【あ】

 ・ 阿井文瓶 「伏龍 海底の少年特攻兵」

 ・ 青木玉 「底のない袋」

 ・ 青野聡 「母よ」 講談社文芸文庫

 ・ 赤江瀑 「獣林寺妖変」

 ・ 赤坂憲雄
   「子守り唄の誕生」 講談社学術文庫

   「東北学 / 忘れられた東北」 講談社学術文庫

 ・ 赤星水竹居(赤星陸治) 「虚子俳話録」 講談社学術文庫

 ・ 阿川弘之
    「青葉の翳り ― 阿川弘之自選短篇集」 講談社文芸文庫
    「舷燈」

 ・ 秋元松代 「常陸坊海尊・かさぶた式部考 現代日本の戯曲」 講談社文芸文庫

 ・ 芥川龍之介
    「大川の水・追憶・本所両国」 講談社文芸文庫 現代日本のエッセイ
    「文芸的な、余りに文芸的な」

 ・ 阿部昭 「無縁の生活・人生の一日」 講談社文芸文庫

 ・ 網野菊 「一期一会・さくらの花」 講談社文芸文庫

 ・ 網野善彦 「中世再考 列島の地域と社会」 講談社学術文庫

 ・ 嵐山光三郎 「文士温泉放蕩録 ざぶん」

 ・ 荒俣宏 「ヨーロッパホラー&ファンタジー・ガイド 魔女と妖精の旅」 講談社プラスアルファ文庫

 ・ 有明夏夫 「蔵屋敷の怪事件 ― なにわの源蔵事件帳」

 ・ アルフレッド・ウエゲナー著 竹内均 全訳・解説 「大陸と海洋の起源」 講談社学術文庫

 ・ アルベルト・アインシュタイン著 中村誠太郎・南部陽一郎・市井三郎訳 「晩年に想う」

 ・ 安房直子 「南の島の魔法の話」

 ・ 安西水丸 「青インクの東京地図」

 ・ 安東次男
    「芭蕉連句評釈(上下)」 講談社学術文庫
    「花づとめ」 講談社文芸文庫
    「藤原定家 ― 拾遺愚草抄出義解」 講談社学術文庫
    「与謝蕪村」

 ・ 安藤鶴夫 「歳月 安藤鶴夫随筆集」 講談社文芸文庫

 ・ 安野光雅
    「黄金街道」

    「『即興詩人』の旅」 講談社+α文庫

【い】

 ・ 飯田龍太 「俳句・風土・人生」 講談社学術文庫

 ・ 飯島吉晴 「竃神と厠神 異界と此の世の境」 講談社学術文庫

 ・ 池田満寿夫 「私自身のアメリカ」

 ・ 池田満寿夫+広中平祐 「数学とエロチシズム」

 ・ 池田彌三郎
    「おとこ・おんなの民俗誌」

    「世俗の詩・民衆の歌 池田彌三郎エッセイ選」 講談社文芸文庫

 ・ 池波正太郎著 山口正介編
    「池波正太郎の映画日記 1978・2〜1984・12」

    「娼婦の眼」
    「緑のオリンピア」

 ・ 生島治郎 「浪漫疾風録」

 ・ 井口海仙 「茶道名言集」 講談社学術文庫

 ・ 石川英輔
    「SF西遊記」

    「SF水滸伝」
    「ニッポンのサイズ 身体ではかる尺貫法」

 ・ 石川淳 「安吾のいる風景・敗荷落日」 講談社文芸文庫―現代日本のエッセイ

 ・ 石毛直道 「リビア砂漠探検記」

 ・ 石田英一郎 「桃太郎の母 ― ある文化史的研究」

 ・ 石田波郷 「江東歳時記・清瀬村(抄) 石田波郷随想集」 講談社文芸文庫

 ・ 石田瑞麿 「日本人と地獄」 講談社学術文庫

 ・ 石牟礼道子 「天の魚 ― 続・苦海浄土」

 ・ 泉麻人 「僕の昭和歌謡曲史」

 ・ 磯田光一 「永井荷風」 講談社文芸文庫

 ・ 礒山雅 「モーツァルト=翼を得た時間」 講談社学術文庫

 ・ 逸名作家 / 池上俊一訳 「西洋中世奇譚集成 東方の驚異」 講談社学術文庫

 ・ 伊藤桂一
    「続・悲しき戦記」

    「ひとりぼっちの監視哨」

 ・ 伊藤貴麿訳 「中国民話選」

 ・ 伊東四朗・吉田照美・水谷加奈 「親父熱愛(オヤジ・パッション)PART1」

 ・ 伊藤整
    「日本文壇史10 新文学の群生期 回想の文学」 講談社文芸文庫

    「日本文壇史11 自然主義の勃興期 回想の文学」 講談社文芸文庫
    「日本文壇史12 自然主義の最盛期 回想の文学」 講談社文芸文庫
    「若い詩人の肖像」 講談社文芸文庫

 ・ 伊藤正義 「謡曲入門」 講談社学術文庫

 ・ 伊藤礼 「狸ビール」

 ・ 稲垣良典 「天使論序説」 講談社学術文庫

 ・ 井上忠司 「『世間体』の構造 ― 社会心理史への試み」 講談社学術文庫

 ・ 井上ひさし 「井上ひさし笑劇全集 上下巻」

 ・ 井上ひさし・南原幹雄・佐藤光信 「歌麿の世界」

 ・ 井上光貞 「飛鳥の朝廷」 講談社学術文庫

 ・ 井上光晴 「小屋」

 ・ 伊吹和子 「われよりほかに 谷崎潤一郎最後の十二年(上下)」 講談社文芸文庫

 ・ 井伏鱒二
    「点滴・釣鐘の音 現代日本のエッセイ」 講談社文芸文庫
    「晩春の旅・山の宿 現代日本のエッセイ」 講談社文芸文庫
    「漂民宇三郎」 講談社文芸文庫

