*カバー装画・高橋美則
「明日香雪景」 1990年作
カバーデザイン・吉永聖児
(画像はクリックで拡大します)
|
*291頁 / 発行 1993年
*カバー文
どの人にも共通して好ましいと感じられる日本の風景を「水の辺」と「山の辺」、さらに「八葉蓮華」型景観、「隠国」型景観、「蔵風得水」型景観などいくつかの典型にさかのぼり、風景が包含する精神的また空間的な特性を、文学作品や絵画を引用しつつ細かく考察する。さらに日本の景観とヨーロッパの景観を比較検討するとともに、日々変化し続ける現代の都市に生き生きとした棲息地景観を作っていくための道を探る、景観工学の代表作。 解説 芦原義信
*目次
序章 風景の成長と代償風景の創造 ●参考文献
第1章 日本人の自然観と風景観
第2章 日本の景観
はじめに / 1 盆地の景観 / 2 谷の景観 / 3 山の辺の景観 / 4 平地の景観 / 5 日本の景観の原型
第3章 生きられる景観
1 美しい景観と生きられる景観 / 2 自然の景観と生きられる景観 / 3 都市の自然と生きられる景観
/ 4 都市の景観と生きられる景観 / 5 最後に ●参考文献
あとがき / 文庫版あとがき / 樋口君のユニークな研究 ―― 解説にかえて
●図の撮影者および提供先一覧表
|