*カバー写真
上段左 / 「LES CHANTS DU HENNE(レ・シャン・デュ・エネ)ヘンナの歌」
(Designed by Laurence Bourthoumieux)
同中 / カレ・デザイナー、カトリーヌ・バシェ氏
(Photo/Eri Umehara)
同右 / 「PERSONA(ペルソナ)仮面」
(Designed by Loic Dubigeon)
中段右 / コンコルド広場からの夕陽
(Photo/Nobuhide Kazama)
下段左 / 「GRANDS FONDOSU(グラン・フォンU)深海U」
(Designed by Annie Faivre)
同中 / 「エルメス・スカーフ シルクの織りなす夢」展より
(Designed by Hilton McConnico)
同右 / 「LA MUSIQUE DES SPHERES(ラ・ミュージック・デ・スフェール)球形が奏でる音楽」
(Designed by Zoe Pauwels)
カバーデザイン・横井徹(t.h.i.d.a)
(画像はクリックで拡大します)
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*241頁 / 発行 2002年
*カバー文
世界中の人々を魅了してやまない、エルメスの“カレ(スカーフ)”。一枚一枚のカレには独自の物語が織り込まれており、それ自体がひとつの文学作品である ── 。
デザイナーをはじめ、カレに関わるさまざまな人々のインタビューから、他の追随を許さない、エルメスのカレの秘密を明らかにする。
*目次
序にかえて ── 中村紘子
第1章 カレを創る
1 幸せとアイディアが溢れる仕事場 カティー・ラタム
2 野生の息吹をシルクに写す達人 アントワーヌ・ド・ジャクロ
3 フォーブル・サントノーレ二十四番地の幻想空間 レイラ・マンシャリ
4 エルメスのイメージに自然に溶け込む図案 アンリ―・ドリニー
5 文献を繙き完成した「木の伝説」 アニー・フェーブル
6 ほとばしるビザンチン文化の泉 ジュリー・アバティ
7 考え方や行動が醸し出すエレガンス ヨアキン・メッツ
8 画家の感性が描きだす豊かな世界 ロイック・デュビジョン
9 信頼関係をベースにした上質のクリエーション カトリーヌ・バシェ
10 思索の底から浮かび上がった一枚の絵の調べ ゾエ・ポーウェルズ
11 旅の印象をカレに綴る三代目 ディミトリ―・リバルチェンコ
12 心置きなく自分を投入できる場 ロランス・プルトゥミュー
第2章 カレへ誘う
1 店舗やオフィスの空間を演出する仕事 レナ・デュマ
2 究極のメッセージを写真で伝える フランソワーズ・アロン
3 夢を育む「むだ」をデザインする ヒルトン・マコニコ
4 「魂の震え」を紙面に反映させる フレッド・ラヴィレール
5 「カレ」のすべてを言葉にする ジャン=ジャック・アプリ―
6 居心地のいい店で買い物を クリスチーヌ・フロリ
7 一枚のカレを変幻自在に操る ナタリー・ベルジュロン
8 ヨーロッパの文化と共鳴 茂登山長市郎
9 熟練した職人が作る無署名の芸術 菊地滋
10 美術館を飾ったイメージの万華鏡 岡田彰
11 フランス語のカレ 日本語のカレ 藤江裕美子
第3章 カレを語る
1 40kgのカレ ミッシェル・トゥルニエ
2 夫の思い出とお礼のカレ 仏蘭久淳子
3 アフリカの自然を描いた絵 マリ=クリスティーヌ・ジョス
4 自然と文化を守る遺伝子 C・W・ニコル
5 主人らしい最後のお洒落 石丸久美子
6 何かを大事にすること 山本容子
7 全ては馬との触れ合いから 竹宮恵子
8 生まれて初めての海外旅行 大宅映子
9 戻ってきた母への贈り物 高田喜佐
10 砂漠の女性を彩ったもの 根岸吉太郎
11 「自然体」で生きること 岸恵子
12 愛と友情と冒険の象徴 横森里香
13 色褪せないマダムの思い出 鈴木昴子
14 しなやかな関係の「印」 磯村尚徳
結びにかえて ── 女性を魅了する「カレ」はひとつの文学作品 ジャン・ルイ・デュマ・エルメス
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