、ソロモン海域 / 第十章 北方輸送隊へ転属 / 第十一章 フィリピン教育隊 / 第十二章 上等兵片山の怒り / 第十三章 原爆、被爆の中の救援活動 / 第十四章 復員 / 解説(石井端人) / 軍歴関連略年表


桂 芳男 (かつらよしお)
「幻の総合商社 鈴木商店
創造的経営者の栄光と挫折」 (まぼろしのそうごうしょうしゃすずきしょうてん)


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*245頁 / 発行 1989年

*カバー文
 神戸の個人商店からきわめて短期間に世界的な大商社に急成長した鈴木商店は、昭和二年の金融恐慌によって倒産した。
 総合商社の源流として、三井物産を急追し、三井物産に勝るとも劣らない巨大な役割を演じながらも挫折した、鈴木商店の興亡と、その命運を左右した大番頭・金子直吉の経営戦略と理念を解明する。

*目次
 まえがき
 文庫化にあたって
 プロローグ
1 創業者岩治郎の企業者活動
2 「新生」鈴木商店の躍進
3 総合商社への道
4 日米船鉄交換
5 米騒動と鈴木焼き打ち
6 総合商社体制と多角的事業経営
7 金融恐慌と鈴木商店の倒産
 エピローグ
  付・新修 金子直吉年譜
  参考資料


加藤 周一 (かとうしゅういち)
「知られざる日本」
(しられざるにほん)


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*164頁 / 発行 1957年 / 社会思想研究会出版部名義

*目次

舞台

精神
言葉

家庭

あとがき


加藤 周一 (かとうしゅういち)
「西洋讃美」
(せいようさんび)


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*226頁
*発行 1958年
*社会思想研究会出版部名義

*目次
詩人 / 愛欲の薔薇の花蔭 / 諷刺家の心情 / 恋愛と結婚 / 暮しのたて方について / 美術 / 美術史の縮図 / 無慈悲なヴェラスケス / 肖像画について / ヴィーンの想出 / ルオーの芸術 / 舞台 / 日本と西欧との間 / 現代オペラの問題 / ジャン・ジロドゥウ小論 / 火刑台上のジャンヌ・ダルク / クローデルの偏見 / 映画 / 映画における古典主義の誕生 / 「宿命」とよばれた映画 / 対話 / エレンブルグ氏との対話 / マルセル博士との対話 / スペンダー氏との対話 / あとがき


加藤 秀俊・米山 俊直共著 (かとうひでとし・よねやまとしなお)
「北上の文化 新・遠野物語」
(きたかみのぶんか しんとおのものがたり)


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*228頁 / 発行 1963年

*目次
序章 遠野へのみち
 一 北上のおくの盆地 / 二 遠野の研究
第一章 歴史
 一 阿曽沼家の没落 / 二 『動転愁記』より / 三 百姓一揆
第二章 環境と生活
 一 北上山系と遠野 / 二 馬と人間 / 三 神様の話 / 四 活路の模索
第三章 人生
 一 明治の軍隊経験 / 二 ある女の一生 / 三 ドルトン新教育 / 四 町場の人生
終章 遠野を考える
あとがき


加藤 正世 (かとうまさよ)
「虫の世界」
(むしのせかい)


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*189頁 / 発行 1961年
*社会思想研究会出版部名義

*目録文
本書は、一六〇種の昆虫をとりあげ、それぞれの生態写真を通して、彼らの生活と愛情の旋律をあますところなく描く昆虫の風物誌。

*目次
まえがき / 人と虫 / 花と虫 / 葉と虫 / 草と虫 / 樹と虫 / 虫と虫 / 水と虫 / 土と虫 / 空と虫 / 休息
付録 a 生態写真を試みたい人に / b 虫の飼育と観察 / c 採集と標本の製作


門脇 禎二 (かどわきていじ)
「京都・奈良の旅」
(きょうとならのたび)


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*316頁
*発行 1963年

*目録文
京都や奈良を訪れる人びとのために、古都の美しい姿・文化財のいろいろを、歴史家の説を通して写真を配しながら描いた古都巡礼

*目次
京都 京都駅の近く / 東山の旅 / 洛中の散策 / 洛北の旅 / 洛西の旅 / 洛南の旅 / 奈良 市中の散策 / 佐保路・西の京 / 笠置・柳生 / いかるがの里 / 信貴・生駒 / 国中を飛鳥へ / 当麻・葛城 / 吉野・奥吉野の旅 / 山の辺の道 / 桜井・初瀬 / 年中行事 / 民謡・歌謡 / 名物・名産 / 遊覧・観光


