絶版文庫書誌集成
旺文社文庫・日本の著作 【え】
江國 滋 (えくにしげる)
｢遊び本位｣ (あそびほんい)
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＊322頁
＊発行 1983年
＊カバー・江國 滋
＊カバー文
プレイボール！を待ちきれず、キャンプに飛びこみプロの選手と一騎討ち、返す刀で阪神半疑のトラ・トラ・トラ。名人阿佐田何するものぞ、座れば雀鬼の国士無双。旅にしあれば、ヤジヤジ馬の五十三次ドライブ行、食べに食べたり健啖紀行、俳句をヒネリ、本を読み……
― 遊びの持つあらゆる魅力を、遊びの鬼才江國滋が描く ―
＊解説頁・虫明亜呂無
江國 滋 (えくにしげる)
｢絵のない似顔絵｣ (えのないにがおえ)
＊276頁 / 発行 1983年
＊目録文
対談の名手、江國滋の人物エッセイ。若尾文子、五木寛之、柳家小さんら俎上の人は多士済済。
江國 滋 (えぐにしげる)
｢鬼たちの勲章 語録・名編集者の秘密｣ (おにたちのくんしょう)
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＊235頁
＊発行 1983年
＊目録文
出版社系週刊誌の初代編集長12人と戦前戦後を通じ活躍した名編集者11人が語る編集芸談。
江國 滋 (えぐにしげる)
｢男女驚学 ― 娘たちに贈る覚書｣ (だんじょきょうがく)
＊カバー画・江國滋｢白い教会 New Orleans｣
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＊246頁 / 発行 1982年
＊カバー文
文章は正確平明だし、材も親しみやすい身辺日常に採ってあるし、一見、気難しそうな貌はしていないが、うかうかと読む本ではない。ゆっくり、ゆっくり、読んでほしい。二度、三度、繰り返して読んでいただければ、それに越したことはない。面白くて一気に読みました。ハイ、では困る。そんなひとすじ縄でいくような本ではない。(塩田丸男〈解説〉−ゆっくり読んでほしい本−より)
＊目次
いっせのせ
男女驚愕
行ってくるぞと―ビジネスマン家庭訓
小学料理読本巻之壱―料理長訪問
娘たちへの私信―あとがきにかえて
〈解説〉−ゆっくり読んでほしい本−塩田丸男
江國 滋 (えくにしげる)
｢男性作法｣ (だんせいさほう)
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＊274頁 / 発行 1982年
＊カバー画 江國滋 ｢New Orleans 盛夏｣
＊カバー文
作法とは、新・電話心得、自動車の乗り方、接吻作法……。現代の作法を上質のユーモアで説く。
江國さんは、当代の小言幸兵衛だろう。ただ元祖の幸兵衛と異るところは、小言をエンターテインメント化してしまったそこにある。小言は耳に逆らうものだけれど、江國さんは持ち前の表現力と韜晦の才にもの云わせて、耳に快い小言に仕立て直してしまっている。
小言を喰わされて、しかも楽しく嬉しい気分にさせられるのだから、これを芸と云わずしてなんと云おう。(神吉拓郎〈解説〉―江國さんという人―)
江國 滋 (えくにしげる)
｢落語手帖｣ (らくごてちょう)
＊カバー画・三井永一
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＊219頁 / 発行 1982年
＊目録文
゛落語三部作"の第一弾。古典落語の魅力と日本人の心を描く、エッセイスト江國滋の処女作。
＊目次
序 (辰野隆)
落語談義
｢火事息子｣における親子像 / 服装描写術 / 食物描写術
落語博物誌
かじかざわ / あんどんべや / かんかんのう / おうのまつ / たんも / ふなうた / はなおうぎ / むっつしらず / しっぽく / とみくじ
高座百景
東横落語会瞥見 / 艶笑落語会瞥見
五人のはなし
志ん生二題 / 円生吉左右 / 碧眼落語修業 / 喜兵衛追憶 / 三木助の死
落語歳時記
新年の部 / 春の部 / 夏の部 / 秋の部 / 冬の部
新作問答
新作は何故つまらないか / 新作｢鮒の半｣
落語結縁
自跋
解説 矢野誠一
江國 滋 (えくにしげる)
｢落語美学｣ (らくごびがく)
＊297頁 / 発行 1982年
＊目録文
゛落語三部作"の第二弾。｢落語哲学｣｢落語への招待｣｢裸の江戸っ子｣等々、冴える筆さばき。
江國 滋 (えくにしげる)
｢落語無学｣ (らくごむがく)
＊264頁 / 発行 1982年
＊目録文
好評｢落語手帖｣｢落語美学｣につぐ゛落語三部作"完結編。古典落語の魅力を端正な文章で綴る。
枝川 公一 (えだがわこういち)
｢開けてみればアメリカン｣ (あけてみればアメリカン)
＊269頁 / 発行 1985年
＊目録文
ニューヨーク、ウェストコーストにこだわり、オールドロックの旅に出る。手ざわりのアメリカ論。
枝川 公一 (えだがわこういち)
｢アメリカ風俗マップ｣ (アメリカふうぞくマップ)
＊247頁 / 発行 1986年
＊目録文
ニューヨークと西海岸を中心にアメリカの最新風俗を取材し、都会センズあふれるタッチで描く。