 ・ 今西錦司
    「自然学の展開」 講談社学術文庫
    「私の霊長類学」 講談社学術文庫

 ・ 今西祐行 「ヒロシマの歌 ほか」

 ・ 色川武大 「生家へ」 講談社文芸文庫

 ・ 岩川隆 「どうしやうもない私 ― わが山頭火伝」

 ・ 岩阪恵子 「淀川にちかい町から」 講談社文芸文庫

 ・ いわさきちひろ / 松本猛 「いわさきちひろの絵と心」

 ・ 岩田慶治 「道元との対話 人類学の立場から」 講談社学術文庫

【う】

 ・ 植木久行 「唐詩歳時記」 講談社学術文庫

 ・ 上田篤 「日本都市論」 講談社学術文庫

 ・ 上田三四二 「短歌一生 ― 物に到るこころ」 講談社学術文庫

 ・ 上野瞭 「目こぼし歌こぼし」

 ・ 上原和
    「斑鳩の白い道のうえに ― 聖徳太子論」 講談社学術文庫
    「トロイア幻想 古代憧憬の旅」 講談社学術文庫

 ・ 上山安敏 「世紀末ドイツの若者」 講談社学術文庫

 ・ 潮木守一 「京都帝国大学の挑戦」 講談社学術文庫

 ・ 内村鑑三著 大内三郎訳 「余はいかにしてキリスト信徒となりしか」

 ・ 宇野精一 「儒教思想」 講談社学術文庫

 ・ 宇野千代 「或る一人の女の話・刺す」 講談社文芸文庫

 ・ 宇野信夫
    「うつくしい言葉」

    「しゃれた言葉」

 ・ 梅棹忠夫 「狩猟と遊牧の世界 ― 自然社会の進化」 講談社学術文庫

 ・ 梅田修 「世界人名物語 名前の中のヨーロッパ文化」 講談社学術文庫

 ・ 海野弘 「酒場の文化史」 講談社学術文庫

【え】

 ・ 江藤淳
    「アメリカと私」

    「成熟と喪失 ― “母”の崩壊」
    「漱石とアーサー王傳説 ― 『薤露行』の比較文學的研究」 講談社学術文庫
    「夏目漱石」

 ・ エドウィン・O・ライシャワー著 國弘正雄訳 「ライシャワーの日本史」 講談社学術文庫

 ・ 恵美嘉樹 「日本の神様と神社 ― 神話と歴史の謎を解く」 講談社+α文庫

 ・ エルンスト・ライズィ著/鈴木孝夫訳 「意味と構造」 講談社学術文庫

 ・ 文・絵 遠藤ケイ 「誰もがもう一度やってみたい こども遊び大全」 講談社+α文庫

 ・ 遠藤周作
    「哀歌」 講談社文芸文庫

    「金と銀」 遠藤周作文庫 附「遠藤周作文庫」全54巻・別巻1

【お】

 ・ オイゲン・ヘリゲル著 榎木真吉訳 「禅の道」 講談社学術文庫

 ・ 大岡昇平
    「証言その時々」 講談社学術文庫
    「天誅組〈上下〉」
    「萌野」

 ・ 大岡信 「日本詩歌読本」 講談社学術文庫

 ・ 大河内昭爾 「味覚の文学散歩」

 ・ 大笹吉雄 「花顔の人 ― 花柳章太郎伝」

 ・ 大須賀乙字著 村山古郷編 「大須賀乙字俳論集」 講談社学術文庫

 ・ 大関松三郎・寒川道夫編 「大関松三郎詩集 - 山芋 解説と指導記録」

 ・ 大久保治男 「江戸の刑罰 拷問大全」 講談社+α文庫

 ・ 大城立裕 「対馬丸」

 ・ 太田洋愛 / 串田孫一 「画文集 花の肖像」

 ・ 大塚久雄 「近代欧州経済史入門」 講談社学術文庫

 ・ 大原富枝 「建礼門院右京大夫」

 ・ 大村しげ 「京の手づくり」

 ・ 大森実 「戦後秘史 8 朝鮮の戦火」

 ・ 大宅壮一 「『無思想人』宣言」 講談社学術文庫

 ・ 大山康晴 「大山将棋勝局集」

 ・ 岡潔 「日本のこころ」

 ・ 岡崎義恵 「日本の文芸」 講談社学術文庫

 ・ 岡部伊都子 「美を求める心」

 ・ 岡本かの子
    「食魔 岡本かの子食文学傑作選」 講談社文芸文庫
    「巴里祭・河明り」 講談社文芸文庫

 ・ 小川国夫 「生のさ中に」

 ・ 小木新造 「東亰時代 江戸と東京の間で」 講談社学術文庫

 ・ 興津要編
    「江戸小咄」

    「古典落語 (続々々)」

    「古典落語 (大尾)」

 ・ 桶谷秀昭 「保田輿重郎」 講談社学術文庫

 ・ 尾崎一雄 「あの日この日(全四巻)」

 ・ 尾崎秀樹 「伝記 吉川英治」

 ・ 小塩節 「ドイツの都市と生活文化」 講談社学術文庫

 ・ 小田実
    「海冥 ― 太平洋戦争にかかわる十六の短編」 講談社文芸文庫

    「ガ島」

 ・ 尾上松緑 「松緑芸話」

 ・ 折口信夫著・安藤礼二編
    「折口信夫対話集」 講談社文芸文庫

    「折口信夫文芸論集」 講談社文芸文庫

【か】

 ・ 海音寺潮五郎
    「江戸城大奥列伝」

    「史談と史論〈上下〉」
    「孫子」

 ・ 加賀乙彦 「ザビエルとその弟子」