門脇 禎二・田辺 昭三著 (かどわきていじ・たなべしょうぞう)
「教養人の日本史(1) 原始から平安前期まで」
(きょうようじんのにほんし)


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*309頁 / 発行 1966年 / 全5巻

*目録文
戦後の新しい学問的成果の上にたって、原始から現代に至る日本歴史の流れを物語形式として明快にまとめあげた絶好の日本史入門書。

*目次
 「教養人の日本史」執筆にあたって
 原始から平安前期まで
 参考書
 年表
 索引
 あとがき


村井 康彦 (むらいやすひこ)
「教養人の日本史(2) 平安中期から室町時代まで」
(きょうようじんのにほんし)


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*317頁 / 発行 1966年 / 全5巻

*目録文
戦後の新しい学問的成果の上にたって、原始から現代に至る日本歴史の流れを物語形式として明快にまとめあげた絶好の日本史入門書。

*目次
 「教養人の日本史」執筆にあたって
 参考書
 年表
 索引
 あとがき


脇田 修 (わきたおさむ)
「教養人の日本史(3) 戦国時代から江戸中期まで」
(きょうようじんのにほんし)


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*307頁 / 発行 1967年 / 全5巻

*目録文
戦後の新しい学問的成果の上にたって、原始から現代に至る日本歴史の流れを物語形式として明快にまとめあげた絶好の日本史入門書。

*目次
 「教養人の日本史」執筆にあたって
 参考書
 年表
 索引
 あとがき


池田 敬正・佐々木 隆爾 (いけだよしまさ・ささきりゅうじ)
「教養人の日本史(4) 江戸末期から明治時代まで」
(きょうようじんのにほんし)


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*319頁
*発行 1967年
*全5巻

*目録文
戦後の新しい学問的成果の上にたって、原始から現代に至る日本歴史の流れを物語形式として明快にまとめあげた絶好の日本史入門書。


藤井 松一 (ふじいしょういち)
「教養人の日本史(5) 大正時代から現代まで」
(きょうようじんのにほんし)


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*320頁
*発行 1967年
*全5巻

*目録文
戦後の新しい学問的成果の上にたって、原始から現代に至る日本歴史の流れを物語形式として明快にまとめあげた絶好の日本史入門書。


金森 健生 (かなもりたけお)
「マンガ昭和史 ― 庶民生活泣き笑い」
(まんがしょうわし)


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*265頁
*発行 1973年

*目録文
昭和天皇の即位から現代までの風俗・庶民の暮らしの足どりを、特にあのいまわしい太平洋戦争と敗戦後のドン底生活に重点をおいたマンガによる昭和史


金子 武雄 (かねこたけお)
「日本のことわざ(正続)」
(にほんのことわざ)




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*正264頁 / 続258頁
*発行 1969年

*正編目録文
ことわざとは、広く民衆に支持され伝えられてきた文化遺産である。代表的な二〇〇余の意味や由来をわかりやすく説き明かしてある。続篇も発売中。



金子 良運 (かねこりょううん)
「仮面の美」
(かめんのび)


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*246頁 / 発行 1961年 / 社会思想研究会出版部名義

*目次
まえがき / 伎楽面 / わが国の伎楽 / 伎楽の内容 / 伎楽演技の順序 / 伎楽の名称と内容の再検討 / 現存する伎楽面 / 伎楽面の種類 / 伎楽面の材質 / 伎楽面の特長 / 伎楽面の作者 / 舞楽面 / 雅楽と舞楽 / 舞楽の内容と変遷 / 舞楽の分類 / 舞楽の組合せ / 舞楽の楽器 / 舞楽面の種類 / 舞楽面の特長 / 舞楽面の作者 / 行道面 / 行道の意味 / 行道面の種類 / 行道面の特長 / 宗教面(追儺面) / 能面 / 能の源流と発生 / 能の変遷と五流 / 能の役名 / 能面の種類 / 能面の特長 / 類似面識別の要点 / 演能順序の組立 / 能面の隠された見所 / 面を打つということ / 能面の作者 / 面裏の銘 / 狂言面 / 狂言の発生および呼び名 / 狂言の内容と流派 / 狂言の種類 / 狂言の役名 / 狂言面の種類と特長 / あとがき


金子 良運 (かねこりょううん)
「日本の彫刻 国宝シリーズ1」
(にほんのちょうこく)


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*142頁 / 発行 1959年 / 社会思想研究会出版部名義

