*カバーデザイン・鈴木一誌
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*289頁 / 発行 2004年
*カバー文
乗組員が跡形もなく消えてしまった幽霊船。死者たちが生き返るとき。船体を波にのまれた船のマストの上で一カ月も生き続けた遭難者たち……。元船乗りという経歴を生かした迫真の描写。フランスを代表するノンフィクション作家が描く、海難事件の証言を元に再構成した、海が舞台の異常な事件の数々。
*目次
1 漂流船の出会い
2 ピカルディ号の神秘的な救助
3 エイジアティック・プリンス号はどうなったか
4 病気が舵をとった時
5 沖合のロビンソン
6 プレティエ、野蛮な生存者
7 氷塊の救助
8 海上の遭難者たち
9 小型帆船の最後の夜
10 タイガー号の生存者たちは生き残れるだろうか?
11 エラン・モーの知られざるドラマ
12 死者が船を追う時
13 六年前に遭難した船が
訳者あとがき
文庫版訳者あとがき
解説 まっとうなノンフィクション奇譚 足立倫行
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