 ・ 郭沫若著 須田禎一訳 「李白と杜甫(上下)」

 ・ 風見潤・安田均編 「世界SFパロディ傑作選」

 ・ 梶山季之
    「那覇心中」

    「李朝残影」

 ・ 加藤秀俊 「隠居学 おもしろくてたまらないヒマつぶし」

 ・ 金井美恵子
    「噂の娘」

    「軽いめまい」
    「タマや」
    「単語集」
    「春の画の館」
    「プラトン的恋愛」

 ・ 金子光晴
    「女たちへのエレジー」 講談社文芸文庫
    「風流尸解記」 講談社文芸文庫

 ・ 下野康史 「図説 絶版自動車 ― 昭和の名車46台、イッキ乗り!」 講談社+α文庫

 ・ 鎌田慧 「反骨 ― 鈴木東民の生涯」

 ・ 亀井勝一郎 「日本人の精神史 第三部 中世の生死と宗教観」

 ・ 唐木順三 「朴の木 ― 人生を考える」 講談社学術文庫

 ・ 柄谷行人 「マルクスその可能性の中心」

 ・ カルロス・カスタネダ著 青木保監修 名谷一郎訳 「未知の次元 ― 呪術師ドン・ファンとの対話」 講談社学術文庫

 ・ 河井寛次郎
    「蝶が飛ぶ 葉っぱが飛ぶ」 講談社文芸文庫
    「火の誓い 現代日本のエッセイ」 講談社文芸文庫


 ・ 河上徹太郎 「私の詩と真実」 講談社文芸文庫

 ・ 川喜田二郎 「日本文化探険」

 ・ 河口慧海 「第二回チベット旅行記」 講談社学術文庫

 ・ 川口松太郎
    「愛子いとしや」

    「一休さんの門 (上下)」
    「人情馬鹿物語」

 ・ 川瀬一馬 「能とは何か 能芸術の表現の本質」

 ・ 川添登+山田宗睦 「菊 ― 日本文化を考える」 講談社学術文庫

 ・ 河竹登志夫 「作者の家 ― 黙阿弥以後の人びと (第一・二部)」

 ・ 川那部浩哉 「川と湖の生態学」 講談社学術文庫

 ・ 川端香男里 「ユートピアの幻想」 講談社学術文庫

 ・ 川端康成 「小説の研究」 講談社学術文庫

 ・ 河盛好蔵 「河岸の古本屋 ― 現代日本のエッセイ」 講談社文芸文庫

 ・ 川村二郎 「銀河と地獄 幻想文学論」 講談社学術文庫

 ・ 神沢利子 「銀のほのおの国」

 ・ 上林暁 「白い屋形船・ブロンズの首」 講談社文芸文庫

 ・ 上林澄雄 「日本反文化の伝統」 講談社学術文庫

【き】

 ・ 紀田順一郎 「文庫の整理学」 講談社学術文庫

 ・ 金素雲 「三韓昔がたり」 講談社学術文庫

 ・ 木村尚三郎 「西欧文明の原像」 講談社学術文庫

 ・ 木山捷平 「おじいさんの綴方・河骨・立冬」 講談社文芸文庫

 ・ ギルバート・ホワイト著 / 山内義雄訳 「セルボーンの博物誌」 講談社学術文庫

 ・ 金石範 「鴉の死」

 ・ 金田一京助 / 荒木田家寿 「アイヌ童話集」

 ・ 金田一京助 「日本語の変遷」 講談社学術文庫

【く】

 ・ 日下圭介 「悪夢は三度見る」

 ・ 串田孫一 「随想集 光と翳の領域」

 ・ 楠山正雄 「日本の神話と十大昔話 日本童話宝玉集(二)」 講談社学術文庫

 ・ 久世光彦 「触れもせで ― 向田邦子との二十年」

 ・ 久保田万太郎 「春泥・三の酉」 講談社文芸文庫

 ・ 倉田百三 「法然と親鸞の信仰(上下)」 講談社学術文庫

 ・ 倉橋由美子
    「偏愛文学館」
    「迷路の旅人」
    「わたしのなかのかれへ」上下巻

 ・ 栗田子郎 「進化生物学入門 宇宙発生からヒト誕生への137億年」 講談社学術文庫

 ・ クルト・ジンガー著 / 鯖田豊之訳 「三種の神器 ― 西洋人の日本文化史観」 講談社学術文庫

 ・ 黒井千次 「風の絵本」

 ・ 黒岩比佐子 「パンとペン 社会主義者・堺利彦と『売文社』の闘い」

 ・ 桑田忠親
    「反逆の系譜」

    「古田織部の茶道」 講談社学術文庫

 ・ 桑原武夫 「フランス学序説」 講談社学術文庫

【け】

【こ】

 ・ 小泉信三 「私の福澤諭吉」 講談社学術文庫

 ・ 耕治人 「一条の光・天井から降る哀しい音」 講談社文芸文庫

 ・ 講談社文芸文庫編
    「戦後短篇小説再発見A 性の根源へ」 講談社文芸文庫
    「戦後短篇小説再発見 C 漂流する家族」 講談社文芸文庫
    「戦後短篇小説再発見 D 生と死の光景」 講談社文芸文庫
    「戦後短篇小説再発見 G 歴史の証言」 講談社文芸文庫
    「戦後短篇小説再発見 I 表現の冒険」 講談社文芸文庫
    「戦後短篇小説再発見 13 男と女 ― 結婚・エロス」 講談社文芸文庫
    「日本の童話名作選 戦後篇」 講談社文芸文庫

