*カバーデザイン・間村俊一
カバーイラスト・滝田ゆう
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*243頁 / 発行 2003年
*カバー文
世界に名だたる色里・吉原の盛衰史。最後の“タイコ持ち”の研きぬかれた芸、情け深い娼妓たちとの思い出、トルコ風呂の発祥、性的サービスの変遷、そしてソープランドの時代へ。吉原に生き、すべてを間近にみてきたエロ事師が風俗街の裏話を打ち明ける。「遊びを遊ぶ」遊び名人の極意とは。日本雑学大賞受賞。
*目次
長ァーいプロローグ ―― 赤坂一ツ木から浅草へ
第一章 吉原軟派ぐらし
@台東区千束四丁目 / A浅草新吉原角町 / B吉原とレビュー / C牛太郎の過去帳
/ D輪タクの走った頃 / E世界のヨシワラ / F旧大門前附近 / G幻のおいらん道中
/ H最後の幇間たち
第二章 道楽者エレジー
@八号館と「アゲーン」 / A七五三盛衰記 / B吉原病院エレジー / C酉の市から正月
/ D新五十間通り / E酔狂連赤線忌
第三章 トルコ風呂からソープランドへ
@トルコ風呂草創期 / Aスペシャル時代 / B和風高級化成長へ / C泡おどり景気
/ Dオイルショック以後 / Eフーテン・リカの死 / Fソープランド発進 / Gエロ映画の終焉
/ H区会議員選挙病 / I当世吉原名士録
ちょっとだけエピローグ
文庫版あとがき 十年ひと昔+三年
解説 飄飄たる人生 長部日出雄
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