*カバー装画・デザイン 和田誠
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*296頁 / 発行 1996年
*カバー文
「スポーツとは肉体による個性の表現」という著者が、ラグビー、野球から相撲まで、スポーツのある瞬間に凝縮された歓びと悲しみ、夢と孤独を巧みに描き出すスポーツ論集。
*目次
第一章 時さえ忘れて
遠景 ラグビーについて
帆綱が唄っている ヨットについて
最後の登頂者 登山について
ブラック・バード スキー・ジャンプについて
咲くやこの花 高校野球について
スポーツ浮気論 ゴルフについて
第二章 スポーツへの誘惑
レースの後に テレビスポーツについて
名選手の系譜 野球について
芝生の上のレモン サッカーについて
沈黙と孤独 ボクシングについて
時代の陰影 巨人・阪神戦について
貴ノ花の魅力 相撲について
第三章 スポーツ考現学
男の遊び
チーム・プレーとは何か
スポーツに何を発見するか “感性”に対する無理解のなかで
想像力ありて スポーツ映画について
「壁」の人間学
編者あとがき スポーツとは何か 玉木正之
解説 危険な「誘惑」 井家上隆幸
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