 ・ 河野多恵子 「骨の肉」

 ・ 児玉数夫 「MGM ― アメリカ映画黄金時代」

 ・ 後藤正治 「奇蹟の画家」

 ・ 小西甚一 「中世の文藝 ― 『道』という理念」 講談社学術文庫

 ・ 小林勇
    「惜櫟荘主人 一つの岩波茂雄伝」 講談社文芸文庫 現代日本のエッセイ

    「彼岸花 追憶三十三人」 講談社文芸文庫 現代日本のエッセイ

 ・ 小林秀雄 「古典と伝統について」

 ・ 駒田信二 「一条さゆりの性」

 ・ 小松左京 「(続)妄想ニッポン紀行」

 ・ 小松英雄 「徒然草抜書 ― 表現解析の方法」 講談社学術文庫

 ・ 小山冨士夫 「徳利と酒盃・漁陶紀行 小山冨士夫随筆集」 講談社文芸文庫

 ・ ゴロウニン著 徳力真太郎訳 「ロシア士官の見た徳川日本 ― 続・日本俘虜実記」 講談社学術文庫

 ・ 権田萬治 「日本探偵作家論」

 ・ 近藤富枝 「花蔭の人 ― 矢田津世子の生涯」

【さ】

 ・ 斎藤栄 「黒水晶物語 ― 昭和囲碁風雲録」

 ・ 斎藤真一 「瞽女物語」

 ・ 西東登 「蟻の木の下で」

 ・ 佐伯一麦 「日和山 佐伯一麦自選短篇集」 講談社文芸文庫

 ・ 早乙女勝元 「火の瞳」

 ・ 坂上弘
    「枇杷の季節」

    「優しい人々」

 ・ 阪田寛夫 「わが町」

 ・ 相良亨 「本居宣長」 講談社学術文庫

 ・ サキ著 田内初義訳 「サキ短編集」

 ・ 佐木隆三 「慟哭 小説・林郁夫裁判」

 ・ 咲村観 「小説 小林一三」〈上下〉

 ・ 桜井徳太郎
     「祭りと信仰 ― 民俗学への招待」 講談社学術文庫

     「昔話の民俗学」 講談社学術文庫

 ・ 佐々木克 「志士と官僚 ― 明治を『創業』した人びと」 講談社学術文庫

 ・ 佐多稲子
     「樹影」 講談社文芸文庫
     「私の東京地図」


 ・ 佐藤愛子 「花はくれない 小説佐藤紅緑」

 ・ サトウハチロー 「詩集 おかあさん」 (全三巻)

 ・ 佐藤春夫
    「晶子曼陀羅」 講談社文芸文庫
    「殉情詩集|我が一九二二年」 講談社文芸文庫

 ・ 佐藤雅美 「開国 ― 愚直の宰相・堀田正睦」

 ・ 沢田允茂 「言語と人間」 講談社学術文庫

 ・ 澤地久枝 「石川節子 ― 愛の永遠を信じたく候」

【し】

 ・ 塩田潮 「東京は燃えたか ― 黄金の’60年代」

 ・ 島尾敏雄 「夢屑」 講談社文芸文庫

 ・ 島木赤彦 「万葉集の鑑賞及び其の批評」 講談社学術文庫

 ・ 島田雅彦 「天国が降ってくる」 講談社文芸文庫

 ・ 清水幾太郎 「戦後を疑う」

 ・ 芝木好子
     「築地川・葛飾の女」

     「春の散歩」

 ・ 柴田武 「生きている日本語 ― 方言探索」 講談社学術文庫

 ・ 子母沢寛 「駿河遊侠伝 〈上中下〉」

 ・ シャルル・ヴェグネル著 大塚幸男訳・祖田修監修 「簡素な生活 一つの幸福論」 講談社学術文庫

 ・ 十返舎一九著 興津要校注 「東海道中膝栗毛(上下)」

 ・ 松竹編 「小津安二郎 新発見」 講談社プラスアルファ文庫

 ・ 庄野潤三
    「絵合せ」

    「自分の羽根 庄野潤三随筆集」 講談社文芸文庫
    「夕べの雲」
    「にぎやかな家」
    「ロッテルダムの灯」

 ・ 白洲正子 「謡曲平家物語」 講談社文芸文庫

【す】

 ・ 杉田久女 「杉田久女随筆集」 講談社文芸文庫

 ・ 杉村春子 「歩みのあと ― 舞台・人形・そして忘れ得ぬ人」

 ・ 杉本苑子
    「『更級日記』を旅しよう ― 古典を歩く5」

    「滝沢馬琴」(上下)

 ・ 杉本秀太郎 「伊東静雄」 講談社文芸文庫

 ・ 鈴木隆雄 「骨から見た日本人 古病理学が語る歴史」 講談社学術文庫

 ・ 鈴木孝夫 「日本語は国際語になりうるか ― 対外言語戦略論」 講談社学術文庫

 ・ 鈴木秀夫 「風土の構造」 講談社学術文庫

 ・ 須知徳平 「春来る鬼」

【せ】

 ・ 関容子 「日本の鴬 ― 堀口大學聞書き」

 ・ 瀬沼茂樹
    「日本文壇史19 白樺派の若人たち」 講談社文芸文庫
    「日本文壇史20 漱石門下の文人たち」 講談社文芸文庫
    「日本文壇史21 『新しき女』の群」 講談社文芸文庫
    「日本文壇史24 明治人漱石の死」 講談社文芸文庫

 ・ 千玄室 「茶の精神」 講談社学術文庫

 ・ 千田夏光 「従軍慰安婦」

【そ】

 ・ 曽野綾子 「雪あかり 曽野綾子初期作品集」 講談社文芸文庫

 ・ 曽宮一念 「榛の畦みち 海辺の熔岩 現代日本のエッセイ」 講談社文芸文庫

【た】

 ・ 高井有一 「時の潮」 講談社文芸文庫

 ・ 高田好胤編著 / 野上透写真 「薬師寺への誘い」

 ・ 高橋源一郎 「さようなら、ギャングたち」

 ・ 高橋たか子 「彼方の水音」

 ・ 高橋正夫 「本居宣長 ― 済世の医心」 講談社学術文庫

 ・ 高橋貢 「古本説話集(上下)」 講談社学術文庫

 ・ 高橋義孝
    「すこし枯れた話」

    「蝶ネクタイとオムレツ」

 ・ 高群逸枝
    「女性の歴史 上下」

    「火の国の女の日記(上下)」
    「恋愛論」

 ・ 瀧井孝作 「松島秋色」 講談社文芸文庫

 ・ 滝口康彦
    「粟田口の狂女」

    「遺恨の譜」
    「恨み黒髪」
    「薩摩軍法」
    「猿ケ辻風聞
    「拝領妻始末」
    「葉隠無残」
    「謀殺」
    「落日の鷹」
    「流離の譜」