*目次
まえがき / 仏像各部の名称A(如来形) / 仏像各部の名称B(菩薩形) / 所在地一覧 / 一 釈迦如来三尊像 奈良 法隆寺 / 二 薬師如来像 奈良 法隆寺 / 三 観音菩薩像 奈良 法隆寺 / 四 観音菩薩像(百済観音) 奈良 法隆寺 / 五 広目天像 奈良 法隆寺 / 六 弥勒菩薩像 京都 広隆寺 / 七 弥勒菩薩像 奈良 中宮寺 / 八 弥勒菩薩像(泣き弥勒) 京都 広隆寺 / 九 観音菩薩像(夢違観音) 奈良 法隆寺 / 一〇 阿弥陀如来三尊像(橘夫人念持仏) 奈良 法隆寺 / 一一 薬師如来像 奈良 薬師寺 / 一二 観音菩薩像(東院堂) 奈良 薬師寺 / 一三 釈迦如来像 京都 蟹満寺 / 一四 執金剛神像 奈良 東大寺 / 一五 月光菩薩像 奈良 東大寺 / 一六 帝釈天像 奈良 東大寺 / 一七 大仏蓮弁 奈良 東大寺 / 一八 誕生仏 奈良 東大寺 / 一九 持国天像 奈良 東大寺 / 二〇 阿修羅像 奈良 興福寺 / 二一 迷企羅大将像 奈良 新薬師寺 / 二二 盧遮那仏像 奈良 唐招提寺 / 二三 十一面観音像 奈良 聖林寺 / 二四 鑑真和上像 奈良 唐招提寺 / 二五 押出仏 東京 国立博物館 / 二六 多聞天像 奈良 興福寺 / 二七 阿弥陀如来像 京都 広隆寺 / 二八 薬師如来像 奈良 新薬師寺 / 二九 薬師如来像 京都 神護寺 / 三〇 薬師如来像 奈良 元興寺 / 三一 十一面観音像 奈良 法華寺 / 三二 薬師如来像 東京 国立博物館 / 三三 如意輪観音像 大阪 観心寺 / 三四 不動明王像 京都 教王護国寺 / 三五 虚空蔵菩薩像 京都 神護寺 / 三六 兜抜毘沙門天 京都 教王護国寺 / 三七 菩薩半跏像(寺伝如意輸観音) 京都 宝菩提院 / 三八 十一面観音像 滋賀 向源寺 / 三九 釈迦如来像 奈良 宝生寺 / 四〇 神功皇后像 奈良 薬師寺 / 四一 良弁僧正像 奈良 東大寺 / 四二 阿弥陀如来像 京都 平等院 / 四三 雲中供養菩薩像 京都 平等院 / 四四 十二神将像 京都 広隆寺 / 四五 持国天像 京都 浄瑠璃寺 / 四六 迷企羅大将像 奈良 興福寺 / 四七 新羅明神像 滋賀 円城寺 / 四八 智証大師像(御骨大師) 滋賀 円城寺 / 四九 不空羂索観音像 奈良 興福寺 / 五〇 玄賓僧都像 奈良 興福寺 / 五一 仁王像 奈良 東大寺 / 五二 恵光童子像 和歌山 金剛峯寺 / 五三 無著像 奈良 興福寺 / 五四 伐折羅大将像(十二神将) 奈良 興福寺 / 五五 維摩居土像 奈良 興福寺 / 五六 二王像 奈良 興福寺 / 五七 竜灯鬼 奈良 興福寺 / 五八 神母天像(二十八部衆) 京都 妙法院 / 五九 玉依姫命像 奈良 吉野水分神社 / 六〇 僧形八幡神像 奈良 東大寺 / 六一 重源上人像 奈良 東大寺 / 六二 阿弥陀如来像 神奈川 高徳院 / あとがき


鎌田 慧 (かまたさとし)
「死に絶えた風景 ― ルポルタージュ・新日鉄」
(しにたえたふううけい)
〈ベスト・ノンフィクション〉


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*262頁 / 発行 1994年

*目録文
洞海湾にのぞむ北九州工業地帯……製鉄所を基底で支える労働下宿と港湾労働者と筑豊閉山炭住の情況を、自らの体験をも交えてつづった初期ルポルタージュ。

*目次
第1章 絶望の部屋 ― 労働下宿の記録
第2章 鉄の流れ ― 釜石から八幡へ
第3章 せめぎ合う波 ― 鉄鋼労働者の闘い
第4章 黒い紐帯 ― 八幡と筑豊
第5章 洞海湾のほとりで



