絶版文庫書誌集成
中公文庫 【と】
戸板 康二 (といたやすじ)
「歌舞伎十八番」 (かぶきじゅうはちばん)
戸板 康二 (といたやすじ)
「物語近代日本女優史」 (ものがたりきんだいにほんじょゆうし)
徳岡 孝夫 / ドナルド・キーン (とくおかたかお)
「悼友紀行 ― 三島由紀夫の作品風土」 (とうゆうきこう)
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*239頁
*発行 昭和56年
*カバー・熊谷博人
*カバー文
三島由紀夫を共通の友とする二人が、『豊饒の海』の最後の場面である奈良帯解の円照寺から、倉敷、松江、津和野と、三島文学形成の地を歴訪して、今は亡き友をしのびつつ語り合う異色の鎮魂紀行。
徳川 夢声 (とくがわむせい)
「夢声戦争日記(二) 昭和17年(下)」 (むせいせんそうにっき)
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*227頁
*発行 昭和52年
*題字・武者小路実篤
*カバー文
戦時下の誠実な一市民の記録 ―
十七年七月 ― 十二月。
慰問団として南方に派遣された一行は、シンガポールでヤモリの声を聞きながら、酷暑の大晦日を迎える。
*全7巻
徳富 猪一郎 (とくとみいいちろう)
「蘇翁夢物語 ― わが交遊録」 (そおうゆめものがたり)
戸頃 重基 (ところしげもと)
「鎌倉佛教 ── 親鸞・道元・日蓮」 (かまくらぶっきょう)
中公文庫BIBLIO
ドナルド・キーン
「碧い眼の太郎冠者」 (あおいめのたろうかんじゃ)
ドナルド キーン著・角地 幸男訳 (Donald Keene・かくちゆきお)
「足利義政と銀閣寺」 (あしかがよしまさとぎんかくじ)
ドナルド キーン著 中矢 一義訳 (なかやかずよし)
「音楽の出会いとよろこび」 (おんがくのであいとよろこび)
ドナルド・キーン
「日本細見」 (にほんさいけん)
ドナルド・キーン
「日本の作家」 (にほんのさっか)
ドナルド・キーン著・吉田 健一訳 (よしだけんいち)
「日本の文学」 (にほんのぶんがく)
飛田 稲洲 (とびたすいしゅう)
「熱球三十年 草創期の日本野球史」 (ねっきゅうさんじゅうねん)
富岡 多恵子 (とみおかたえこ)
「厭芸術浮世草紙」 (えんげいじゅつうきよぞうし)
豊田 穣 (とよだみのる)
「三人の卜伝」 (さんにんのぼくでん)
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*396頁
*発行 1983年
*カバー・三井永一
*カバー文
時は世情騒然たる室町末期。足利義輝の新将軍宣下を祝っての御前試合の審判を命じられ、鹿島より京に上る卜伝の前に次々と現われる偽卜伝たち。彼らとの宿命的対決を軸に、若き日の柳生石舟斎、山本勘助、織田信長、さらに蝮の道三、富田勢源、宮本武蔵らとの出会いを配し、謎の剣聖の波乱万丈の生涯を活写する。
外山 滋比古 (とやましげひこ)
「省略の詩学 俳句のかたち」 (しょうりゃくのしがく)
富山 和子 (とみやまかずこ)
「水の旅 日本再発見」 (みずのたび)
*写真・手取川扇状地(石川県白山市)
撮影・詩丘武司
カバーデザイン・細野綾子
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*283頁 / 発行 2013年
*カバー文
日本の文化は水の文化。そして、日本は「木を植える文化」の国である。米、酒、鮭、杉といった身近なものにも、人が自然に働きかけてきた苦心の歴史がある。先人たちが各地に残した歴史の跡を訪ね、そこに息づく知恵と思想を紹介する。自然環境が激変してゆく時期に、水を通して日本の未来を考えた心打つルポルタージュ。姉妹編に『水の文化史』。
*目次
お堀の水はどこから
信濃川の本マス
遠賀川の鮭神社
森林は海のサカナを養う
水の文化・チューリップ
赤城山のツツジ
阿蘇の水を作る話
海水から川水を汲み上げる話
人工河川
名水と酒とスギ
九頭竜川の舟橋
植林のはじまり
木を伐るということのすばらしい意味
富士山が割れる
海抜けの話 ―― 五十里湖物語
琵琶湖の大運河計画
アジアのダムと森林
あとがき / 文庫版のためのあとがき / 参考文献