 ・ 滝田ゆう 「下駄の向くまま―新東京百景」

 ・ 武井武雄 「お噺の卵・武井武雄童話集」

 ・ 竹内好 「魯迅」 講談社文芸文庫

 ・ 武田泰淳
    「司馬遷 ― 史記の世界」

    「わが子キリスト」

 ・ 竹田真砂子 「鏡花幻想」

 ・ 武田麟太郎 「日本三文オペラ ― 武田麟太郎作品選」 講談社文芸文庫

 ・ 竹之内静雄 「先師先人 現代日本のエッセイ」 講談社文芸文庫

 ・ 太宰治 「虚構の彷徨 / ダス・ゲマイネ」

 ・ 橘蓮二・写真 高田文夫・監修 「大増補版 おあとがよろしいようで 東京寄席往来」

 ・ 田辺聖子著 岡田嘉夫・絵 「源氏たまゆら」

 ・ ダニエル レビンソン著・南 博訳 「ライフサイクルの心理学〈上下〉」 講談社学術文庫

 ・ 谷川健一 「南島論序説」 講談社学術文庫

 ・ 谷川徹三 「日本人のこころ」 講談社学術文庫

 ・ 谷崎潤一郎 「刺青・異端者の悲しみ ほか六編」

 ・ 玉城康四郎 「仏教の根底にあるもの」 講談社学術文庫

 ・ 田村圓澄 「仏教伝来と古代日本」 講談社学術文庫

 ・ 田山力哉 「小説 浦山桐郎 ― 夏草の道」

【ち】

 ・ チェーホフ著・木村彰一訳 「たいくつな話・浮気な女」 講談社文芸文庫

【つ】

 ・ 司修 「紅水仙」

 ・ 津島美知子 「回想の太宰治」

 ・ 津島佑子
   「逢魔物語」 講談社文芸文庫

   「草の臥所」
   「寵児」 講談社文芸文庫

 ・ 筒井清忠 「昭和期日本の構造 二・二六事件とその時代」 講談社学術文庫

 ・ 都筑道夫
    「新 顎十郎捕物帳2」

    「夢幻地獄四十八景」

 ・ 角田文衛 「平家後抄 ― 落日後の平家(上下)」 講談社学術文庫

 ・ 津村節子
    「智恵子から光太郎へ」
    「智恵子飛ぶ」

 ・ 鶴間和幸 「始皇帝陵と兵馬俑」 講談社学術文庫

 ・ 鶴見俊輔 「限界芸術」 講談社学術文庫

【て】

 ・ ディケンズ著 小池滋訳  「オリヴァー・トゥイスト」

 ・ 出口京太郎 「巨人 出口王仁三郎」

 ・ 寺山修司
    「思想への望郷」 講談社文芸文庫
    「ロング・グッドバイ 寺山修司詩歌選」 講談社文芸文庫

【と】

 ・ 戸板康二著・吉田千秋写真 「写真歌舞伎歳時記 秋・冬」

 ・ 戸板康二
    「グリーン車の子供」
    「小説・江戸歌舞伎秘話」
    「團十郎切腹事件」
    「松風の記憶」
    「六代目菊五郎」

 ・ ドウス昌代
    「イサム・ノグチ 宿命の越境者(上下)」

    「水爆搭載機水没事件 トップ・ガンの死」

 ・ トウベ・ヤンソン著・香山彬子訳 「彫刻家の娘」

 ・ 戸川昌子 「大いなる幻影」

 ・ 戸川幸夫 「ヒトはなぜ助平になったか」

 ・ 殿山泰司 「三文役者あなあきい伝 partU」

 ・ 土門拳 「続々風貌」

 ・ 富岡多惠子 「西鶴の感情」 講談社文芸文庫

 ・ 富永健一 「マックス・ヴェーバーとアジアの近代化」 講談社学術文庫

 ・ 豊田穣
    「革命家・北一輝 『日本改造法案大綱』と昭和維新」
    「波まくらいくたびぞ ― 悲劇の提督・南雲忠一中将」
    「飛行機王・中島知久平」