上 笙一郎・山崎 朋子 (かみしょういちろう・やまざきともこ)
「光ほのかなれども 二葉保育園と徳永恕」
(ひかりほのかなれども ふたばほいくえんととくながゆき)


(画像拡大不可)

*448頁
*発行 1995年

*紹介文
明治33年、東京の代表的なスラム街・新宿四谷に開設された二葉保育園の生い立ちと、そこに生涯を捧げた一人の稀有な〈女性の生涯〉=徳永恕の歩みと重ね合わせて描き出す。本書はまた、近代日本の児童史であるとともに、すぐれた女性史研究の書ともいえる幼児保育史の労作


上之郷 利昭 (かみのごうとしあき)
「企業崩壊 そのとき社員と家族たちは…… ベスト・ノンフィクション」
(きぎょうほうかい)


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*385頁 / 発行 1995年

*目次
安宅ラガー最後のトライ
商権を持って消えた部長
ドイツ撤収作戦の指揮官
死の床からの再起
繊維部門二百人の集団移籍
合併推進派の挫折と転進
子会社再建に賭けた若手社員
羊毛商社に結集した七人の侍
就職相談室の人生ドラマ
安宅アメリカへの最後の密使


唐木 順三 (からきじゅんぞう)
「森鴎外」
(もりおうがい)


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*207頁 / 発行 1958年 / 社会思想研究会出版部名義

*目次
T 生涯
 1 森家 / 2 養老館 / 3 名から物へ / 4 医学校 / 5 留学 / 6 戦闘的啓蒙 / 7 ふたつの戦争の間 / 8 鴎外の位置
U 若き?外
 1 鉄道とハルトマン / 2 いわゆる逍?論争
V 『舞姫』『うたかたの記』『即興詩人』
W 『ヰタ・セクスアリス』
X 歴史小説四つ
Y 在野の一時期
Z 『青年』
[ 『礼儀小言』の問題
あとがき


カール・ベッカー著 石上良平、関嘉彦共訳 (Carl L.Becker いしがみりょうへい、せきよしひこ)
「現代民主主義論」
(げんだいみんしゅしゅぎろん)


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*192頁 / 発行 1951年 / 社会思想研究会出版部名義

*目次
T 理想
U 現實
V ディレンマ
譯註
民主主義者としてのカール・ベッカー


河合 栄治郎編 (かわいえいじろう)
「学生と教養」
(がくせいときょうよう)


(画像拡大不可)

*252頁 / 発行 1953年 / 社会思想研究会出版部名義

*カバー文
學問を単なる知識としてではなく、人格的主体の中に統一せしめ全べての行為と思■の中に生かすこと、それが教養の意義である。學生の目的もがこゝに存する。

*目次
序 河合栄治郎 / 学生に対する一般的助言 安倍能成 / ヘ養としての諸学 / ヘ養としての哲学 桑木嚴翼 / ヘ養と倫理学 倉田百三 / ヘ養としての歴史研究 大類伸 / ヘ養としての文学 谷川徹三 / ヘ養としての自然科学 石原純 / ヘ養としての社会科学 蝋山政道 / 学生生活の回顧 / 学生時代の回顧 東畑精一 / 一学徒の回想 木村健康 / 実り多き頃 土屋C


河合 栄治郎 (かわいえいじろう)
「自由主義の歴史と理論 東大に於ける特別講義」
(じゆうしゅぎのれきしとりろん)


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*210頁 / 発行 1952年 / 社会思想研究会出版部名義

*目次
第一部 自由主義の歴史
 第一章 自由山義の世界觀
  第一節 自然法時代 / 第二節 功利主義時代 / 第三節 理想主義時代
 第二章 自由主義の思想と実践
  第一節 詞セ / 第二節 宗ヘ上の自由 / 第三節 思想上の自由 / 第四節 團結の自由、團体の自由 / 第五節 身体上の自由 / 第六節 社会上の自由、家族上の自由 / 第七節 地方的自由、国民的自由、国際的自由 / 第八節 政治上の自由 / 第九節 経濟上の自由主義 / 附 各国自由主義の特殊性

第二部 自由主義の理論
 第一章 自由の概念
 第二章 自由主義の概念
  第一節 社会的市民的自由 / 第二節 自由主義の基礎 / 第三節 自由主義発生の?的過程
 第三章 自由主義の哲学
  第一節 詞セ / 第二節 認識論 / 第三節 本体論 / 第四節 人間觀 / 第五節 道コ哲学 / 第六節 社会哲学
 第四章 自由主義の内容
  第一節 思想上の自由 / 第二節 政治上の自由 / 第三節 團結の自由、團体の自由及び国民的自由 / 第四節 経濟上の自由
 第五章 自由主義と他の思想との関係
  第一節 フアシズムとの対決 / 第二節 マルクス主義との対決 / 第三節 その他の思想との対決
 第六章 現代に於ける自由主義
自由主義に関する參考文献 / 解説


