絶版文庫書誌集成
中公文庫 【に】
ニコライ・A. バイコフ著 今村 龍夫訳 (いまむらたつお)
「偉大なる王(ワン)」 (いだいなるわん)
ニコラス・ストイチェスク著 鈴木四郎 / 鈴木学訳 (Nicolae Stoicescu すずきしろう / すずきまなぶ)
「ドラキュラ伯爵 ― ルーマニアにおける正しい史伝」 (どらきゅらはくしゃく)
西川 満 (にしかわみつる)
「ちょぷらん島漂流記」 (ちょぷらんとうひょうりゅうき)
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* 305頁
* 発行 1986年
*カバー・峯梨花
*カバー文
台湾の島ちょぷらん(秀姑巒)での9年にわたる、苦難の漂流民生活。順吉丸の船頭文助らの波瀾にみちた漂流の顛末を、自由奔放な空想と夢で描き上げた、興趣つきぬ長篇小説
西田 龍雄 (にしだたつお)
「アジア古代文字の解読」 (あじあこだいもじのかいどく)
中公文庫BIBLIO
西部 邁 (にしべすすむ)
「経済倫理学序説」 (けいざいりんりがくじょせつ)
西部 邁 (にしべすすむ)
「蜃気楼の中へ」 (しんきろうのなかへ)
西山 松之助 (にしやままつのすけ)
「家元ものがたり」 (いえもとものがたり)
新田 次郎 (にったじろう)
「赤毛の司天台」 (あかげのしてんだい)
新田 次郎 (にったじろう)
「海流」 (かいりゅう)
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*263頁
*発行 昭和49年
*カバー文
台風のため沈没した貨物船紅洋丸の通信長豊野道彦は、恋する人の写真とともに石垣島の東方海上を漂流する。だが、彼を救助したのは帰国への道を厳として拒否する非情な密輸船であった。激しく渦まく人生の〈海流〉と闘う男女を描く新田文学の力篇。
新田 次郎 (にったじろう)
「桜島」 (さくらじま)
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*235頁
*発行 1975年
*カバー写真(c)ユニ・フォトス
*カバー文
爆発の予知に挑む気象官と火山学者の宿命的執念を描いた「桜島」をはじめ「神通川」「北方領土」など、現地執筆による迫真のドキュメンタリー小説三篇。
*解説頁・奥野健男
丹羽 文雄 (にわふみお)
「海戦 伏字復元版」 (かいせん)
中公文庫BIBLIO
丹羽 文雄 (にわふみお)
「蕩児帰郷」 (とうじききょう)
丹羽 文雄 (にわふみお)
「佛にひかれて」 (ほとけにひかれて)
丹羽 文雄 (にわふみお)
「魔身」 (ましん)
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*261頁
*発行 1980年
*カバー・藤松博「照射鏡」
*カバー文
祖母との秘事を重ねてきた女婿の父は、檀家の女とも通じて寺を去り、母も家出した――著者自身ともいうべき少年の清澄な眼がみすえた、庫裡を彩る大人たちの陰湿な人間模様を鮮かにうつす長篇小説。
*解説頁・八木毅