【な】

 ・ 中井英夫
    「黒鳥譚・青髯公の城」

    「とらんぷ譚 人外境通信」

 ・ 永井龍男
    「コチャバンバ行き」 講談社文芸文庫

    「へっぽこ先生その他 現代日本のエッセイ」 講談社文芸文庫

 ・ 長尾三郎
    「廃墟地獄 寺山修司」
    「魂を彫る 鑿に賭けた大仏師父子の『心の王国』」

 ・ 中川一政
    「画にもかけない」 講談社文芸文庫 現代日本のエッセイ
    「我思古人」 講談社文芸文庫 現代日本のエッセイ

 ・ 中里恒子 「閉ざされた海 中納言秀家夫人の生涯」 講談社文芸文庫

 ・ 中沢けい 「海を感じる時・水平線上にて」 講談社文芸文庫

 ・ 中島義道 「時間と自由 カント解釈の冒険」 講談社学術文庫

 ・ 中原フク述・村上護編 「私の上に降る雪は ― わが子中原中也を語る」

 ・ 中村真一郎
    「回転木馬」

    「死の影の下に」 講談社文芸文庫

 ・ 中村武志 「目白三平随筆・男はいつも孫悟空」

 ・ 中村哲 「柳田国男の思想」 (上下) 講談社学術文庫

 ・ 長崎源之助
    「あほうの星」

    「ゲンのいた谷」

 ・ 中平邦彦 「棋士-その世界」

 ・ 中山あい子 「紅椿無惨 ― 唐人お吉」

 ・ 中山義秀 「芭蕉庵桃青」 講談社文芸文庫

 ・ 那須田稔 「シラカバと少女」

 ・ 夏目漱石・櫻庭信之校注 「文学評論(全三巻)」 講談社学術文庫

 ・ 南條範夫
    「有明の別れ」

    「細香日記」
    「初恋に恋した女 与謝野晶子」
    「被虐の系譜」
    「室町抄」

【に】

 ・ 新美南吉 「童話集 花のき村と盗人たち ごんごろ鐘 ほか九編」

 ・ 西尾道子 「新約聖書の英語 現代英語を読む手引き」 講談社学術文庫

 ・ 西沢爽 「雑学 東京行進曲」

 ・ 西田豊穂 「カラー版 蝶の切手」

 ・ 西野辰吉 「秩父困民党」

 ・ 西村雄一郎 「殉愛 原節子と小津安二郎」

 ・ 西脇順三郎 「野原をゆく」 講談社文芸文庫 ― 現代日本のエッセイ

 ・ 新田次郎
    「風の遺産」

    「風の中の瞳」
    「笛師」
    「密航船水安丸」
    「鷲ケ峰物語」

 ・ 日本推理作家協会編 「中島河太郎 探偵小説辞典 江戸川乱歩賞全集(1)」

 ・ 丹羽文雄 「鮎・母の日・妻 丹羽文雄短篇集」 講談社文芸文庫

【ぬ】

【ね】

【の】

 ・ 野口武彦 「『源氏物語』を江戸から読む」 講談社学術文庫

 ・ 野口冨士男
    「しあわせ かくてありけり」 講談社文芸文庫
    「わが荷風」 講談社文芸文庫

 ・ 野坂昭如+滝田ゆう 「怨歌劇場」

 ・ 野坂昭如
    「色即回帰」

    「執念夫婦添い節」
    「とむらい師たち」
    「卍ともえ」

 ・ 野尻抱影 「星の神話・伝説」 講談社学術文庫

 ・ 野々上慶一 「高級な友情 小林秀雄と青山二郎」 講談社文芸文庫

【は】

 ・ 梅亭金鵞作 興津要校注 「妙竹林話 七偏人 (下)」

 ・ 芳賀徹 「みだれ髪の系譜」 講談社学術文庫

 ・ 萩原葉子 「輪廻の暦」 講談社文芸文庫

 ・ 橋本治 「雨の温州蜜柑姫」

 ・ 橋本克彦 「日本鉄道物語」

 ・ 花田清輝
    「アヴァンギャルド芸術」 講談社文芸文庫
    「鳥獣戯話」
    「七・錯乱の論理・二つの世界」 講談社文芸文庫

 ・ 羽仁五郎
    「教育の論理 ― 文部省廃止論」

    「都市の論理 〈第二部〉 現代の闘争」

 ・ 馬場あき子 「式子内親王」

 ・ 浜田廣介 「浜田廣介童話集」

 ・ 浜野卓也 「新美南吉の世界」

 ・ 早川孝太郎 「花祭」 講談社学術文庫

 ・ 
林京子
    「無きが如き」 講談社文芸文庫
    「やすらかに今はねむり給え | 道」 講談社文芸文庫

 ・ 林丈二 「イタリア歩けば…」

 ・ 林青梧 「満鉄特急あじあ物語」

 ・ 林芙美子 「茶色の眼」 講談社文芸文庫

 ・ 早船ちよ 「キューポラのある街」(全5巻)

