絶版文庫書誌集成
春陽文庫 【は】
土師 清二 (はじせいじ)
「大久保彦左衛門」 (おおくぼひこざえもん)
土師 清二 (はじせいじ)
「濡れ髪権八」 (ぬれがみごんぱち)
*444頁・上下二段組頁 / 発行 1977年
*カバー装画・中込漢
*カバー文
因州鳥取藩士白井頼母(たのも)の一子権八は若髪立ちの水もしたたる美男士であった。権八の剣の師桑田玄白斎の道場で試し切りの催しが行なわれることにになったが、父頼母が江戸で求めていた名刀千手院村正を権八はひそかに持ち出していた!
二つ胴の試し切りもみごとにやってのけた権八だったが、本庄助左衛門の侮りを受けたため、一刀のもとに助左衛門の生き胴を切ってしまった! 助左衛門の二人の子息助七と助八は父の仇白井権八を追った! 権八を愛する津下友右衛門、お富津に助けられて国元を逃れた権八は大阪へ! 権八のあとを追って可憐な美女お富津も大阪へと旅立った!
数奇の運命のもと、鈴ガ森で処刑されるまでの美剣士白井権八をえがく時代長編大作!
土師 清二 (はじせいじ)
「旗本伝法」 (はたもとでんぽう)
土師 清二 (はじせいじ)
「無頼三十万石 ― 若き日の水戸黄門」 (ぶらいさんじゅうまんごく)
濱尾 四郎 (はまおしろう)
「博士邸の怪事件」 (はくしていのかいじけん)