*装画・中込漢
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*222頁 / 発行 昭和50年
*カバー文
伊賀忍者として今にその名をのこす「飛び加当〈とびかとう〉」「楯岡の道順〈たておかのどうじゅん〉」「石川五右衛門」「自雷也〈じらいや〉」等等おなじみの忍者が登場! 新解釈でおくる俊英野村敏雄の傑作忍法小説シリーズ!
伊賀の下忍加当段蔵は伊賀忍家の支配者服部半三保長の娘おしゅうに恋した。ぜひおしゅうを嫁にと望む段蔵に、半三保長は三年間で日本一の忍者になれと命じた。飛び加当の名で忍者としても成長した段蔵だったが、半三保長の裏切りに会い、段蔵は伊賀を去った。
越後春日山城下に上杉謙信を、甲斐に武田信玄を訪ねた段蔵を待っていたものは!?(第一話「歴史を変えた一匹狼」)。伊賀の中忍楯岡の道順は巨大な鼻の持ち主であった。愛妻留井との間に道太郎も生まれたが、織田信長の伊賀攻めに際会した!(第二話「はなの忍者」)。
*目次
歴史を変えた一匹狼 / はなの忍者 / 五右衛門早春賦 / 切支丹忍者デーモン /
盗賊忍法 / 銀狐くノ一 / 名もなき下忍たち / 異説自雷也
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