 ・ 原勝郎 「東山時代に於ける一縉紳の生活」 講談社学術文庫

 ・ 半村良 「講談 碑夜十郎〈上下〉」

【ひ】

 ・ ピーター ミルワード著 安西徹雄訳 「シェイクスピア劇の名台詞」 講談社学術文庫

 ・ ビアス 中西秀男訳 「ビアス怪談集」

 ・ 日浦勇 「海をわたる蝶」 講談社学術文庫

 ・ 檜垣立哉 「西田幾多郎の生命哲学」 講談社学術文庫

 ・ 東君平 「100杯目の水割り」

 ・ 樋口清之 「日本女性の生活史」 講談社学術文庫

 ・ 久生十蘭 「久生十蘭『従軍日記』」

 ・ 姫野カオルコ 「ああ、懐かしの少女漫画」

 ・ 平井富雄 「禅と精神医学」 講談社学術文庫

 ・ 平岡正明
    「志ん生的、文楽的」

    「山口百恵は菩薩である」

 ・ 平川祐弘 「夏目漱石 非西洋の苦闘」 講談社学術文庫

 ・ 平野威馬雄 「レミは生きている」

 ・ 広石廉二 「解説遠藤周作のすべて」 遠藤周作文庫

 ・ 広岡敬一 「ストリップ慕情 ― 浅草・吉原ロマネスク」

 ・ 広瀬仁紀 「薩南の鷹 ― 人斬り半次郎異伝」

 ・ 広津和郎
    「年月のあしおと(正続)」

    「続 年月のあしおと(上下)」 講談社文芸文庫

 ・ 広津桃子 「石蕗の花 ― 網野菊さんと私」 講談社文芸文庫

【ふ】

 ・ 福島正実編 「千億の世界 海外SF傑作選」

 ・ 福永武彦・中村真一郎・丸谷才一 「深夜の散歩 ― ミステリの愉しみ」

 ・ 福永武彦
    「辰雄・朔太郎・犀星 ― 意中の文士たち(下)」 講談社文芸文庫 現代日本のエッセイ
    「塔」
    「夜の三部作」

 ・ 復本一郎 「芭蕉の言葉 『去来抄』〈先師評〉を読む」 講談社学術文庫

 ・ 冨士信夫 「私の見た東京裁判(上下)」 講談社学術文庫

 ・ 藤枝静男 「空気頭・欣求浄土」

 ・ 藤原審爾 「花氷〈上下〉」

 ・ 二木謙一 「合戦の文化史」 講談社学術文庫

 ・ 舟橋聖一
    「芸者小夏」 講談社文芸文庫
    「悉皆屋康吉」 講談社文芸文庫

 ・ 古山高麗雄 「小さな市街図」

 ・ フラナー・ジャネット著 吉岡晶子訳 「パリ点描 1925ー1939」 講談社学術文庫

 ・ フランクリン著 斎藤正二訳 「フランクリン自伝」

 ・ ブラントーム著 鈴木豊訳
    「好色女傑伝 (上)」

    「好色女傑伝 (上)」 講談社文芸文庫

【へ】

【ほ】

 ・ 堀川惠子 「死刑の基準 『永山裁判』が遺したもの」

 ・ 堀川惠子・小笠原信之 「チンチン電車と女学生 1945年8月6日・ヒロシマ」

 ・ 堀越二郎 「零戦 その誕生と栄光の記録」

 ・ 本田靖春
    「『戦後』美空ひばりとその時代」

    「評伝 今西錦司」

【ま】

 ・ 前川康男 「魔神の海」

 ・ 前谷惟光 「ロボット三等兵 2」 講談社漫画文庫

 ・ 前間孝則
     「ジェットエンジンに取り憑かれた男」

     「マン・マシンの昭和伝説 (上下) ― 航空機から自動車へ」

 ・ 正岡子規 「俳人蕪村」 講談社文芸文庫

 ・ 升田幸三 「升田将棋勝局集」

 ・ 町田甲一 「大和古寺巡歴」 講談社学術文庫

 ・ 松井覚進 「永仁の壷 偽作の顛末」

 ・ 松井孝典 「惑星科学入門」 講談社学術文庫

 ・ 松下竜一
     「潮風の町」

     「豆腐屋の四季 ― ある青春の記録」

 ・ 松谷みよ子 「日本の伝説 (上下)」

 ・ 松永伍一 「私のフィレンツェ」

 ・ 松原泰道 「同行二人 ― 西国三十三ヵ所めぐり」 講談社学術文庫

 ・ 松本清張
     「北一輝論」

     「彩色江戸切絵図」
     「写楽の謎の『一解決』」
     「紅刷り江戸噂」

 ・ 松山樹子 「バレエの魅力」

 ・ 丸木位里 / 丸木俊 「原爆の図」

 ・ 丸谷才一
   「闊歩する漱石」

   「日本文学史早わかり」 講談社文芸文庫

 ・ 丸山圭三郎 「言葉・狂気・エロス 無意識の深みにうごめくもの」 講談社学術文庫

 ・ 丸山健二 「夏の流れ・正午なり」

【み】

 ・ 三浦哲郎
    「踊子ノラ」

    「随筆集 下駄の音」
    「随筆集 春の夜航」
    「野」 講談社文芸文庫
    「夕雨子」

 ・ 三上参次 「江戸時代史(七)」 講談社学術文庫

 ・ 三木紀人 「鴨長明」 講談社学術文庫

 ・ 三島由紀夫
    「太陽と鉄」
    「剣」

 ・ 水上勉
   「才市・簑笠の人」 講談社文芸文庫

   「壺坂幻想」 講談社文芸文庫

 ・ 皆川博子
    「トマト・ゲーム」

    「花櫓」
    「冬の旅人(上下)」

 ・ 三宅英利 「近世の日本と朝鮮」 講談社学術文庫

 ・ 宮田珠己 「ふしぎ盆栽ホンノンボ」

 ・ 宮本又次
    「大阪商人」 講談社学術文庫

    「豪商列伝」 講談社学術文庫

 ・ 三輪太郎 「死という鏡 この30年の日本文芸を読む」

【む】

 ・ 棟方志功 「板散華」 講談社文芸文庫 現代日本のエッセイ

 ・ 村上重良 「日本宗教事典」 講談社学術文庫

 ・ 村上信彦
    「服装の歴史〈一〉キモノが生れるまで」

    「明治女性史〈一〉文明開化」
    「明治女性史〈四〉愛と解放の胎動」

 ・ 村山槐多・酒井忠康編 「槐多の歌へる 村山槐多詩文集」 講談社文芸文庫

 ・ 室生犀星 「かげろうの日記遺文」 講談社文芸文庫

【め】

【も】

 ・ 森敦 「われもまた おくのほそ道」 講談社文芸文庫

 ・ 森田悌 「王朝政治」 講談社学術文庫

 ・ 森本哲郎 「夢二の小徑」


 ・ 森本元子 「讃岐典侍日記 全訳注」 講談社学術文庫

 ・ 森山英一編著 「古写真大図鑑 日本の名城」 講談社プラスアルファ文庫

【や】

 ・ 矢島渚男 「白雄の秀句」 講談社学術文庫

 ・ 安岡章太郎
    「私説聊斎志異」

    「走れトマホーク」

    「僕の昭和史」(全三巻) 
    「もぐらの言葉」
    「流離譚 上下」 講談社文芸文庫

 ・ 保田與重郎 「日本の橋」 講談社学術文庫

 ・ 安原喜弘著・編 「中原中也の手紙」 講談社文芸文庫

 ・ 柳田國男
    「口承文芸史考」 講談社学術文庫

    「明治大正史 世相篇」(上下) 講談社学術文庫

 ・ 矢野健太郎 「幾何の発想」 講談社学術文庫

 ・ 矢野誠一 「落語手帖 ― 梗概・成立・鑑賞・藝談・能書事典」 講談社+α文庫

 ・ 山内昌之 「瀕死のリヴァイアサン ― ロシアのイスラムと民族問題」 講談社学術文庫

 ・ 山岡荘八 「豊臣秀吉 異本太閤記」(全六巻)

 ・ 山川方夫 「親しい友人たち」

 ・ 山口正介 「正太郎の粋 瞳の洒脱」

 ・ 山口昌男 「道化の宇宙」

 ・ 山口瞳
    「血涙十番勝負」

    「続 血涙十番勝負」
    「単身赴任」

 ・ 山崎庸佑 「ニーチェ」 講談社学術文庫

 ・ 山中恒 「ボクラ少国民」

 ・ 山本健吉 「俳句の世界」 講談社文芸文庫

 ・ 山本七平 「日本人の人生観」 講談社学術文庫

 ・ 山本有三 「波」

【ゆ】

 ・ 湯川秀樹 「自己発見」

【よ】

 ・ 吉岡忍 「放熱の行方 ― 尾崎豊の3600日」

 ・ 吉川潮
    「江戸前の男 春風亭柳朝一代記 吉川潮芸人小説セレクション 第一巻」 ランダムハウス講談社文庫
    「浮かれ三亀松 吉川潮芸人小説セレクション 第三巻」 ランダムハウス講談社文庫