河合 栄治郎 (かわいえいじろう)
「新版 学生に与う」
(がくせいにあたう)


*カバーデザイン・写真 / 平昌司




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*373頁 / 発行 1997年
*旧版・第1部(価値あるもの) 169頁・第2部(私たちの生き方) 139頁 / 発行 1951年 / 社会思想研究会出版部名義

*旧版 323頁 / 発行 1969年

*カバー文
 経済学者・自由主義思想家として著名な河合栄治郎は、また天成の教育者でもあった。戦時中ファシズムに抵抗し、東大教授を休職となり裁判の被告となりながら、自己の理想主義思想をつらぬき通し、その信条を直接学生に呼びかけた本書は、時代を超えて、青年学生の心の奥深く生き続ける“青春の門”であり、情熱あふれる不朽の名著である。
 一九五一年刊行の、超ロングセラー。

*目次
 序
第一部 価値あるもの
 一 はしがき
 二 社会に於ける学生の地位
 三 ヘ育
  四 学校
 五 ヘ養(一)
 六 ヘ養(二)
 七 学問
 八 哲学
 九 科学
 一〇 歴史
 一一 芸術
 一二 道コ
 一三 宗ヘ
第二部 私たちの生き方
 一四  読むこと
 一五 考えること、書くこと、語ること
 一六 講義、試験
 一七 日常生活
 一八 修養
 一九 親子愛
 二〇 師弟愛
 二一 友情
 二二 恋愛
 二三 学園
 二四 同胞愛
 二五 社会
 二六 職業
 二七 卒業
 編者註 / 解説(猪木正道)


河合 栄治郎編 (かわいえいじろう)
「読書と人生」
(どくしょとじんせい)


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*220頁 / 発行 1952年 / 社会思想研究会出版部名義

*目次
はしがき
第一部 読書の考察
 読書の意義 河合栄治郎 / 購書と藏書 山田珠樹 / 学生と図書館 吹田順助 / 読書の生理 杉田直樹 / 読書と環境 岸田日出刀
第二部 読書の仕方
 如何に読書すべきか 出隆 / いかに書を読むべきか 倉田百三 / 如何に読書すべきか 三木清 / 如何に読書すべきか 木村健康
第三部 読書の回顧
 読書の回顧 阿部次郎 / 読書の回顧と読書法 斎藤勇 / 読書とその想い出 長与善郎 / 読書の回顧 高橋健二 / 読書の回顧 高木八尺 / 読書の回顧 末川博
あとがき / 筆者紹介


河合 栄治郎 (かわいえいじろう)
「私の社会主義」
(わたしのしゃかいしゅぎ)

*134頁 / 発行 1952年 / 社会思想研究会出版部名義
*カバー画像はありません。

*目次
一 私の社會主義
 (一) 社會主義史 / (二) 私の社會主義 / (三) 私の社會主義とマルキシズムとの差異 / (四) 私の社會主義と秩序との關係
二 國家觀に就て
 (一) 自覺 / (二) 「人格」 / (三) 國家觀 / (四) 祖國 / (五) 國家 / (六)國家主義の批判 / (七) 結尾
三 國家主義批判に就て
 (一) 價値判斷に就て / (二) 人格主義 / (三) 國家主義の意味 / (四) 安寧秩序


河合 茂美 (かわいしげみ)
「湖畔旅行 ロマンを秘める60の湖沼」
(こはんりょこう)


(画像拡大不可)

*382頁 / 発行 1963年

*目次
北海道
 大沼 / 洞爺湖 / 支笏湖 / 然別湖 / 塘路湖 / 阿寒湖 / 摩周湖 / 屈斜路湖 / 濤沸湖 / 網走湖 / 能取・サロマ湖
東北
 宇曾利山湖 / 十和田湖 / 田沢湖 / 猪苗代湖 / 檜原湖
関東
 中禅寺湖 / 菅沼 / 尾瀬沼 / 赤城大沼 / 榛名湖 / 昭月湖 / 野反湖 / 涸沼 / 霞ヵ浦 / 芦ノ湖 / 相模湖
中部
 諏訪湖 / 白樺湖 / 松原湖 / 富士五湖 / 志賀高原の池沼 / 野尻湖 / 仁科三湖 / 大正池 / 加茂湖 / 浜名湖 / 三方五湖 / 柴山潟
近畿
 琵琶湖 / 余呉湖
中国
 東郷湖 / 宍道湖
九州
 大浪池 / 池田湖 / 志高湖
あとがき


