
*旧版カバー
 *中公文庫BIBLIO版カバー
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*旧版 143頁 / 発行 昭和51年
*旧版カバー絵・大正十二年中外出版版『日本妖怪変化史』表紙より *中公文庫BIBLIO版カバー カバー画・鳥山石燕『図画百鬼夜行』よりしょうけら / カバーデザイン・山影麻奈(EOS Co.,Ltd.)
*カバー文
幽冥界には妖しい力があって絶えず人間界に災厄を加えんと恐ろしい糸を操っている……そう信じて、鬼に食われ、狐狸に訛かされ、幽霊に悩まされた、、こわくて、あわれで、おかしな昔話を豊富に採集して、枯尾花ならね化けものの正体を多面的に明らかにし、日本古来の風俗に人間の妄執の移り変わりを見る。
*2004年刊中公文庫BIBLIO版カバー文
幽冥界には妖しい力があって絶えず人間界に災厄を加えんと恐ろしい糸を操っている……そう信じて、鬼に食われ、狐狸に誑かされ、幽霊に悩まされてきた日本人。多くの文献から収集した記事をもとに、妖怪変化の正体を多面的に明らかにし、古来の風俗に人間の妄執の移り変わりを見る。柳田国男の民俗学による妖怪研究に先駆けて大正十二年に発表された表題論文ほか、「文芸上に表われたる鬼」「火の玉」を収録。中公文庫版に図版を追加し、本文の補訂をおこなった新版。
*2004年刊中公文庫BIBLIO版目次
第一章 序説
第二章 妖怪変化の沿革
第三章 妖怪変化の生成ならびに出現の原因
第四章 妖怪変化の出現の時期・場所と景物
第五章 陰火と音響
第六章 妖怪変化の容姿と言語
第七章 妖怪変化の性、年齢、職業
第八章 妖怪変化の能力と弱点
第九章 結語
文芸上に表われたる鬼
火の玉 解説 香川雅信
索引
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