    「本牧亭の鳶 吉川潮芸人小説セレクション 第五巻」 ランダムハウス講談社文庫

 ・ 吉川英明 「父 吉川英治」

 ・ 吉田敦彦 「オイディプスの謎」 講談社学術文庫

 ・ 吉田健一 「乞食王子」 講談社文芸文庫 ― 現代日本のエッセイ

 ・ 吉野裕子 「天皇の祭り」 講談社学術文庫

 ・ 吉見俊哉 「万博と戦後日本」 講談社学術文庫

 ・ 吉村昭
    「月夜の記憶」 講談社文芸文庫
    「日本医家伝」

 ・ 吉行淳之介
    「菓子祭・夢の車輪」 講談社文芸文庫
    「石膏色と赤」

 ・ 吉行理恵 「記憶のなかに」

【ら】

【り】

 ・ 瀧亭鯉丈 興津要=校注 「花暦八笑人 (上下)」

【る】

【れ】

 ・ レヴィ=ストロース著 室淳介訳 「悲しき南回帰線」(上)

【ろ】

 ・ 魯迅著 駒田信二訳 「魯迅作品集」

 ・ ロデリック・ナッシュ、グレゴリー・グレイヴズ著 足立康訳 「人物アメリカ史 (上下)」 講談社学術文庫

【わ】

 ・ 和田誠
    「シネマッド・ティーパーティ」

    「落語横車」

 ・ 渡辺茂男 「寺町三丁目十一番地」

【アルファベット】

 ・ A.B.ミットフォード著・長岡祥三訳 「ミットフォード日本日記 英国貴族の見た明治」 講談社学術文庫

 ・ D.、スチュアート 上村巌訳 「裸のローレンス(上下) ― アラビアのローレンスの虚像と実像」

 ・ T・ブルフィンチ 佐渡谷重信訳 「ギリシア神話と英雄伝説(上下)」 講談社学術文庫

 ・ V.v. ヴァイツゼッカー著 木村敏・大原貢訳 「病因論研究 ― 心身相関の医学」 講談社学術文庫

 ・ W・アービング著 江間章子訳 「アルハンブラ物語」

【その他】

 ・ 少年倶楽部文庫


 ・ 
講談社大衆文学館・文庫コレクション

 ・ 
吉川英治文庫・旧版

 ・ 
国枝史郎伝奇文庫 全28巻

 ・ 
講談名作文庫 第1期16冊

 ・ 
落語文庫 全18巻


*講談社文庫刊行の辞

 二十一世紀の到来を目睫に望みながら、われわれはいま、人類史上かつて例を見ない巨大な転換期をむかえようとしている。
 世界も、日本も、激動の予兆に対する期待とおののきを内に蔵して、未知の時代に歩み入ろうとしている。このときにあたり、創業の人野間清治の「ナショナル・エデュケイター」への志を現代に甦らせようと意図して、われわれはここに古今の文芸作品はいうまでもなく、ひろく人文・社会・自然の諸科学から東西の名著を網羅する、新しい綜合文庫の発刊を決意した。
 激動の転換期はまた断絶の時代である。われわれは戦後二十五年間の出版文化のありかたへの深い反省をこめて、この断絶の時代にあえて人間的な持続を求めようとする。いたずらに浮薄な商業主義のあだ花を追い求めることなく、長期にわたって良書に生命をあたえようとつとめるところにしか、今後の出版文化の真の繁栄はあり得ないと信じるからである。
 同時にわれわれはこの綜合文庫の刊行を通じて、人文・社会・自然の諸科学が、結局人間の学にほかならないことを立証しようと願っている。かつて知識とは、「汝自身を知る」ことにつきていた。現代社会の瑣末な情報の氾濫のなかから、力強い知識の源泉を掘り起し、技術文明のただなかに、生きた人間の姿を復活させること。それこそわれわれの切なる希求である。
 われわれは権威に盲従せず、俗流に媚びることなく、渾然一体となって日本の「草の根」をかたちつくる若く新しい世代の人々に、心をこめてこの新しい綜合文庫をおくり届けたい。それは知識の泉であるとともに感受性のふるさとであり、もっとも有機的に組織され、社会に開かれた万人のための大学をめざしている。大方の支援と協力を衷心より切望してやまない。
 一九七一年七月 野間省一

*「講談社学術文庫」の刊行に当たって

 これは、学術をポケットに入れることをモットーとして生まれた文庫である。学術は少年の心を養い、成年の心を満たす。その学術がポケットにはいる形で、万人のものになることは、生涯教育をうたう現代の理想である。
 こうした考え方は、学術を巨大な城のように見る世間の常識に反するかもしれない。また、一部の人たちからは、学術の権威をおとすものと非難されるかもしれない。しかし、それはいずれも学術の新しい在り方を解しないものといわざるをえない。
学術は、まず魔術への挑戦から始まった。やがて、いわゆる常識をつぎつぎに改めていった。学術の権威は、幾百年、幾千年にわたる、苦しい戦いの成果である。こうしてきずきあげられた城が、一見して近づきがたいものにうつるのは、そのためである。しかし、学術の権威を、その形の上だけで判断してはならない。その生成のあとをかえりみれば、その根は常に人々の生活の中にあった。学術が大きな力たりうるのはそのためであって、生活をはなれた学術は、どこにもない。
 開かれた社会といわれる現代にとって、これはまったく自明である。生活と学術の間に、もし距離があるとすれば、何をおいてもこれを埋めねばならない。もしこの距離が形の上での迷信からきているとすれば、その迷信をうち破らねばならぬ。
 学術文庫は、内外の迷信を打破し、学術のために新しい天地をひらく意図をもって生まれた。文庫と言う小さい形と、学術という壮大な城とが、完全に両立するためには、なおいくらかの時を必要とするであろう。しかし、学術をポケットにした社会が、人間の生活にとってより豊かな社会であることは、たしかである。そうした社会の実現のために、文庫の世界に新しいジャンルを加えることができれば幸いである。
 一九七六年六月 野間省一




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