川合 彦充 (かわいひこみつ)
「日本人漂流記」
(にほんじんひょうりゅうき)


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*396頁 / 発行 1967年

*目録文
ジョンマンジロウーに代表される漂流のさまざまな記録。船の種類、漂流した国々などを解説。近世日本漂流年史ともいえる画期的内容

*目次
第一部 運命の漂流者たち
 ポルトガルの対日交渉に利用された漂流者 / 安南(ベトナム)に漂着した二組の漂流者 / 摂津船稲若丸の漂流 / モリソン号の来航と一生を異国で送った漂流者たち / 摂津永住丸の漂流 / 紀伊船天寿丸の漂流
第二部 漂流の諸問題
 漂流中の生活 / 漂流の方面別 / 漂流者の海外生活 / 帰還の方法 / 漂流帰還者の取調べ / 将軍や大名の漂流者引見 / 漂流者の海外知識 / 漂流記の編纂 / 帰国後の漂流者 / 一生を異国で送った漂流者
第三部 漂流問題の背後
 近世海運 / 近世の航海術 / 千石船と漂流船 / 漂流の発生 / 外国船の漂着と来航
近世日本漂流編年略史 / 参考文献 / あとがき


川勝 政太郎 (かわかつまさたろう)
「京都古寺巡礼」
(きょうとこじじゅんれい)


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*384頁 / 発行 1964年

*目録文
京都市内及び近郊に点在する古社寺から親しみあるもの、重要なもの、風光にめぐまれたもの九〇を選びその人工美風光美を写真紹介

*目次
1 南禅寺の法堂
2 八坂の塔
3 詩仙堂の庭と刈込み
4 清水寺全景
5 慈照寺の銀閣と庭
6 三千院庭の紅葉
7 天竜寺の庭
8 寺芳寺の竹林
9 平等院の鳳凰堂
10 法界寺の阿弥陀堂
11 醍醐寺の五重塔
12 三宝院の庭(カラー撮影 大橋治三)
 一、上京・下京 / 二、洛東 / 三、洛北 / 四、洛西 / 五、洛南
古寺巡礼地図
索引(交通・本文頁)
あとがき


川喜田 二郎 (かわきたじろう)
「パーティー学 人の創造性を開発する法」
(ぱーてぃーがく)


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*317頁 / 発行 1964年

*目録文
現代人の直面している生き甲斐、コミニュケーション、創造性の開発の三つの困難なテーマを前に明快な解答を与え大胆な示唆をあたえる。

*目次
まえがき
第一章 人間革命
 1 私たちが生きている時代は何か / 2 進化とは何をさして言うのか / 3 さまざまな「進化」のモノサシ / 4 文化は人類を他動物と区別する / 5 様式化した文化は脱ぎ捨てにくい / 6 甲殻動物における偉大なる革命 / 7 未開と文明との闘いのすえ / 8 世界の片田舎が近代化した理由 / 9 系統発生は個体発生をくりかえさない / 10 第一文化革命=その進行過程 / 11 人間革命としての高等宗教の出現 / 12 文明と気候帯の一致は偶然ではない / 13 第二文化革命=人間革命の時代
第二章 創造愛
 1 なぜ、人間革命は必要なのか / 2 「見る我」と「行動する我」と / 3 生きるとは創造することである / 4 やり甲斐と生き甲斐を感じるとき / 5 創造的ということの最低の条件 / 6 ひずみと困乱の中の人間形成 / 7 パンのみにて生くるに非ず / 8 「我を忘れる」状態と言うが / 9 なにが人柄をつくりあげるのか / 10 創造愛=人と人との結びつき / 11 グループとグループとの創造愛 / 12 ご縁を尊重することの意味
第三章 発想法
 1 バラバラのデータをまとめる意味 / 2 データからアイディアを生む技術 / 3 データからイメージを生み出す技術 / 4 イメージ発想をスムーズにする場 / 5 複雑すぎるデータに取りくむとき / 6 「類別化」と「くみたて」とはちがう / 7 分類基準をつくる二つの方法 / 8 図形から生まれる不思議な効用 / 9 発想法を実際に試みてみるとき / 10 資料は的確に取りあつかうこと / 11 データを仮説に総動員する法 / 12 発想は水滴から大河にまで成長する
第四章 グループ・イメージの発想
 1 データを共通の財産にすること / 2 モグノラフ法による知恵の集団化 / 3 討論がほんものになるための方法
第五章 ヴィジョンづくり
1 願望を「たしかめる」ということ / 2 方向・目標・ヴィジョンの食いちがい / 3 仕事に脈絡をつける方法 / 4 「歩きながら考える」方法
第六章 くみたて民主主義
 1 アンケート民主主義の欠陥について / 2 世論を形成してゆくための能力 / 3 創造を通して衆知をあつめる法
第七章 チームワーク
 1 わたくしの体験したチームワーク / 2 成長するチームに必要な三条件 / 3 チームワークをつくる技術と文化 / 4 チームを率いるリーダの資格


河北 倫明編 (かわきたみちあき)
「近代日本の美術」
(きんだいにほんのびじゅつ)

*238頁 / 発行 1964年
*カバー画像はありません。

*目次
はしがき / 近代日本の美術 / 前景 ― 伝統の曲りかど / 日本における外光派 / 日本画の理想と自然主義 / 京都派の脱皮 / 主観的写実の発展 / 前衛美術のパイオニア / 近代版画の展開 / 近代彫刻の歩み / 戦後美術の展望 / 色刷目録 / 系譜 / 近代日本美術年表 / 主な参考文献 / 人名索引



河北 倫明 (かわきたみちあき)
「日本の美術 その伝統と現代」
(にほんのびじゅつ)


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*187頁 / 発行 1958年 / 社会思想研究会出版部名義

*目次
はしがき
総論
第一部
日本美術の伝統と現代
書と絵
東洋画における写実と抽象
近代における伝統(一)
  ― 鉄斎芸術に関して
近代における伝統(二)
  ― 「いき」の問題
近代における伝統(三)
  ── 後進国の場合
第二部
日本画のながれ
 1 大和絵のながれ / 2 漢画のながれ / 3 琳派のながれ / 4 南画のながれ / 5 円山四条派のながれ / 6 風俗画のながれ
現代日本画の批評的展望
 1 問題の発生 / 2 問題の具体化 / 3 現代の展望
日本洋画の批評的展望
 1 前景 / 2 明治以後の方法 / 3 明治の作家 / 4 大正・昭和の作家 / 跋


河北 倫明 (かわきたみちあき)
「日本美術入門」
(にほんびじゅつにゅうもん)


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*217頁
*発行 1966年

*目次
はしがき
日本美術入門
 1 日本美術の特色 / 2 土器とはにわ / 3 仏教美術の成長 / 4 大和絵の流れ / 5 水墨画の世界 / 6 桃山美術の開花 / 7 宗達光琳の完成 / 8 浮世絵の展開 / 9 南画と円山・四条派 / 10 近代美術の発展
日本美について
 1 日本美について / 2 琳派について / 3 日本の芸術的風土 / 4 「渋い」とはどういうことか / 5 「細み」の境地 / 6 欧米の美術館と日本 / 7 日本芸術を見なおす
図版索引


川添 登・高見 堅志郎共著 (かわぞえのぼる・たかみけんしろう)
「近代建築とデザイン 近代世界美術全集11」
(きんだいけんちくとでざいん)


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*219頁 / 発行 1965年

*目録文
十九世紀中葉から現代までにわたって、機能と美の調和を追求した近代建築と、モダン・デザインの流れを、豊富な図版を交えて展開。

*目次
序章モダン・デザイン史の時代区分
モダン・デザインの前史
モダン・デザインの確立
一 モダン・デザイン確立まで
 アール・ヌーヴォーの周辺 ―― 装飾の功罪
 ドイツ工作連盟まで ―― 機能と表現
 機械時代の美学 ―― 造形の拡がり
 バウハウスをめぐって――造形思考の人びと
 有機主義の系譜 ―― 人間回復の希求
二 モダン・デザインの展開
 モダン・デザイン運動の挫折
 アメリカにおけるデザインの発展モダン・デザインの風土化
 新しい文明の世界
 カラー
 ポスター<シェレ>
 工業都市計画<ギャルニエ>
 かびん<ギャレ>
 グエル公園<ガウディ>
 ドアー<マキントッシュ>
 壁画 ―― 接吻<クリムト>
 作品<カルラ>
 室内の設計図<ドースブルグ>
 ニューヨークの摩天楼
 ジョンソン・ワックス・カンパニー<ライト>
 国連ビル、ブラジリア<ニーマイヤー>
 シャンディガール裁判所<ル・コルビュジエ>
 メキシコのレストラン<F・カンデーラ>
 プラスチックの家<R・W・ハミルトン他>
 長椅子・テーブルなど<イームズ>
 ラウンジ・チェアーとオットマン<イームズ>
 オリヴェッティのポスター<ピントーリ>
 オリヴェッティのニューヨーク・ショー・ルーム
 デンマーク・フィンランドの食卓セット
 スエーデンのガラス器
 オランダのガラス器
 スエーデンのガラス製ランプ
 デンマークのアパートの室内装飾


川人 博 (かわひとひろし)
「過労死と企業の責任」
(かろうしときぎょうのせきにん)


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*221頁
*発行 1996年

*目録文
過労死における企業責任の追求や、労災認定を労働省に認めさせていく活動など、過労死弁護団の中心にいる著者が、過労死の現状、たたかいの成果を詳述する。


川本 三郎 (かわもとさぶろう)
「日本すみずみ紀行」 
(にほんすみずみきこう)


*カバー写真・川本三郎
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*258頁
*発行 1997年

*カバー文
 山のあいだから海が見えてくる瞬間が好きだ。視界が急に開け、青い地平線が見えてくる。そのときはじめて、旅に来たんだなという感慨がわいてくる。――
 汽車に乗り、海や田圃を眺め、あまり観光とは縁のない小さな町や村をのんびりと歩く〈ひとり旅〉のエッセー集。

*目次
牛窓・御手洗 / 様似・広尾 / 城端 / 飛島・粟島 / 熊野 / 下北半島 / 甑島 / 佐川・外泊・宇和島・内子・大洲 / 石田温泉・銀婚湯温泉・五厘沢温泉 / 富山村 / 角館・五能線 / 網地島・牡鹿半島 / 川本町・大森・温泉津 / 柳川・佐賀平野 / あとがき / 解説 竹内正浩


川和 孝 (かわわたかし)
「撮影所 映画のできるまで」
(さつえいじょ)


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*137頁 / 発行 1958年 / 社会思想研究会出版部名義

*目次
序(椎名麟三)
一、 映画のできるまで
 T 撮影まで
  今と昔 / 門 / プロデューサー / 企画 / 作家 / シナリオ・ライター / 製作スタッフ / 読合せ / 監督 / 美術監督 / ロケハン / 大道具 / 小道具 / 衣裳合せ / 照明 / 録音 / メーキャップ / 結髪
 U 完成まで
  クランク・イン / 演技指導(T) / 演技指導(U) / 演技指導(V) / 撮影中の親分 / 助監督 / キャメラマン / オープン・セット(T) / オープン・セット(U) / 現場でのライト・マン / 同時録音 / ミニュチュア・セット / スクリーン・プロセス / ロケ(T) / ロケ(U) / エキストラ / スクリプター / カチンコ / アフレコ / スチール・マン / 編集 / タイトル
 V 上映まで
  食事 / サイン / リクリエーション / ニューフェイス試験 / 演技課 / 宣伝課 / 宣伝と実際 / フィルム運搬 / 映画館 / 映写技師 / 客席
二、 映画とはなにか
 T 映画製作の制約 / U 映画の種類と形式 / V 映画の良し悪し / W 他の芸術との違い / X 映画の本質
あとがき


上林 暁著 カメラ・大田 新助 (かんばやしあかつき)
「武蔵野」
(むさしの)


*カメラ・大田新助
(画像拡大不可)

*243頁
*発行 1962年

*目次
序 武蔵野をたずねて / 1 野に出て / 2 花の精 / 3 武蔵野文章 / 4 寒別れ / 5 麦秋 / 6 春泥 / 7 高麗村 / 8 野草 / 9 多磨墓地 / 10 鴎外の墓 / 11 草深野 / 12 春寂寥 / 13 聖ヨハネ病院再訪 / 14 夏野 / 15 野猿峠の小鳥焼 / 16 蘆花墓前祭 / 17 奥多摩行 / 18 野の弾寺 / 撮影を終りて武蔵野を思う 大田新助 / あとがき


神崎 清 (かんざききよし)
「日本の名作 その作者とモデル」
(にほんのめいさく)


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*219頁 / 発行 1956年 / 社会思想研究会出版部名義

*目次
はしがき
金色夜叉 尾崎紅葉
不如帰 徳富蘆花
破戒 島崎藤村
坊つちやん 夏目漱石
蒲団 田山花袋
春 島崎藤村
煤煙 森田草平
土 長塚節
悲しき玩具 石川啄木
道草 夏目漱石
明るみへ 与謝野晶子
或る女 有島武郎
無名作家の日記 菊池寛